思わぬ成長
◆◆◆◆◆◆
「食べた、食べた!」
俺はあれから腹が膨れるまで、スライムを探しては食べ、探しては食べ、を繰り返していた。そして、数十匹ものスライムを食べて初めて俺の空腹は収まった。
そして俺は、空腹が収まったら急に睡魔に襲われ眠りについた。
◆◆◆◆◆◆
「なんだこの状況?」
俺は起きるとスライム十匹ほどに囲まれていた。そのスライム達は一様にこちらの様子をうかがいながら攻撃しようとしているようだ。
俺は慌てて逃げようとしたが、目の前に朝ご飯があるのに逃げる必要はないか、と思い、振り返り、スライムの一匹に飛びつき......食べた。
周りのスライムは少しひるんでいたが、動けるものから、俺に体当たりをしてきた。
俺はよけようとしたが、数が多くよけきれず何匹かに当たってしまった。
しかし、全然痛くな買ったので、それからは攻撃を気にせず、攻撃してきたスライムから順に食べて行った。
スライムを食べ終わり、俺は一回ポテンシャルを確認してみる事にし、意識を集中させた、すると、やはり目の前に何かが出た。
●●●●●●
LV:23 経験値:310/520
名前:大森 暁
種族:ゴブリン(小鬼)
魔法:
加護:×××の加護
スキル:【捕食】【鑑定】
称号:【食らうもの】
●●●●●●
「......へ?」
なんでだ? スライム一匹で経験値1のはずなのになんでこんなにレベルが高いんだ? と不思議に思い、何が原因かを考えていくと、思い当たることが一つしか無かった。
「当然食べたせいだよな......」
そう、俺がずっとスライムを食べていたことが原因だと思われる、というかそれしかない!
おそらく、スキルの【捕食】がもたらした影響だろう。ということは、このスキルは食べたものの経験値をものすごく多くしてくれるというものなんだろう。
俺はそう考えこれ以上の発見はないと思い洞窟の奥へと食べ物を求めて進んでいった。




