訓練所
◆◆◆◆◆◆
「なかなかいないな」
俺が影空間を覚え始めたときから3日がたった。そして、その3日の間に俺は影空間と雷魔法のスパークとザンダーボルトを覚え、今は森の中で練習相手を探している。
そんな時、森から2匹のゴブリンが出てきた。
「お! よし行くぜ。”我が求るは小さき雷、スパーク!!” 」
俺がそう唱えると手から小さい雷が出てきたて、ゴブリンにむかっていったが、
「......外れた......いやまだだ。”我が求るは小さき雷、スパーク!!”」
俺の放ったスパークは外れたが、2回目を打つと見事にゴブリンに当たり、吹き飛ばした。ゴブリンは木にぶつかり、息絶えた。
「よし! 次だな、”我が求るは雷、サンダーボルト!!”」
俺はもう一つの魔法サンダーボルトをゴブリンに向けてはなった。すると、スパークより大きな雷が手から放たれ、今度は外すことなくゴブリンに当たり、丸焦げにした。
「サンダーボルトすごいな......」
俺はスパークとサンダーボルトの威力の違いに驚いた。
「う~~ん。命中力を高めるのが今後の課題だな」
俺はその後今後の課題を決め、練習のために森の奥へと入っていった。
◆◆◆◆◆◆
俺が魔法の練習を始めた次の日、俺はギルドに訓練場を借りるために行った。
「あの、訓練場を借りてもいい?」
「はい。いいですよ。教官がいるので教えてもらうといいと思いますよ」
「へ~そうなんだ。じゃぁ借りるね。ありがとう」
俺は受付のお姉さんにそう言い、訓練場に向かった。
訓練場に付くと、数人の冒険者と教官と思われる人が数人いた。
そして俺は、その教官の一人に話しかけた。
「あの、訓練をしたいんだが」
「ん? ああ、いいぞ」
俺がそう言うと、その教官は俺に許可をだした。そして、
「暇なら剣を教えてもらいたいんだが」
「ああ、いいぞ。まずはお前の実力を見てやる。かかってこい」
俺は剣を教えてもらうために教官にまた声をかけた。だってそうだろう、俺は剣など使ったことがないのだから教えてもらうほうがいい。
俺が剣を教えてほしいというと、その教官は俺に向かって木剣を構えた。そして、俺も立てかけてあった木剣を構え、教官に向かっていった。
俺が教官に向かっていき、しばらく打ち合っていると教官から 止め! という合図がかかった。
「よし、もういいだろう」
「ああ。」
「お前は、動きはとてもいい、身体能力が高いんだろうな。だが。剣は全く駄目だ。お前は今までどのようにして戦ってきたんだ?」
教官が俺にそう聞いてくるので、俺は正直に答えることにした。
「今までは武器なしの体だけで戦ってきた」
「そうか、ここには格闘で戦う教官もいる。そいつの方がお前にはあっているかもしれないぞ?」
「いや、格闘だけじゃダメなんだ。だから剣を教えてくれ」
「そうか、わかった。剣を教えよう。だが、俺の特訓は厳しいぞ」
「ああ、頑張るよ」
「おう! じゃあ明日から訓練開始だ。明日も来いよ」
教官はそういうと、他の冒険者のところに行こうとしたが、俺はそれを行きとめた。
「分かった。それと、もうひとついいか?」
「なんだ?」
「一応、その格闘を教えている教官にも俺のことを話していてもらえないか」
俺がそういうと、不思議そうに教官が聞いてきた。
「いいが、どうしてだ?」
「格闘も今は我流だからな、一応教えてもらいたいんだ」
俺がそういうと、教官は少し呆れて言ってきた。
「お前な......分かったよ。だが俺の訓練についてこられたら格闘の訓練もできるようにしてやる。それでいいな?」
「ああ、それでいい」
俺がそう答えると、教官は今度こそ他の冒険者のところに行った。




