狼の群れ
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俺は水分を求め、森の奥へ進んでいくと、木が開けている場所を見つけた。そこには、ブラックウルフたちが30匹ほど集まっていた。どうやら、ブラックウルフたちの群れのようだ。
その光景に俺は歓喜した。それもそのはず、水分を求めて歩いていたら、水分の塊が目の前にいっぱい現れたのだ、これは喜ばずにはいられない。
俺は水分のことしか考えていないまま、ブラックウルフの群れへ走っていき、一番手前の一匹をつかみ取り、首を引きちぎり、噴き出る血を浴びるように飲んだ。
当然、ブラックウルフたちが、俺がすべての血を飲み終わるのを待ってくれるはずもなく、一斉に攻撃してきた。
俺は、飲んでいる途中のブラックウルフを、一番前で攻撃してくるブラックウルフに向けて投げ、攻撃をかわしながら反撃をしていった。
だが、数の暴力には勝てず、だんだんと俺の体に傷が増えていき、やがて俺は地面に倒れた。
俺が負けたのか......いや、認めない! 俺は狩られる側じゃない、狩る側の存在だ!
俺がそう思っていると、急に体に今までに味わったことがないような大きな力があふれ出した。
俺はその力に歓喜し、ブラックウルフたちを一方的になぶり殺しにしていく、ブラックウルフたちは悲鳴を上げるように、叫んでいた。
すると、どうしたことか、今まで俺に攻撃していたブラックウルフたちが後ろに下がっていく、なぜだ? と思いながらも、そのブラックウルフたちを追撃していこうと足を踏み出した俺の前に、赤黒い毛をした一匹の狼飛び出してきた。
俺は初めて見る魔物だったので、その狼のステータスを確認してみた。
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LV:32 経験値:57/300
名前:
種族:ブラッドウルフ(狼)
魔法:
スキル:【駿足】
称号:《狼の群れの長》
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俺はブラッドウルフのステータスを確認した後、名も考えず、ブラッドウルフに殴り掛かった。
すると、その攻撃はかわされてしまい、逆に攻撃された。そのブラッドウルフの攻撃に連携するように、ブラックウルフたちも俺に襲い掛かってきた。
俺はそのブラックウルフたちを殴り飛ばし、ブラッドウルフにも攻撃していく。
だが、長期戦になるかと思われた俺とブラックウルフの群れの戦いは、あっけなく終わった。
なぜなら、俺に噛みつこうとしたブラッドウルフの頭を捕まえ、握りつぶし殺したからだ。そして、群れの長がやられたことで、群れの士気が落ち俺が追い打ちをかけていくと、あっけなく全滅したからだ。
俺は辺りに転がっている、ブラッドウルフの死体とブラックウルフたちの死体をつかみ、その体から血を吸いだし、血がなくなったものから食べ始めた。
しばらくし、俺がすべてのブラックウルフたちを食べ終わるごろには、俺の頭は冷静になっていた。
そして、食べ終わると、俺は何が原因であんなに力が湧いていたのかを考え始め、新しいスキル【狂乱】が原因ではないかと思い至り、ステータスを確認することにした。
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LV:38 経験値:138/700
名前:大森 暁
種族:オーガ(大鬼)
魔法:
加護:×××の加護
スキル:【捕食】【鑑定】【麻痺無効】【剛腕】【狂乱】
称号:《食らうもの》《ダンジョン踏破者》
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確認したはいいが確かめようがないので、も考えるのをやめた。
そして、喉を十分に潤せた俺は、少し休憩したら、また森の奥を目指すことにし、休憩を開始した。
そこに、草むらからガサガサと音がして、何かが出てきた。そして、その何かは辺りに血が飛び散っている広場を見て驚愕して声をだした。
「狼がいない? それに狼の群れがいたはずなのに血だまりになっている。これはいったいどうなっているんだ?」
草むらから出てきたその声の主は............一匹のゴブリンだった。




