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異世界転生(魔物)  作者: 椿
洞窟
12/28

リベンジ成功・そして2回目の進化

◆◆◆◆◆◆


 俺がファイアリザードに再び負け、強くなることを決意した日から、早くも一か月が過ぎた。

 その間には特に変わったことはなく、ただただ強くなるためにレベルを上げていた。そんな俺の今のステータスはこれだ。


 ●●●●●●


 LV:83 経験値:680/4000

 名前:大森 暁

 種族:ボブゴブリン(鬼)

 魔法:

 加護:×××の加護

 スキル:【捕食】【鑑定】【麻痺無効】

 称号:《食らうもの》


 ●●●●●●


 どうよ! 結構強くなっただろ


 俺はそんなことを思い、だいぶ強くなった自分のステータスに強気になっていた。


 今俺は、道で拾ったスライムを食べながら散策を続けていた。

 そして、俺は曲がり角の道に当たり、角を曲がったとき驚愕した。なぜなら、そこには、あの憎きファイアリザードがいたからだ。

 俺は必死に逃げようと思い踵を返そうとした。だが、ファイアリザードは、逃げようとする俺に火を吐いてきた。

 俺はギリギリその火を避け、牽制のつもりで拳をファイアリザードの顎に当てた。

 すると、思わぬことに、ファイアリザードが悲鳴を上げたのだ。そのことに、俺は攻撃が通ったことがわかり、今の俺でもファイアリザードに勝てるのではないかと思った。そして俺はファイアリザードに、追い打ちが如く拳を握り直し攻撃した。

 しかし、その拳はファイアリザードに避けられ空を切った。そして、ファイアリザードの悲鳴の代わりに、ファイアリザードの尻尾が俺に向かってきた。

 俺はその攻撃をもろに受けてしまい、最初に戦った時のように、体が思うように動かなくなってしまった。

 俺は周囲に何かないかと見回してみたが、今回はなにも見当たらなかった。

 俺は絶望しそうになったが、何とか持ちこたえ、起き上がろうとしたときに、ファイアリザードのブレスが俺を襲った。その攻撃を受けた俺は、何とか死にはしなかったが、もう体にあまり力が入らなかった。

 そんな、動けない俺に、ファイアリザードがゆっくりと近づいてきて、俺に向かって口をあけた。

 その時、俺の中で何かが閃き、俺は最後の力を振り絞り、ファイアリザードの咢を避け、ファイアリザードの体に噛みついた。

 すると、ファイアリザードはさっきまでの余裕の態度を一変させ、激しく暴れまわった。だが、俺は暴れまわるファイアリザードから、決して離れなかった。

 俺が噛みついたままでいると、しだいにファイアリザードの動きが遅くなっていき、しばらくして、力なく地面に倒れた。そして、俺は動かなくなったファイアリザードを必死で食べ始めた。

 そして、俺が、ファイアリザードを食べ終わると、俺の体が光り始めた。


 ”レベルが100に達しました。進化の条件を満たしているので『コボルト』もしくは『オーガ』に進化できます。進化しますか? [YES/NO]”


 ”×××によりYESが選択され、『オーガ』が選ばれましたので、これから『オーガ』への進化を開始します。”


 ......ハ? またなのか!? ってかいい加減×××って誰か教えろよーー!!


 俺は、そう心の中で叫び、意識を手放した。









 ◆◆◆◆◆◆


 「......ん。 .........ハ~~~~」


 俺は、起きると同時に進化するときのことを思い出し、深いため息をついた。

 だが、悩んでも仕方がないので、そんな気持ちを変えるためにステータスをチェックすることにした。


 ●●●●●●


 LV:1 経験値:0/25

 名前:大森 暁

 種族:オーガ(大鬼)

 魔法:

 加護:×××の加護

 スキル:【捕食】【鑑定】【麻痺無効】【剛腕】【狂乱】

 称号:《食らうもの》《ダンジョン踏破者》


 ●●●●●●


 なんかスキル増えてるな。


 俺はそれだけ思い、これからどうするかを考え始めた。


 ファイアリザードは倒したし、この洞窟にはあの4種しか魔物がいないみたいだから、これからどうしようかな。


 と、しばらく考え、俺が出した結論は、


 よし! 洞窟を出よう!!


 ということだった。


 

 

 

 

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