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歯車が動き出す日 (プロローグ)
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キューーーー! ガン!!
その日、俺は......死んだ.........。
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「奏! ......夢か」
俺が目を覚ますと服が寝汗でぬれていた、気持ち悪い、最悪の気分だ。
「今になってもあの夢を見るとはな......」
その日俺は、高校生の時女の子をかばって幼馴染が死んだ日の事を夢に見たせいで、助けられなかった自分への嫌悪の気持ちでいっぱいになっていた。
そんな感傷に浸っていると、大学に行かなくてはいけない時間になっていたことに気づき、俺はそのままの気分で大学に向かっていった。
俺の名前は大森暁、容姿は少し厳つい感じの目つきをしている、幼馴染の橘奏には「その目つきが直ればイケメンなのにね」とよく言われたものだ。俺は今、地元の大学に通っている。
奏がいなくなってから何にもやる気が出せないまま、何の目的も作らずに適当に決めて入った大学なのであまりやる気もでず、ただ通うだけの毎日を過ごしている。
その日も、俺はいつものように大学に通った。だが、いつもと違うことが二つあった。
一つ目は、俺が奏の夢を見て、感傷に浸っていたこと。
そして、二つ目は、事故にあいそうな子供がいたことだ......。




