ダルマサンガコロンダ 8
挿絵は入れませんでした。めんどくさいし…。
作者が描いたクソみたいな絵、見たくないでしょ?
恐怖と圧迫感で目が覚めたキュリウム。そこには月明かりに照らされて、妖しく光る鎌があり、それを持っている少女がいた。
キュリウム「きゃああああああ!!」
その悲鳴に、ラグとフロシアが飛び起きる。
そしてすぐさま剣を構え、臨戦態勢に。
しかし少女は襲ってこない。キュリウムはラグの後ろにくっついて、震えながら小さな声で話す。
夢の中の少女が現実に出てきた、と。
大きな鎌、黒いマント、ケモノ耳の付いたフード。
まるでフロシアのキツネ耳でも見てるかのような姿に、二人は気を緩めた。
ラグ「…あなたは?」
少女「…」
おまけに無口ときた。その点でもフロシアにそっくりである。
しかし、銀色に照らされる髪はラグにそっくりである。
少女「…死神」
ラグ「名前は?」
少女「…」
髪の奥で光る、燃えるように赤い目。
ラグ「無いんですか?」
キュリウム「なんで私の夢から出てきたんですかぁ…?」
少女「…出て来たんじゃない」
ラグ「と言うと?」
少女「…私が夢の中へ入っていた」
フロシア「なぜ」
少女「…死神は死なない。…死ぬのもいるけど、それはほんの一部」
ラグ「死なないから退屈していたと?」
少女「…そう」
フロシア「私たちに危害を加えるなら、切る」
少女「危害を加えるつもりは…ない」
二人は武器をしまい、自己紹介。
キュリウムは未だラグの後ろで震え、隠れている。
少女「…」
ラグ「名前がないんでしたね」
少女「ヤミナ」
ラグ「あるんですか…」
ヤミナ「…」
重大発表。…何回もしてる気がするけど…。
『壊レタ夏』更新だけして、続きをまったく書いていないため、ストックがありません。
さらに言うと、続きを書く気さえありません。
打ち切り という形は避けたいので、何らかの方法で近いうちに終わらせます。
その代わり、新しい小説を書いているので、お楽しみに。