ダルマサンガコロンダ 7
こっちも更新忘れてた…。すいません。
またもや物音に目が覚めるキュリウム。廊下からペタペタと足音が聞こえてくる。
「来ないで来ないで」布団に潜り、震えて祈る。
しかし、その祈りも空しく、足音はこの部屋の前で止まる。
僅かな音を立てて扉が開く。ペタ…と一歩部屋の中へ入ってくる足音。
次の瞬間、物凄い速さで剣を振る音が聞こえる。
同じく、足音で起きたフロシアが寝たフリをしつつ剣を構えていたのだ。
立て続けに、ラグも魔法で加戦。ただし宿を壊さない程度に。
が、侵入者は怯むことなく、持っていた武器でフロシアの足を狙った。
その武器のリーチにより避けることができず、太ももから下をスッパリ切り落とされてしまった。
赤い血が辺り一面にほとばしる。痛みに悶絶し、身動きが取れない。
そんな彼女を戦力外と見たのか、狙いをラグへと変更した。
キュリウムは部屋の隅に行き、侵入者から距離をとっている。
侵入者「みんな、みんな、ダルマさん、ダルマさん」
鎌を振り、ラグの足を狙う。機動力を奪って戦えなくするのがお好きらしい。
ヒョイとその攻撃を避けると、周りの物が綺麗に粉々になる。
さらに、鎌を振った反動で後ろを向くと、フロシアの腕を切り落とす。
血の池が血の海に変わる。
侵入者「ダルマさん、一つ、出来上がり」
少女はぬるりと血の付いた大鎌を、再度ラグめがけて振る。
しかし狙いが外れ、脚ではなく胴を切り、内臓が飛び出す。
二つの血の海が合体し、大きな海を作る。
少女「失敗、失敗」
でも次は失敗しない、という目で武器を構える。
『ダルマ』になったフロシアと上と下で真っ二つにされたラグを見て、キュリウムは動けなかった。
少女「腕と脚、上と下、右と左」
大きな鎌をキュリウムめがけ縦に振る。脳やら何やらが飛び出して、床を汚す。
鎌から、体から血を垂らしつつ、少女は微かに笑った気がした。
パソコン変えたらミスタッチが7割増。
使いにくい。一向に慣れない。