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壊レタ夏  作者: 狂風師
15/57

ability

エリーの出番あんまり無し。

 ラグコワイ…。ラグ様コワイ…。


ラグ「ありがとうございますね」


ひろし「は、はいぃっ!!」


 相も変わらずエリーは俺の手を握り締めて、ビクビク震えている。





 それから1時間近くラグの機嫌を取っていた。


 すると、どこに向かっているのだろうかと思って、ふと聞いてみた。


ひろし「あの、ラグ様どちらへ?」


ラグ「様って…そんなに偉くないですよ」


 『そんなにってどんなにだよ…』ってツッコミたかったがやめた。


ラグ「どこって、どこでしょう?」


ひろし・エリー「…」


 気分がだだ下がりだぜ…まったくよ…。


ひろし「はぁ~」


 思わず溜め息…。


ラグ「溜め息つくって、ひろしは目的があるのですか」


 『溜め息すら出る状況って事だよ。それに目的なんてあるわけないだろ、バーカ』


 と、俺は心の中で言ってやった。するとラグが…


ラグ「むぅ。バカなんて酷いですよ」


 っと怒って言った。


ひろし「こ、心を読んだのか!?」


ラグ「そうです」


ひろし「そうですって…そんなにさらりとした事なの?」


ラグ「私たちの種族の中でも上位の者しか出来ません」


ひろし「ふぅん…。(何だよ! 怖いよ! はっ!! そしたらこの考えも読まれてる訳で…そしたら…)」


ラグ「怖がらなくても、心を読むのは私の意志で出来るので、別に読めなくも出来ます」


エリー「ところでさ、私たちの種族って?」


ラグ「魔術師です」


 …魔術師って…おいおい。かなり後半の…。いや、何でもない。


ひろし「つまり何だ。魔法が使えるって事か」


ラグ「それはもちろんです。爆発とか、回復とか、召喚術とか」


エリー「召喚術!? 見たい見たい!」


 1時間前まで俺の手を握ってビクビクしてた奴のセリフじゃないぜ、それ。


 まあ、仲良くなるのはいいけどさ。


ラグ「出来ますけど、色々と準備が必要ですし…」


エリー「そんなのいいからさ。簡単なのやってよ」


ラグ「でも…」


エリー「いいからいいから。お願いっ!」


 …ラグが困ってるが、助けるべきだろうか?


 正直、俺も召喚術見たいし。

今回も友人が半分くらい書いてくれてよ! やったねたえちゃん!


ラグの『心を読む程度の能力』は東方を知ってか知らずか…。


ちなみに、ここには書いてないものの、下書きでは Σ( ゜д゜ )はっ!


などが普通に使われています。

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