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壊レタ夏  作者: 狂風師
12/57

彼の名はひろし

元ネタは『彼の名はエイジ』でググるとわかります。

彼女「ラグちゃんの属性とかいいからさー。私の名前はー?」


 まだ言ってやがる…。


 というか、RPG風なはずなのに、冒険が全く進んでいないんだけど…。


 名前を決めるだけで、どんなに引っ張るつもりなの?


ラグ「どういった名前がいいんですか?」


彼女「カタカナでかわいいの」


俺「かわいいのって…お前が…」


 瞬間、俺に脳天直撃チョップが飛んできた。


 当然、避けれるわけも無く…。


ラグ「……あの」


彼女「いいのよ。あんな奴どうでも」


 地面で悶え苦しんでいる俺を無視して会話を続ける2人。


 ラグの方は心配してくれてるのか、チラチラとこちらを見てくれるが


 もう片方は無関心。お前がやったクセによぉ!


彼女「名前どーしようかなぁ。私の名前が絵理だからぁ…」


ラグ「エリィ?」


彼女「それいいね! 私の名前はエリーで決定!」


ラグ「それで…あの…」


 ラグは、未だに悶えてる俺を見て言った。これであのチョップが、どれだけの威力なのかお分かり頂けただろう。


 ちゃんと心配してくれてるんだな…。嬉しくて涙が出るぜ。別の意味でもう出てるけども。


エリー「いつまで寝てんの? さっさと行くわよ、ひろし」


俺「ちょ、ちょっと待て。俺の名前ってひろしで決定なの!?」


 痛みを忘れて反発する。


 勝手に『ひろし』なんて名前付けられて堪るか!


 俺にだって決める権利があるんだ!!


ひろし「絶対に断る。俺にも決めさせろよ」


ラグ「もうなってますよ」


ひろし「うわぁぁぁぁぁぁ! いつの間に!」


エリー「行くわよラグちゃん、ひろし」


 俺だけ平仮名とか…。他2人はカタカナなのによ、俺だけ浮いてるじゃん。


 このヤロー…。覚悟しとけよ作者…。

俺→ひろし

彼女→エリー

銀髪→ラグ


こういうこと。今のところ。

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