表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シャボン玉の少女と妖精の森  作者: よいずみ よもり
20/20

シャボン玉の少女と妖精の森 あとがき

「シャボン玉の少女と妖精の森」は、これで終了となります。


本作品にお目通しを下さりありがとうございました。

まずもって読者の皆様にお礼申し上げます。


本作品は、初の合作となる記念すべきものとなりました。

続きまして、愛すべき"うちの子"をお貸しくださった合作者のよいずみさんにお礼を申し上げたいと思います。



あとがき 目次

◎書き終えての感想

◎登場人物について

◎ストーリーについて

◎回収済、未回収の伏線

◎今後の予定

◎合作者様から一言!(予定)


◎書き終えての感想


[妖精の森についにNPCでない冒険者さんが!]

 前作『転送術士候補生―In the Fairy's Forest―』では、様々な冒険者さんが

オムニバスに遊びに来て頂けるよう「妖精の森」の舞台を整えました。それから約半年の歳月を経て、ついに最初の冒険者であるスズちゃん一行をお迎えすることができて幸甚の至りとなりました♪



[英雄クロニクルの思い出がここに!]

 あらすじにも書かせて頂きましたが、元々今回の話の種となったやりとりは、『英雄クロニクル(AUC)』というブラウザゲーム内で行われたものです。相当数のRPをさせて頂いた後に、それらを小話1話用に調整したものが本作品となります。

 AUCのやりとりはとても楽しいのですが、システムの都合上、3ヵ月に1度すべての掲示板が更新されてしまうため、せっかくの思い出を残す場所がほしいと思い、今回、ここに本作品が登場しました。



[合作は楽しい!]

 「小説家になろう」では複数アカウントが認められていないこともあり、思ったよりも合作は少ないように見受けられました。しかし検索してみると、作者単独の作品よりはもちろん少数ですが、0ではないことが分かり、今回、合作の掲載に踏み切らせて頂いた次第です。

 この場面であの子はどう考えているかな?相手の作者さんだったらどういう風にこの子やうちの子を動かすのかな?なんて、色々相手の方のことを考えながら作文するのは、すごく楽しかったです!!




――――――――――――――――――――――――


◎登場人物について(よもり視点)


[スズラン]

 ついにいつも仲良くして下さっていたスズちゃんを登場させることができたぞ!と、とっても嬉しい気分です。スズランという人物は、三姉妹の三女ということもあり、姉の背を見て育ってきたこともあることから、「自分なら(姉とは違って)こうする!」という、不安よりも好奇心が勝るところがある行動派の女の子であると私は思いました。

 また、三女であるということは、自分にだけは妹や弟がいないということになります。年上から援助される経験を糧に、自分も本当は小さな者の助けになりたい…無意識的にそう思い、誰かから頼りにされた場合には、自身が姉にしてもらったように支援していくタイプ!そんな風に受け取りました。

 ゆえに保護欲たっぷりな妖精のサピアと出会って契約した際に、スズランは「絶対この子を守ろう!この子達の夢をかなえよう!」という意志に燃えたんじゃないかなと思っています。そしてやっぱり姉に色々お世話をしてもらってきていたから、お世話されるのには慣れていて、ちょっと身持ちの固いシャムの支援も気負うことなく自然にありがとう!と受け入れられてしまう。

 天真爛漫で好奇心旺盛、でも頼ってくれた、友達になってくれた妖精達の願いを叶えてあげたい!と世界を奔走しているそんな可憐な少女が、よもりからみたスズラン像です。



[サピアとシャム]

 可愛い二人の妖精も、よいずみさんのキャラ立てが光る子達です。まず、基本的な裏設定として、妖精の園の妖精達はかつて妖精と人間との諍いよって皆、多かれ少なかれ人間たちに負の感情を抱いているという部分があるそうです(今後出てくるかな?)。

 しかしシャボン玉の妖精サピアはこの諍いの後に生まれた妖精であり、基本的な性格として弱気ではあるものの、人間に対して恨みは持っていない特徴をもっています。対してシャムはこの諍いを経験した妖精であり、人間に対して信頼を寄せようとするサピアと、その信頼に応えようとするスズランの姿を、複雑ながらもかつての妖精の園の妖精達の姿を重ねているのかもしれません。

 人との関わりの中で、元々持っていた芯の強さと優しさを発揮していくサピア。それを見守り、妖精の園の未来に淡い期待を寄せるシャムは、正にスズランのパートナー達として相応しいのではないかと思います。




――――――――――――――――――――――――


◎ストーリーについて


[交互に主役が変わるシステム]

 いつもは登場する主要メンバーの主観を交互に入れ替えることで、この時このキャラクターはこういう風に考えていたんだな!ではこっちはどう思っていたんだろう?なんて思い進められる!というメリットがあると思っていたのですが、これは合作においても相性が良いと思いました!

 スズちゃんパートとハーミアパート。合作ですから、お互いのパートを組み分けて制作している感があってよかったです!



[ワープ魔法の関係する部分]

 今回は冒険に同行する形での転送術士の姿を描けていられたらうれしいなと思います。元々転送術は補助魔法ですので、それを専門とするハーミアも、物語の主役たちの支援者、脇役となれたらいいなあと思っていましたので、その一端をお示しできたのではないかと思います。

 転送術士協会の縛りは意外と厳しいということは、元のゲームでのRPでもちょこちょこ頂くコメントなのですが、どこでも自在にワープできるって、便利すぎる反面、実在すると危険視されすぎるものではないかと思うので、これくらいで良いのかなと思っています。



[妖精の園との接続点としての妖精の森]

 今回、スズランが妖精の森へとやってきた目的は「妖精の園と人間界と接続地点を設置する」というものでした。ただし設置には「その土地の住民が妖精達に対して寛容である」という条件が必要でした。これは妖精の園の長が定めたものであるか、スズラン達が見出したものかは不明ですが、“妖精と人間との絆を取り戻したい”という大目標を持っているスズラン達にとって、妖精を嫌う土地にこれらの世界の接点を設けることは避けたいものであったことでしょう。

 反対に、人間界に現存する人型妖精を探し出し、彼彼女らの口からその土地が住みやすいというお墨付きを得ることができれば、接続地点としては悪くない…。そんな中、“妖精の森”なんておあつらえ向きな土地を耳をしたならば、彼女たちの足がここへ向いたのも自然なことなのではないでしょうか。



[妖精の果樹園]

 妖精の森にやってきたは良いものの、彼女達が考えている妖精よりはるかに多くの種を(けっこう適当に…;)妖精と呼んでいる曖昧な住民達に面食らってしまうスズラン達。しかし、妖精「ゆきうさぎ」の救出劇を中心としたやりとりの中で、この付近の住民達の根は悪いものではないことを知ります。最終的には人型妖精のドリアードに出会うことができ、彼の口から希望していた確証を得ることができました。

 接続点の設置を決めたスズラン達が勧められた土地は、果樹園跡地。人間への信頼をかつて一度諦めた妖精達が、再びそれを取り戻す地としては、かつて人間たちも耕作を一度諦めたこの地から再びやり直すことがぴったりなのではないか。なんてこっそり思っていたことも本編に書けてよかったなあと思っています。



[恋愛ジャンルに関係する要素]

 今回は「異世界恋愛」ではなくジャンルを「ハイファンタジー」にしました。物語に恋愛要素は大きく存在しないと判断したためです。しかし!実はゲーム内のRPでは、この後スズちゃんととある人物を巡るドキドキ案件があったりするんですよね…(´艸`*)ということで、もしその部分まで続きを書けるようでしたら、その時はジャンルが異世界恋愛になるのではないかと思います。

 とはいえこっそり、ディミー先生の胃袋を掴んだオリヅル先輩!といった恋愛の進展もあったりました♪



――――――――――――――――――――――――


◎補完した内容、未回収の伏線

・妖精の森の村の様子や、転送術士の仕事の描写の補完

・スズラン達が去った妖精の園とはどんなところなのかはまだ未回収




――――――――――――――――――――――――


◎今後の予定


[お友達紹介を展開したい]

 前回の終わりに希望していましたお友達紹介が叶い、とても満足しております!前述の通りですが、交互主役のストーリー展開は合作に向いていると思いましたし、よいずみさんとのRPは実はこの先もゲーム内ではどんどん進んでいます。そして他にもゲーム内でお世話になっているプレイヤーの方が結構いたりして…(*’’▽’’)


というわけなので、今後の(希望)予定は次のような感じです。


・「シャボン玉の少女と妖精の森」の続編!をいつかできたら…!

・他の方との合作もしてみて、世界観を広げたい!

・自キャラのみの小話ができました際にも、外伝として並べたい!



◎書き終えての感想


[妖精の森についにNPCでない冒険者さんが!]

 前作『転送術士候補生―In the Fairy's Forest―』では、様々な冒険者さんが

オムニバスに遊びに来て頂けるよう「妖精の森」の舞台を整えました。それから約半年の歳月を経て、ついに最初の冒険者であるスズちゃん一行をお迎えすることができて幸甚の至りとなりました♪



[英雄クロニクルの思い出がここに!]

 あらすじにも書かせて頂きましたが、元々今回の話の種となったやりとりは、『英雄クロニクル(AUC)』というブラウザゲーム内で行われたものです。相当数のRPをさせて頂いた後に、それらを小話1話用に調整したものが本作品となります。

 AUCのやりとりはとても楽しいのですが、システムの都合上、3ヵ月に1度すべての掲示板が更新されてしまうため、せっかくの思い出を残す場所がほしいと思い、今回、ここに本作品が登場しました。



[合作は楽しい!]

 「小説家になろう」では複数アカウントが認められていないこともあり、思ったよりも合作は少ないように見受けられました。しかし検索してみると、作者単独の作品よりはもちろん少数ですが、0ではないことが分かり、今回、合作の掲載に踏み切らせて頂いた次第です。

 この場面であの子はどう考えているかな?相手の作者さんだったらどういう風にこの子やうちの子を動かすのかな?なんて、色々相手の方のことを考えながら作文するのは、すごく楽しかったです!!




――――――――――――――――――――――――


◎登場人物について(よもり視点)


[スズラン]

 ついにいつも仲良くして下さっていたスズちゃんを登場させることができたぞ!と、とっても嬉しい気分です。スズランという人物は、三姉妹の三女ということもあり、姉の背を見て育ってきたこともあることから、「自分なら(姉とは違って)こうする!」という、不安よりも好奇心が勝るところがある行動派の女の子であると私は思いました。

 また、三女であるということは、自分にだけは妹や弟がいないということになります。年上から援助される経験を糧に、自分も本当は小さな者の助けになりたい…無意識的にそう思い、誰かから頼りにされた場合には、自身が姉にしてもらったように支援していくタイプ!そんな風に受け取りました。

 ゆえに保護欲たっぷりな妖精のサピアと出会って契約した際に、スズランは「絶対この子を守ろう!この子達の夢をかなえよう!」という意志に燃えたんじゃないかなと思っています。そしてやっぱり姉に色々お世話をしてもらってきていたから、お世話されるのには慣れていて、ちょっと身持ちの固いシャムの支援も気負うことなく自然にありがとう!と受け入れられてしまう。

 天真爛漫で好奇心旺盛、でも頼ってくれた、友達になってくれた妖精達の願いを叶えてあげたい!と世界を奔走しているそんな可憐な少女が、よもりからみたスズラン像です。



[サピアとシャム]

 可愛い二人の妖精も、よいずみさんのキャラ立てが光る子達です。まず、基本的な裏設定として、妖精の園の妖精達はかつて妖精と人間との諍いよって皆、多かれ少なかれ人間たちに負の感情を抱いているという部分があるそうです(今後出てくるかな?)。

 しかしシャボン玉の妖精サピアはこの諍いの後に生まれた妖精であり、基本的な性格として弱気ではあるものの、人間に対して恨みは持っていない特徴をもっています。対してシャムはこの諍いを経験した妖精であり、人間に対して信頼を寄せようとするサピアと、その信頼に応えようとするスズランの姿を、複雑ながらもかつての妖精の園の妖精達の姿を重ねているのかもしれません。

 人との関わりの中で、元々持っていた芯の強さと優しさを発揮していくサピア。それを見守り、妖精の園の未来に淡い期待を寄せるシャムは、正にスズランのパートナー達として相応しいのではないかと思います。




――――――――――――――――――――――――


◎ストーリーについて


[交互に主役が変わるシステム]

 いつもは登場する主要メンバーの主観を交互に入れ替えることで、この時このキャラクターはこういう風に考えていたんだな!ではこっちはどう思っていたんだろう?なんて思い進められる!というメリットがあると思っていたのですが、これは合作においても相性が良いと思いました!

 スズちゃんパートとハーミアパート。合作ですから、お互いのパートを組み分けて制作している感があってよかったです!



[ワープ魔法の関係する部分]

 今回は冒険に同行する形での転送術士の姿を描けていられたらうれしいなと思います。元々転送術は補助魔法ですので、それを専門とするハーミアも、物語の主役たちの支援者、脇役となれたらいいなあと思っていましたので、その一端をお示しできたのではないかと思います。

 転送術士協会の縛りは意外と厳しいということは、元のゲームでのRPでもちょこちょこ頂くコメントなのですが、どこでも自在にワープできるって、便利すぎる反面、実在すると危険視されすぎるものではないかと思うので、これくらいで良いのかなと思っています。



[妖精の園との接続点としての妖精の森]

 今回、スズランが妖精の森へとやってきた目的は「妖精の園と人間界と接続地点を設置する」というものでした。ただし設置には「その土地の住民が妖精達に対して寛容である」という条件が必要でした。これは妖精の園の長が定めたものであるか、スズラン達が見出したものかは不明ですが、“妖精と人間との絆を取り戻したい”という大目標を持っているスズラン達にとって、妖精を嫌う土地にこれらの世界の接点を設けることは避けたいものであったことでしょう。

 反対に、人間界に現存する人型妖精を探し出し、彼彼女らの口からその土地が住みやすいというお墨付きを得ることができれば、接続地点としては悪くない…。そんな中、“妖精の森”なんておあつらえ向きな土地を耳をしたならば、彼女たちの足がここへ向いたのも自然なことなのではないでしょうか。



[妖精の果樹園]

 妖精の森にやってきたは良いものの、彼女達が考えている妖精よりはるかに多くの種を(けっこう適当に…;)妖精と呼んでいる曖昧な住民達に面食らってしまうスズラン達。しかし、妖精「ゆきうさぎ」の救出劇を中心としたやりとりの中で、この付近の住民達の根は悪いものではないことを知ります。最終的には人型妖精のドリアードに出会うことができ、彼の口から希望していた確証を得ることができました。

 接続点の設置を決めたスズラン達が勧められた土地は、果樹園跡地。人間への信頼をかつて一度諦めた妖精達が、再びそれを取り戻す地としては、かつて人間たちも耕作を一度諦めたこの地から再びやり直すことがぴったりなのではないか。なんてこっそり思っていたことも本編に書けてよかったなあと思っています。



[恋愛ジャンルに関係する要素]

 今回は「異世界恋愛」ではなくジャンルを「ハイファンタジー」にしました。物語に恋愛要素は大きく存在しないと判断したためです。しかし!実はゲーム内のRPでは、この後スズちゃんととある人物を巡るドキドキ案件があったりするんですよね…(´艸`*)ということで、もしその部分まで続きを書けるようでしたら、その時はジャンルが異世界恋愛になるのではないかと思います。

 とはいえこっそり、ディミー先生の胃袋を掴んだオリヅル先輩!といった恋愛の進展もあったりました♪



――――――――――――――――――――――――


◎補完した内容、未回収の伏線

・妖精の森の村の様子や、転送術士の仕事の描写の補完

・スズラン達が去った妖精の園とはどんなところなのかはまだ未回収



――――――――――――――――――――――――


◎合作者様から一言!(予定)

よいずみさんから後書き的な一言が頂けましたら、ここに記載させて頂く予定です。乞うご期待♪



以上です。お読み頂きありがとうございました!








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ