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私が生きる為に必要なの  作者: 練乳金時
3/4

私はくっきり見える幽霊

部屋の外に出てみたら

この建物が中世の神殿のような建物だとわかった

私は一体何処に来てしまったんだ?

外に着いた

空を見上げた

月が大きい

こんなに大きな月は見たことがない

と感動していた


「キャー」


白いシスターのような服を着た若い女が私を見て悲鳴を上げた

「私が見えるの?」

シスターは仲間を呼んだ

私は囲まれた

扱いが曲者

棒を向けられている

「妖怪か?」

とたずねられる

「ただの幽霊だよ」

と答える

「ずいぶん存在感のある幽霊だね」

「全員に見えてるのは驚きだよ」

「幽霊なら私達の祈祷で清めて天国へ送る」

良い子だけ迎える天国へは行けない

「私が祈祷で清められるもんか」

「どんな罪を犯した?」

他人に罪を着せて自殺した

「さあね」

「ここは神殿だ、邪悪な者は置けない」

ここに私の居場所はない

「出て行く」

「朝日を浴びれば清められるはずだよ」

朝日を浴びれば消えるかもしれない







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