LIGHTER
「書け」と一言心が叫ぶ
「無」と「有」だけの世界の中で
自由な「私」を見つけるために
「私」が「有」であるために
際限ない世界に羽ばたいて
誰もが「自由」に縛られた
際限ない世界に魅せられて
誰もが「私」を演じた
演じることが楽しくて
「私」は「自由」に物語る
いつしか「自由」に縛られて
「楽しさ」さえを偽った
「書け」と一言心が叫ぶ
「無」と「有」だけの世界の中で
自由な「私」を見つけるために
「私」が「有」であるために
生きる「私」が嫌いになって
電子の世界に逃げ込んだ
閉じた世界で迷う「愚者」は
開けた世界を彷徨った
いつしか虚に覆われて
「私」は「私」を見喪う
歩みを止めた迷子には
骸の心が残るだけ
「書け」と一言脳が叫ぶ
「無」と「有」だけの世界の中で
自由な「私」を取り戻すために
「私」が「有」であるために
ただの一歩も進めない
嘘で虚ロな「私」のために
ただの一歩も進めない
「私」は「無」に近づいていた
「書け」と一言脳が叫ぶ
演じた「私」を捨て去るために
「書け」と一言心が叫ぶ
「私」が「有」であるために
「書け」と一言心が叫ぶ
「0」と「1」だけの世界の中で
自由な「私」が咲えるように
「私」が「私」であるために