サクヤの苦悩
なんやかんやあって、夕食の時間になった。
見ない顔が沢山いる
「今日は上海が、初めて来たんだしみんなで自己紹介しましょ?まずは、上海から」
レミリアは言った。
「え?あっ、上海です。仕事頑張りたいと思います」
「つまんない。なんか面白い特技とかないの?」
「その子記憶ないんだからわかんないんじゃない?」
紫髪の子が言う。
「えっと。チェスは少し出来ます」
「ふーん。私は幻想郷で2番目に強いわよ」
レミリアが小馬鹿にそう言った。
「そうなんですか。アリスさんには勝てるくらいなんですけど…」
「え!?上海さんそれは凄いことですよ。ここで1番強いのはアリスさんなんですから」
ホンメイリンはそう言った。
そうなのか。そりゃ何回もリベンジしたくなるよな。アリスさん。
「気を取り直して、私の名前はレミリア・スカーレット。この紅魔館の主の吸血鬼よ。なんか頼み事があったら遠慮なくいいなさい。わかった?」
「はい。よろしくお願いします」
「じゃあ、次はフランだね。私の名前はフランドール・スカーレット。暇になったら遊んでね?ちなみに、お姉様とは姉妹なんだよ」
金髪の小さい子はそう言った。
「よろしくお願いします」
「ああ。私ですね。私の名前は十六夜咲夜です。私がお嬢様達のお世話をしています。分からないことがあったらなんでも聞いてくださいね?」
「私の名前は紅美鈴です。いつもは門番をしてます!」
「居眠りの間違いじゃない?」
咲夜さんは言った。
「た、たまにしか寝ません」
「まあ、仲良くなりたいので沢山おしゃべりしましょうね?」
「私の名前はパチュリーノーレッジ。いつもは図書館にいるわ。なんかあったらそこに来て。それで隣にいるのが小悪魔。私のお手伝いをしているわ。まあ、私達は居候しているようなものだから。気楽に接してね?」
「私愛!シャンシャンと仲良くなる!よろしくね?」
そうしてみんなの自己紹介が終わり、夕食が終わった。
片付けを私と咲夜さんで終わらせると部屋に案内された。
「ここが貴方の部屋よ。好きにしてもらっていいわ。なんかあったら勝手に入るから変なことはしないでね?いい?」
「わかりました。」
「なんかあったら夜は隣の部屋に来て。基本的には私はそこにいるから。夕食が終わったら、基本的には自由よ」
そこはホテルのような部屋だった。お風呂まである。
着替えもあった。
わたしは風呂に入った。ふぅー。
疲れたなあ。
本が読みたいなあ。そういえばパチュリーに挨拶がてら本を借りよう。そう思った。
夜だけど真夜中って程じゃないし、大丈夫でしょう。
私は図書館に入った。
「あら?上海じゃないの?」パチュリーが言った
咲夜は悩んでいた
ウッ
また来た。頭がかち割れるほどの痛み。
でも、私は紅魔館のためにお嬢様のために…
ウッ…ズキッン、
「うぁぁぁぁぁ」
「絶対に倒す」低い声で咲夜は言った。
次回予告
レ ねえパチェ咲夜知らない?
パ さっき上海と外に出かけたわよ
レ ねえ!それって
パ ええ
レ デート!?
パ 次回『瞬間 一瞬 刹那』そんな可愛いものなのかしら?