完璧な従者
「さ、咲夜さん?」
僕は震える声で言った。
なにか鋭いものが後頭部に触れている。殺されるのか?
「貴方さっきお嬢様を馬鹿にしませんでしたか?」
殺気のある声で咲夜はそう言った。
「するわけないじゃないですか!」
「へぇ。私知ってますよ。貴方がお嬢様を幼女って言いそうになったこと。それはどういう意味ですか!」
すっと鋭利ななにかは離れたが、すぐに飛んでくるに決まっている。
「咲夜さん落ち着きましょう?彼はまだ入ったばかりのお子様ですし…ね?」
ホンメイリンがそう言って、僕を守った。
「それもそうね。この罪は働いて返してもらうから、ちゃんと付いてくるようにいい?上海」
「は、はい!よろしくお願いします」
「じゃあ、まずは紅魔館の案内と言いたいところだけど、とっとと働いてもらいたいから早速仕事やるわよ」
歩きながら咲夜さんは言った。
「まず、ここの窓拭きをよろしく。綺麗に掃除するように私は他のところの掃除をするので」
そう言って咲夜さんは雑巾を渡してきた。
「わかりました」
いやあ、怖いなあ。殺されないようにちゃんと掃除しようと。
スピードは遅いかもしれないが1づつピカピカにしていった。
「うぉぉぉぉーーーーー」
凄い叫び声?が聞こえる聞いたことない女性の声だ。
「だーれだ!」
僕は目を塞がれた。
「え?ちょ!だれですか!離してください」
「あれれ?見たことない子だ~」
彼女は手を離してそう言った。
長くて茶色い髪。すらっとした体型背は高く身長は165くらいだろうか?
「私、愛君名前なんて言うの?」
「上海」
「じゃあ、シャンシャンだ!よろしくねシャンシャン」
僕はパンダかなんかなのだろうか?アレ?なんでパンダなんだろう?まあいいか。
「なにを喋っているんですか!」
ナイフが飛んできた。私が当たるスレスレのところだった。怖い
「次サボったら刺しますよ?」
「すみません。咲夜さん」
「愛も邪魔しない。仕事もしないし邪魔もするって貴方なんなの?」
「サクサクそんな怒んないでよ。」
どうやら愛って子は天然なんだろう。
ぼくは殺されないようにするために窓拭きを再開した。
「本当に、愛貴方にはお嬢様に救われた恩ってのはないの?」
「うーん。レミレミは友達!」
「これは、刺すしかないようね」
え?僕は2人の方を見た。
咲夜さんはナイフを3本づつ両手に持っている。
「咲夜そんなに怒らないで。愛はいい子なんだし、私の暇つぶしになっているからそれでいいのよ」
「え?お嬢様がそう言うのであれば」
咲夜さんはナイフをしまった。
てか、そんな物騒な物持ち歩かないで欲しい。
「レミレミやさし~」
愛はレミリアに飛びついた。
「仕事の邪魔だけはしちゃダメよ?愛」
一件落着。これで仕事が続けられる。
…なんか凄い殺気が感じられるのは気のせいかな?
「じゃあ、みんな頑張ってね」
レミリアは去っていった。
「バイバイ!レミレミ!」
「愛。お嬢様とハグするなんて100年早いのよ!」
咲夜さんは大量のナイフを愛に向かって投げた。
「おおー。鬼ごっこだー!」
愛って能天気なの?馬鹿なの?僕はそう思った。
次回予告
愛 おお〜ここが次回予告の場所かー
ア ええ。そうよ。ふざけちゃだめよ
レ 私をネタにした貴方が言わないで!
咲 そうですよ。お嬢様の悪口は許しませんよ
ア うるさい変態メイド 次回『サクヤの苦悩』
レ これは、咲夜否定できないわね