表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/50

地獄の終わりと始まり

やった。少女を倒せた。そう思った。しかし目の前の早苗さんも落ちていった。


絶対に殺す


そう決心した。


「僕はもうダメみたいだ」渚は落ち着いて言った。

「それじゃあね」落ちる音が聞こえた。

残り1人でゲームは終わる。

そうだよ。生きれるんだよ。あと1人消えたら。死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない

突然そんな感情が出てきた。人間らしいそんな感情。

「ねえ、上海」アリスさんの声だった。

「なんですか」震える声で僕は言った。

「初めて会った時のこと覚えてる?」

森で彼女アリスさんと出会った。初対面の僕を温かく迎え入れてくれた。

「あの時から楽しかったわ。たくさんチェスをしたわね」

そう。初めて会った日、たくさんチェスをした。楽しかった。

「貴方はとても強かった。だから…私は貴方に全てを託そうと思うの」

瞬時に理解した。彼女は落ちようとしている。

「嫌だ!アリスさんは…アリスさんは…」僕は涙を流しながら言った。

「泣かないでよ。でも…最後に貴方と喋れてよかったわ。じゃあね」

「ありすー!!」僕は泣きながら叫んだ

堕ちる音が聞こえた。

「ああ…」涙が沢山溢れでた。

止まらない涙。

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ