愛の能力
そうして、最初のゲームが始まった!
「いくぞーーー」
愛は元気にいう。先攻は愛だった。
愛は9マス前に進む
小悪魔は何も言わずに9マス前に進んだ
「びゅーーーーん」
愛は楽しそうにしている。命がかかっているのに…すごいなあ。のびのびしているなあ。
「ねえ、上海。このゲームの攻略教えてくれない?」
霊夢が聞いた?
「え?僕?」
少し驚いで聞いた。
「貴方チェス強いんだから、こういうの得意でしょ?」
「うーん。そうですね。僕もよく分からないですが、おそらく空白のマスを守ることが大事だと思います」
「どういうこと?」
「あのー。空白を無くすとゲームが終わるだから、自分の陣地に空白を作ってそれを守る。そうすれば、ゲームを続けて陣地を増やしやすいと思うんですよ」
「なるほどねえ」
「そんなこと考えなくても直感でいけるだろ!」
魔理沙は言った。
「何言っているのよ?負けたら死ぬのよ?」
「ああ。そうだよな。でも、そんなに険しくかんがえても何も出ないぜ」
順調に進んでいるのかな?
このゲームは終わるまで分からない。
比率的には2:3くらいで負けているがまだまだ逆転できる。
「わーーい。しょーとつ!」
そう言って愛は小悪魔にぶつかった。
「触らないで」
「ふぇ?」
「ねえ、このゲームパスできるの?」
「ええ、できるわ」
「じゃあ、パス」
「そんなにここにいたいのかー?私もいる!パース」
「パス」
「ねえねえ、コアコア。一緒にかえろ!」
「やだ」
「パチェパチェも待っているよ?」
「パチぇ?…」
そういった瞬間小悪魔は倒れた。
「コアコア!大丈夫?」
「まだやれるわ。やりましょ…」
続行なんてできるわけがなかった。
「コアコア…葛藤してる…パチェパチェー!こっちに来てーー!」
愛は叫んだ。
「わかったわ」
パチュリーは言う。
「いけませんわ。ゲーム中はだめよ」
少女は言った。
「なら愛が連れていく!」
そう言って愛は移動した。
今小悪魔が移動したら負けてしまう。
小悪魔はゆっくりと這いつくばって移動した。
「まずは我々の勝利ですわ」
「小悪魔!」
パチュリーは小悪魔の方へかけよった。
「貴方はパチュリー…あっあっ」
小悪魔は涙を流した。
「ごめんなさい。私のせいで…意識はあったの。でも…」
小悪魔は言った。
「まさか、呪いが解けるなんて…そんなこと有り得ませんわ!なんで!?」
少女は言った。
「いいのよ。貴方が元に戻ったのであれば」
「…ありがとう…」
申し訳なさそうに小悪魔は言った。
「あと愛がいなかったら私…」
「とっとと第2ゲーム始めるわよ!」
少女は割り込むように言った。
次回予告
小 さっきはすみませんでした。愛さん
愛 いいよー また今度遊ぼうね
小 あ、愛さん~
愛 次回『魔理沙の魔法』




