呪いの発散そして…
僕は今日早く寝ることにした。朝早く起きて、朝食の準備となんかあったらレイマリの2人を起こすと言う大事な仕事があるのである。
僕は眠りに着いた。
足音が聞こえる。咲夜さんだろう。抵抗は難しい。また誘拐だろうか?抵抗したところで無謀だろう。ダイイングメッセージでも送っておきたいけど、まあ、これでいっか。
そう心の中でいって、僕は足を持っていた護身用ナイフで切った。
痛い。けど我慢する。
咲夜さんは僕を持ち上げておんぶをした。
やっぱり誘拐だ。
また窓からでる。やれやれ。そうおもった。いや、思わないと死ぬかもと言う気持ちでいっぱいになってしまう。
「寝てるふりはしなくていいのよ?」
「バレてましたか」
「当たり前よ」
「気持ち悪い。あなたの血が足に着いたんだけど」
「ごめんさい。でも人の寝込みを襲う方も襲う方ですよ」
そして、全く分からないところに着いた。
ここは?…遺跡?
「ルールをいうわ。貴方は対角線上のゴールを目指す。私はそれを防ぐために、ナイフ、ブロックを落下させる。縦横2メートルを1マスとしてその範囲に落とすわ。また、このブロックとナイフは少し特殊でナイフがブロックに刺さるとブロックは消滅するわ」
「それと、貴方だけ命を掛けているのも馬鹿みたいだから私も負けたらその持っているナイフで殺しなさい」
「質問とかわかんない所なんてやれば分かるわ。GAME PLAY」
足が痛いのに…切るところ間違えたな。
これは、状況が変わる迷路。ゴールを絶たれたり、ブロックに潰されたり、ブロックによって行く手を阻まれたりしたらゲームオーバー。
おっと、いきなり頭上にブロックが落ちてきた。
なんとか避ける。これは痛いけど走るしかねぇな。
僕はとにかく走った
走って走って…
え?これって端に追いやられていないか!?
「今気づいても遅いですよ」
「それはどうだろうね?助けがくるかもよ」
「30秒で死ぬわよ?貴方」
ブロックが落ちる。これで完全に行き止まりだ。角に追いやられた。
あと25秒考えろ…
? やあ、はじめまして?かな。この世界の上海も上手く馴染んでいるじゃないか、面白くなっているじゃん。次回『守るべきモノ』え?僕が誰かって?さあ、誰でしょう?




