閉じ込められた部屋の中で
我々6人は紅魔館で待機していた。
といってやることいっぱいなので休めないんだが。
「小悪魔さんすみません。仕事させてしまって」
「いいのよ。パチュリーは1人でやれるからっていってたし、やる事ないとつまらないから」
「コアコアありがとう」
意外にもアイはちゃんと仕事をしていた。やる時はちゃんとやる人なんだろう。
「おーい。冷蔵庫の中のやつ勝手に食べてもいいか?」
魔理沙は言った。
「構いませんが、能天気すぎません?」
「腹が減ってはなんとやらって言うじゃないか」
私レミリア・スカーレットは咲夜を探していた。
「ここから先は私1人で行動するわ」
霊夢はそう言った。
「構わないけど…気をつけてね。」
「わかってるわよ。あんた達も気をつけなさいよ」
霊夢はそう言って森の方へ向かった。
「フラン貴方は単独行動する?」
「しない。だってお姉様と一緒の方がいいでしょ?」
「そうね。そんなので私に当たるとおもってたの?咲夜」
「!?おや、気づかれてましたか。人間ではないが、倒せば楽になるからって思ったけど上手く行きませんね。」
「当たり前じゃない。紅魔館の主よ?そんなのお見通しよ」
「へぇー。これも?」
…これは、結界?なにか膜で半径100メートル程覆われている。
「こんな結界簡単に破壊できるわ。」
「いいえ。できない。これは、外からの衝撃には弱いけど中からは絶対に破壊できないわ」
「へぇ。そんなものよく作れたわね」
「創ってもらいましたから。この塔を登って最上階を目指してもらいます」
そう言うと、透明な10階建て相当の直方体がでてきた。
「私は上からナイフなどを投げます。上手くかわして、最上階に来れたら貴方達は脱出できるわ。」
「わかったわ。やるわよ。」
「お姉様」
「何?フラン」
「フランがやる」
「え?でも…」
「ゴニョニョ…」
「わかったわ。あなたが生きなさいフラン」
「うん!行ってくる」
「どっちでもいいし、貴方を殺すのみ」
「GAME PLAY」咲夜はそう言うと
ナイフが大量に落ちてきた。
速度が全部違う!
この場合斜め右にいき、上昇その後中央に戻って…フランにできるかしら?
「フランも舐められたものだね?咲夜それ本気?」
「言っておきますが、このナイフ破壊したら貴方の時間が止まるようになってますので、それでも余裕がありますか?」
「それでも行けるよ。もっと遊ぼうよ?」
フランさすがね。心配していた私が馬鹿だったわ。
その後も順調。残り3割
「チッ。まあ、いいでしょう」
咲夜はそう言った。
そして、
「あっ。」
私の恐れていた事が起きた。
全部同じ速度で満遍なくナイフが落ちてきた。
絶対に避けれない
フランにあと少しで当たる
次回予告
愛 アリマガやっほー
ア そこはアリアリじゃないの?
愛 そっかー。じゃあ、ありあり赤なしで
ア 麻雀か!次回『呪われた従者』アリマガはなんかやだ




