表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/50

目が覚めるとそこは…

うっ。目が覚めた。

ここは?どこ?森?夜?僕はそう思った。


「あら?こんな所でどうしたの?」


金髪の少女が悲しかけてきた。可愛い。ヨーロッパあたりの人かな?にしては日本語ペラペラである。


「貴方名前は?」


「あっ、えっと。…え?」


「どうしたの?」


「分からない」


「え?じゃあ、どこら辺に住んでるか道わかる?」


「…分からない」


「記憶喪失かしら?もしかしたら、外…ゴニョゴニョ」


「最後の聞き取れなかったんですけど…」


「なんでもないわ。独り言よ。今日は家に来なさい」


「え?悪いですよよんな。」


「こんな森にいたらたいへんでしょ。名前も分からないんだし、それに、妖怪がでたらどうするの?」


妖怪?変わった人だな。でも悪い人でも無さそうだし、名前さえも分からない自分はこの先死ぬかもしれない。なので泊めてもらうのが一番か。


「わかりました。泊まらせて頂きます」


「そうしなさい。名前を言うのを忘れたわね。私の名前はアリス。アリス・マーガトロイドよろしくね」


「あ、アリスさんよろしくお願いします」


「さんはいらないわよ。それじゃあ行きましょうか」


私達は歩いていった。

15分くらいだろうか? 可愛らしい家だった。木でできている。洋風の懐かしい感じの家だ。


「ここよ。狭いけど、許してね?」


「いえいえ。勝手に泊まるんですから」


「さあ。入って」


「お邪魔します」


普通の家というのだろうか?いや。暖炉や、たくさんの人形があるんだ。すこし変わっている。


「さあ、ご飯つくるから少し待っててね」


「なにか、手伝えることありますか?」


「うーん。こういうのは自分でやりたいし、客人に手伝いなんてさせないわよ。ゆっくりしてて、記憶を戻すことを考えてなさい」


確かに、記憶がもどればすぐにここを離れられる。しかし全く思い出せない。

俺は人形を眺める。可愛らしい人形だなあと思う。作るのはむずかしそうだ。あれ?今人形が動いた気がする。気のせいかな?


「出来たわよ!」


アリスは言った。


「あっ。すみません」


僕は言った。

「人形好きなの?」


「わかりません。でも、凄い綺麗な人形だなと思いました」


「ありがとう。実は私が作ったのよ」


「そうなんですか」


「早く座って食べなさい」


「あっ、はい」


美味しそうなシチューとパンだ。

「あ、そういえば、人形が動いたような気がしたんですよね。記憶が無くなると頭もおかしくなっちゃうのかなあ?」


僕はそう言った。


はいどーも。上海 タングラムです。

また新しい作品を描きました。

東方なんですが…大丈夫かなあ?原作ファンに怒られないか心配です。

ここおかしいだろ!とかそういうものがあれば遠慮なく言ってくれると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ