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おつかれさま  作者: 氷蓮
4/5

はじめの一歩

お久しぶりです。

もうすぐ半年更新なしなので、1話あげときます。

頬にあたる少し冷たい風に目が覚めた。辺りは気を失ったときと何も変わっていない。

ただ木々に囲まれた鬱蒼としたところだった。夕方に近づいているようだが…



まだかなり混乱しているけれど、気を失っていた所為か、思考がぼんやりして頭が働かない。叫びすぎた所為で少し喉も痛い。



やっと目が覚めたね。

混乱しているところ悪いけど、すぐに湖に向かってもらうよ。もう夕方に近い。夕方になったら、すぐに夜になってしまう。さあ、はやく立って!



ーーーーーーー…



声に急かされて、混乱しながらも、何とか歩き始めた。



途中、不思議植物やこの世界について色々聞いた。


その結果分かったことは、魔法や魔物が存在する魔力に満ちたファンタジーな世界。人間以外にも獣人やエルフ、妖精など様々。まさにゲームのような世界だ。あまりゲームをしたことはないが…


大きな大陸が1つだけ。

あとは広大な海に囲まれていて、他大陸の存在は今のところ確認されてない。種族間で偶に諍いがあったらしいが、異世界に来る頃には殆どなくなっていたらしい。


先ほどから歩いていると視界に飛び込んでくるのは、不思議植物。たまに蠢いている。神秘的なものからグロテスクなものまで。さすが異世界。ファンタジー。



「まさにファンタジーの世界ね。

こんな不思議世界の人が何故私たちの世界にいたの?しかも、私についてるし。」


君の世界に興味があって、色々研究してたら、いつの間にか意識だけが君の世界にいたんだ。

でも、どうしたら戻れるか分からなくて、ふらふら世界を見て回っていたんだ。

そうしたら、君がこの世界に引きずられるのが見えた。だから、君にへばり付いて一緒に戻ろうとしたわけ。


もう少し先に湖があるはずなんだ。そこは僕の隠れ家に続く入り口の1つになってるだよね。とりあえず、そこに向かってくれるかい?


ここまでお読みいただきありがとうございます

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