第二話いつもの日常
びっくりしました。こんなもんでも見てくれる人がいるなんて。多分更新遅れると思うけど、これからもがんばりたいです。
まだ夏と言うには早いこの時期の朝は、まだ少し肌寒い、だが昼ごろになると、うってかわってかなり暑い、温暖化とは怖いものだ。現在僕は、布団の中で夢の中だ。朝に弱い僕が自力で起きることはほとんど不可能で、誰かさんが起こしにくるまで、いつまでも寝てしまう。そして、間抜けな顔で寝ている僕は、その誰かさんが自分の部屋に入って来ても、まったく気付かない。
「兄さん、朝ですよ」
その侵入者、光が僕を揺すりながら呼びかける。だがその程度で起きる僕ではない、そのことは相手も承知済みなので
「もうっ、しょうがないな」
とか言いながら数歩後ろに下がり
「兄さん、起きろー!」
そう言っておもいっきり僕の上にダイブ!
「ぐうぇっ」
と間抜けな声を出しながら、僕はいきなり襲った激痛で目を覚ます。
「ま、また、いきなりなにすんだっ」
僕は苦しみながら、上に乗ってる光に言う
「だって、いっつも兄さん起きないから」
「だからって、いきなり飛び乗るなよ」
少しはこっちの身にもなってほしい。
「ハァ、もういいよ、とりあえず降りて」
と光に言う、いつも思うがこの体制は非常によくない
「あ…ご、ごめんっ」
と、光はいつもどうり顔を赤くして飛び退く。僕は少し意地悪してやりたくなって
「顔赤くするくらいなら、しなきゃいいのに」
と言ってみる。
「う、うるさいなっ、早く朝食作ってよねっ」
光は少し焦ったようにそういいながら部屋を出ていった。
学生服に着替えた僕は、顔を洗って、簡単に朝食を作った。
僕達の朝は少し変わっていて、朝に弱い僕が光に起こしてもらって、料理のできない光に変わって僕が料理をするという感じだ。これで、光が料理上手なら完璧なのだが、試しに作らしてみたが、見た目はかなり美味しそうだが、一口食べて僕は強制昇天しかけた。そういうこともあって今では、光が朝起こす係、僕が料理する係に自然になってしまっていた。
そんなことを思い出していると
「ご馳走さま〜」
と光が言って自分の食器を片付け始めた。まったく自分の朝食に手をつけていなかった僕は、急いで食べ始めた。朝食を食べ終わって片付けをしていると。
「今日から新しい学校にいくのかぁ」
と光が言う。
「そうだね」
と相槌をうつ
「緊張してる?」
そう聞かれて改めて考えてみる。
「うん、かなり」
と答える。
「ふふふ、大丈夫だって」
と光は笑いながら言うが、今になって緊張してきた。
「よし、じゃあ行こう」
と片付けが終わった僕はそう言った。
「うん、早く行かないと遅刻しちゃうよ」
そう言いながら光は時計を見る。【AM8:00】そろそろ出発しなければ遅刻してしまう。
「じゃあ、行ってきます」
「行ってきま〜す」
そう言って僕達はアパートを出た。
今日から新しい学校生活が始まる。