『乾いた』女騎士と、支配の宣告
ギルドの空気が、女騎士の殺気で張り詰めていた。 真紅のポニーテールが、彼女の怒りに呼応するように揺れている。
「――答えろ。貴様、その娘に何をした!」
女騎士――王都騎士団『紅蓮』の副団長、エルザ・シュトライク。 『王国最強の盾』と謳われる彼女の鋭い目が、俺、ユキヤを悪魔でも見るように睨みつけていた。
俺の前に、ルナが庇うように立ちふさがる。 その瞳は、俺に向ける恍惚とした熱とは真逆の、絶対零度の侮蔑をエルザに向けていた。
「下賤な騎士ふぜいが、私のご主人様を睨むな。――【聖光】」
ルナの手のひらに、純白の攻撃魔法が凝縮される。 昨日、Dランク冒険者を一撃で葬ったのと同じ光。
「待て、ルナ。こいつは『ゴミ』じゃない」
俺が制止すると、ルナは「はい、ご主人様」と素直に魔力を霧散させた。 そのあまりに従順な様に、エルザはさらに眉を吊り上げる。
「……信じられん。高貴な『聖女』の魔力を持つ者が、なぜスラムの男に……。貴様、どんな邪法で彼女を洗脳した!」 「洗脳?」
俺は思わず笑ってしまった。
「違うな。これは『救済』だ。……なあ、ルナ」 「はい、ご主人様」
ルナは、ギルド中の冒険者が見ている前で、再び俺の足元に跪いた。 そして、うっとりと目を閉じ、俺のボロボロのズボンの裾に、その額を慈しむように擦り付ける。
「ご主人様は、死にかけていた私を『救って』くださいました。この身も、魂も、すべてはご主人様のもの……。ご主人様の『濃い』魔力がなければ、私はもう、一瞬たりとも生きていられません……!」
この光景は、厳格な騎士であるエルザにとって、耐え難い「不浄」と映っただろう。 彼女の正義感が、ついに沸点を超えた。
「――黙れ、この悪魔めがッ!」
エルザが剣を抜き、俺に斬りかかってきた。 速い。さすがは王国最強の盾。
だが、剣が俺に届く寸前、ルナが作り出した【聖光壁】によって、甲高い音と共に弾かれた。
「ご主人様に、指一本触れさせるものか……!」 「くっ……! この強力な聖壁……! やはり貴様は、聖女の力を悪用して……!」
エルザが再び剣を構える。 その時だった。
カシャン、と。 エルザの構えが、わずかに揺らいだ。 彼女の膝が、ガクガクと震え始めている。 額には脂汗が浮かび、その美しい顔は青ざめていた。
(……ほう)
俺は、見抜いた。 この女騎士、エルザ。 一見、完璧に見えるその鎧は、今、極度の「魔力欠乏症」に陥っている。 おそらく、連戦と激務で、ポーションでの回復が追いついていないのだ。
さっきの聖壁との衝突が、彼女の限界の引き金を引いた。
「ぐ……っ! なぜ、ここで……魔力が……!」
エルザは、その場に膝をついた。 剣が、床に音を立てて落ちる。 誇り高い騎士が、スラムのボロ布の男の前で、無様に膝を折ったのだ。
ギルドの連中は、息を呑んでこの光景を見ている。
俺はゆっくりと、膝をつくエルザに近づいた。 彼女は、悔しさに顔を歪め、俺を下から睨みつけてくる。
「……なにをする気だ。殺せ」 「殺す? まさか」
俺はニヤリと笑い、アリアたちに「生理的に無理」と拒絶された、この「手」を、エルザの眼前に突き出した。
「騎士サマ。あんた、ずいぶん『乾いて』るみたいだな」
エルザの肩が、ビクッと跳ねた。 俺の【魔力注入】スキルが、彼女の「渇き」に本能レベルで反応しているのが分かった。
「……どういう、意味だ……」 「見ての通りだ。お前が『悪魔』と呼んだこの力……」
俺は、見せつけるようにルナの頭を撫でた。 ルナは「あ……ご主人様の『魔力』が……」と、それだけで恍惚の表情を浮かべている。
俺は、絶望と渇きに震える女騎士を見下ろし、宣告した。
「お前にも、俺の魔力……『注入』してやろうか?」
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