『飢え』た魔帝の夜襲(泥棒猫とハーレム序列)
『魔皇国』の最前線基地。 私、リリスは、玉座で自らの腕を掴み、震えていた。
(……なんだ、これは……! この『熱』は……!)
あの日、あの下賤な男に『注入』された、あの忌まわしい魔力。 それは、私の体内で消えるどころか、まるで「種」のように残り、私の『渇き』そのものを変質させていた。
今までの私の『渇き』は、あらゆる魔力を無差別に欲していた。 だが、今は違う。 ポーションも、部下の魔力も、すべてが「味がしない」。 体が、あの男の……あの、おぞましいほど『濃く』『熱い』、『オス』の魔力だけを、強烈に求めている。
「あ……っ!」
思い出すだけで、体の『奥』が疼く。 吸っても吸っても満たされない『渇き』を、逆に無理やり「満たされ」た、あの屈辱的な快感。
(あんなモノ……あんなモノに、この私が……!)
プライドが「殺せ」と叫ぶ。 だが、本能が「欲しい」と悲鳴を上げる。
「……くっ!」
このままでは、私は『渇き』で自滅する。 いや、あの男の『魔力』を知らずに『乾き』続けるなど、死ぬ以上の苦痛だ。
(……そうだ。殺すのだ) 私は、自分に言い聞かせた。 (あの男を殺し、その『根源』ごと奪えば……この『渇き』は、私のモノになる……!)
戦争など、どうでもいい。 私は、ただ、あの男の『魔力』が欲しい。
私は、玉座から立ち上がった。 目的は、ただ一つ。 あの男――ユキヤの「捕獲(独占)」だ。
(視点:ユキヤ)
その夜。王都の屋敷。 俺の寝室は、戦場と化していた。
「ご主人様。あの『魔帝』とかいう女狐のことなど、お忘れくださいまし」 「そうですわ。あんな『乾いた』女より、私たちを『濃く』満たすのが、ご主人様の『お仕事』でしょう?」
女魔術師セシリアと、女僧侶クロエが、俺のガウンを剥ぎ取ろうと競い合っている。
「二人とも、慎みなさい。序列というものがあります」 「そうです。今夜の『ご奉仕』は、まず私とエルザから。……ですよね、ご主人様?」
聖女ルナと女騎士エルザが、新参者を牽制する。 一番『最下位』の王女アウローラは、メイド服姿で、おずおずとベッドの足元に跪いていた。
「あ……あの……ご主人様……。わ、わらわは……その……お背中を流すだけでも……」 「姫サマは黙ってろ。お前は『最後』だ」 「は、はいっ……!」
俺が、この完璧なハーレム序列に満足していた、その時。
ザンッ!
寝室の窓ガラスが、赤黒い魔力の刃によって粉々に砕け散った。 夜の闇と共に、あの女――『魔帝』リリスが、飢えた獣のような目で、俺の前に降り立った。
「――来たか、魔帝サマ。ずいぶん『飢えた』顔してるじゃねえか」
リリスは、俺のハーレム全員が、俺の寝室で、俺に「ご奉仕」する準備をしていた光景を見て、その紅い瞳に、殺意と……強烈な『嫉妬』を浮かべた。
「……貴様……! この女ども(・・・・)に、毎夜『与えて』いたのか……! その『魔力(蜜)』を……!」 「ああ。こいつらは俺の『眷属』だからな。当然だ」
「「「「「ご主人様(ユキヤ様)!!」」」」」
俺のハーレム五人が、一斉に臨戦態勢を取った。 全員が、リリスを「ご主人様の寵愛を奪う『泥棒猫』」として認識している。
「許さぬ……!」 リリスが、俺に向けて『渇き(吸引)』の力を放った。 「その『根源』、わらわが独占してやる!」
だが、その魔力の「吸引」は、俺に届く前に、聖女ルナと女騎士エルザによって阻まれた。
「【聖絶壁】!」(ルナ) 「【紅蓮守護】!」(エルザ)
「「――邪魔をするなッ、家畜どもが!!」」(リリス) 「「――ご主人様に触れるなッ、泥棒猫が!!」」(ルナ&エルザ)
最強の女たちの、俺の「魔力(寵愛)」を巡る戦いが、寝室で勃発した。
「……ハァ、ハァ……! なぜだ、なぜ貴様ら(家畜)ごときに、わらわが……!」 リリスは焦っていた。 彼女は、俺の「魔力」への『飢え』で、本調子ではなかったのだ。
「もういい、お前たち」 俺は、女たちの戦いを制止した。 そして、飢えと屈辱に震えるリリスの前に、ゆっくりと歩み寄る。
「……まだ分からねえか、リリス」 「な……なにを……」 「お前は、俺を『吸い尽くす』ことなどできねえ。 ――お前は、俺に『満たされる』しかないんだ」
俺は、ハーレム全員が見守る前で、魔帝リリスの顎を掴み、その美しい顔を引き寄せた。 リリスの体が、第17話の「あの快感(熱)」を思い出し、ビクンと痙攣した。
「ひ……っ! や、やめろ……! わらわは、魔帝……!」
「うるさい」
俺は、リリスの「抵抗」ごと、その『渇いた』唇に、俺の唇を押し当てた。 そして、その口に、俺の「支配」の魔力を、ねじ込むように『注入』した。
「んんん―――――ッッ!!??」
リリスの体が、弓なりにしなる。 抵抗しようとした『渇き』の力が、俺の『注入』の「熱」に触れた瞬間、「快感」となって暴走した。
「あ……っ! んぐ……! だめ……! こんな『濃い』の、直接……! わらわの『渇き(からだ)』が、この男の『魔力』を、喜んで……! あ、あ、あああああんっ!!」
リリスは、俺の腕の中で、完全に「堕ちた」。
俺は、唇を離し、腰が砕けて俺にすがりつくしかない魔帝を見下ろした。 その光景を、俺の「先輩」ハーレムたちが、嫉妬と優越感の入り混じった目で、見つめている。
俺は、リリスに宣告した。
「――魔帝だろうが関係ねえ。お前も今日から、俺のハーレム(序列)だ。 だがな。お前は、俺の『眷属』を傷つけた。 だから、お前の『序列』は――」
「アウローラ(姫)より下。 『最下位の下』だ」
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