裏切りの『同時注入』(お前たちの仲間が、俺のモノに)
「――そしたら、お前たちにも『注入』してやる。こいつらが喘ぎ狂った、この『濃い』魔力をな」
夜の路地裏に、俺の宣告が響く。 泥水に泣き崩れる女勇者アリア。 そして、そのアリアと、宿屋の窓辺に立つ俺たち(俺、聖女ルナ、女騎士エルザ)を、呆然と見比べる二人の女。
女魔術師のセシリアと、女僧侶のクロエ。 かつて俺を「不浄」と呼び、アリアと共に俺を追放した共犯者たちだ。
今、彼女たちの顔には「葛藤」が浮かんでいた。 アリアを助けるべきという「義理」。 だが、それ以上に、彼女たちの体を蝕む『渇き』が、窓辺から漂ってくる俺の魔力の「匂い」に、本能的に反応していた。
彼女たちには分かるのだ。 エルザが俺の口移しの「注入」で、今まさに「満たされて」恍惚としている、あの快感の正体を。 あれこそが、自分たちの『渇き』を癒す、唯一の「蜜」だと。
「……セシリア……クロエ……。助け、て……」 アリアが、涙ながらに仲間に手を伸ばした。
「……アリア様……」
先に動いたのは、高飛車な女魔術師セシリアだった。 彼女は、泣き崩れるアリアを一瞥すると、冷ややかに言い放った。
「……もう、無理ですわ」 「え……?」 「あなたについていっても、私たちは『乾く』だけ! ポーション代で破産しますわ! ……それに、私たち、もう『我慢』できませんの!」
セシリアの潤んだ瞳は、完全に俺(の魔力)を捉えていた。
「クロエ! あなたも来なさい!」 「……え、あ……でも、アリア様が……」 戸惑うのは、清楚系の女僧侶クロエ。 「神聖な治癒魔法と違う」と、俺のスキルを最も「不浄」と罵っていた女だ。
だが、セシリアはクロエの手を掴んだ。 「いいの!? このままアリア様と『乾き』続けて死ぬのと……あのエルザ様のように、ユキヤ様の『濃い』魔力で『満たされる』のと、どっちがいいか!」
その言葉が、クロエの理性のタガを外した。 「……わ、私も……『満たされ』たい……です……!」
アリアが、絶望の顔で叫んだ。 「待って! 行かないで! 裏切るの!? この私を!」
「「うるさいですわ(です)!!」」
二人の声が重なった。 彼女たちは、アリアの手を振り払い、宿屋の入り口へと駆け込んでいく。
数秒後。 俺の部屋のドアが開き、二人の女が、魔力に飢えた獣のような目で入ってきた。
「ユキヤ……様……! お願いします……! 私たちにも……!」 「あの『魔力』を……『注入』して、ください……!」
俺は、泣き崩れるアリアが見える窓辺に二人を立たせると、ニヤリと笑った。
「いいだろう。お前たちが、アリア(ゴミ)を捨てて、俺(ご主人様)を選んだ褒美だ」
俺は、二人の顎を掴むと、宣言した。 「――同時に『注入』してやる」
俺は、セシリアの口に、俺の口を。 クロエのうなじに、俺の「手」を。 二つのルートから、同時に【濃密魔力注入】を開始した。
「「―――――ッッ!!??」」
二人の体が、同時にビクンッ!と跳ね上がった。
「んん―――っ! んぐっ……!?」(セシリア) 「ひゃあああああっ!? あ、あつい……! 『奥』に、直接……!」(クロエ)
性格の違う二人の反応は、対照的だった。 高飛車な魔術師セシリアは、口移しの快感に抵抗しようとするも、俺の魔力が舌に絡みつき、喉をこじ開け、その魔力回路を直接「侵食」していく。
「んむ……っ! ふ、ぁ……! ダメ、こんな、アリア様が、見て……! んんんんっ!!」
清楚な僧侶クロエは、うなじからの「注入」に、全身が敏感に反応していた。 俺の魔力が背骨を駆け下り、彼女が「不浄」と呼んだ快感が、その聖なる体を内側から「汚染」していく。
「あ……あ……っ! 不浄、です……! でも、気持ち……いい……! 聖なる魔力が、ユキヤ様の『色』に……上書き、され……! ああああんっ!」
窓の外。 路地裏。 アリアは、その光景を見ていた。 ついさっきまで仲間だった二人の女が、自分が捨てた男の手によって、同時に快感に喘ぎ、堕とされていく様を。 そして、二人が、エルザと同じ「恍惚」の表情で、俺にひれ伏していく様を。
「……あ……あ……」
アリアの目から、光が消えた。 プライド、仲間、力。すべてを失った瞬間だった。
俺は、完全に「堕ちた」セシリアとクロエの体を抱き寄せた。 聖女、女騎士、女魔術師、女僧侶。 Sランクパーティーの女メンバー(アリア以外)が、今、全員俺の「眷属」となった。
「さて。これで『道具』は揃った」
俺は、窓の外で虚空を見つめる「ゴミ(アリア)」を見下ろし、新しい「奴隷」たちに命令した。
「――明日、ギルドに行くぞ。 お前たちで、新しいパーティー『ユキヤ・ハーレム』を結成する。 そして、最初の仕事は――Sランクパーティー『白銀の剣』(アリア)の、ギルドからの永久追放だ」
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