ハルカの日常
はじめまして。杞憂です。自分の初めての作品なので駄目駄目かも知れませんが、御覧になってくれると嬉しいです。
僕は今、登校する為に通学路をあるいている。
今日は珍しく早起きする事が出来て
清々しいきぶんだね!
そういえば、今日はアイツが僕を起こすどころか、家にすら来なかったな……
何かあったのかな?
まぁ、いいや。
早く学校行ってゲームしよっかな♪♪
…………悠くん!…………
ん?誰か僕を呼んだ?
……気のせいかな?
……悠く…!早く起き…!遅刻するよ!………
はい? 意味わからない
遅刻? 意味わからない
てか、…この声、聞いたことあるような……
……起きないなら、〜〜〜〜するまでね……
なにすんの!?気にな―――――ドス!!!!!
次の瞬間、僕は覚醒した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「何で、何で起こすときにP◯2で殴るの!
しかも、そのPS◯、僕のだし!!」
「だって、悠くん、起こしても起きないんだもん。」だからって殴るかな?普通は、、、てか、
「今何時?」
僕が言うと我が妹、
天崎 彼方 は、部屋の時計を見てにっこりと
「7時3分だよ、お兄ちゃん♪♪」
「はや!何でこんな早く起こすの!?」
「朝ごはん出来てるから、早くきてね」
ガチャン―――。
…無視して部屋でて行かないでよ……
仕方無く、僕は寝間着を脱ぎ、制服に袖を通して、
ご飯場へ行くことにした。
「お兄ちゃん、美味しい?」彼方は不安げにそう言った。
「うん、彼方のご飯はいつも美味しいよ」
「ホント!? う、嬉しい、な。」
何故か顔を赤くして俯いてる、!!!もしかしたら、不味いこと言っちゃった?
いや、そんなはずは………………
「あっもうこんな時間だ。お兄ちゃんも起きたし、私もう行くね」
心のラビリンスに迷いたが、妹の声ですぐに還ってこれた。
「あぁ、そうか。立ち番か。」うんっと答えて妹は席を立った。
妹の彼方は風紀委員の委員長なのである。
「気を付けて行けよ。」
そう僕が言うと彼方は、僕に抱きついてきて、
「ありがとう!!!お兄ちゃん」
「&*$@@♂♀∧▼◇///////ーー!!!?」
いつもの事ながらやはり慣れないな〜、これは。
彼方は結構可愛い方だし、優しいし、
背も他の女の子より少し高いし、
髪も腰まで伸びた栗色のストレートで可愛いし、
痩せてるし、
頭もかなり良いし、
僕と違い眼鏡掛けてないしそれに……
何より、胸が大きいことです。////
しかも、そんなものが二つも当たっていると思うと、恥ずかしくて死にそうだよ//////
「ふふっ、じゃあ、いってきまーす。遅刻しないでね、お兄ちゃん!」
「う、うん。行ってらっしゃい」
ガチャン――――。。
………家に静寂が訪れる。今家には僕以外居ない。
両親は今日は居ない、いや、“今日も”だな。
両親は二人とも海外で仕事の為たまにしか帰ってこない
「さて、身だしなみを整えないとな!」
僕はご飯場から洗面所へ移動した。
鏡を視ながら櫛で髪をすいていく。
鏡に映るのは人物、つまり僕はこれが自分だと認識している。
天崎悠
それが僕の名前だ
髪は耳にかかる位伸びていて、黒色
背は170位で普通。
目がとても悪く、縁なしの眼鏡をかけている。
言っておくが、男だ
なんて事を確認してる間にも、作業は進んでいて、後は授業の用具をカバンに
入れるだけになった。
さっさと用具いれて早く学校にいこうかな。
「一時間目は数学か、
なら、モン◯ンで!
二時間目は化学か………、、、よし!鉄◯だな。
三時間目は〜〜〜〜〜〜〜〜よし!。早く学校に行こう。」
カバンに用具をつめて玄関に向う。
……え?教科書とかもって行かないかって?
入ってるよ?攻略本という教科書は!!!!
まぁ、授業用の教科書はおき勉だから学校にあるから何の問題は無いよ!!!
では、張り切って、
「いってきます!。」
「…………………。」と
誰もいない伽藍とした家に木霊するくらいの大きいでも小さいでもない声を出し家を出る。
僕はいつもの事だと思っているがやはり寂しく思いながら、家のカギをかけ、学校へ向かった。
************いつもの日常が
いつもの季節が
悠に訪れる筈だったのだが―――――。
皆様のご感想を参考に書いていきたいので、
ご感想待ってます!!