第9話「希望の歌」
ミューズの歌声は封印され、太刀打ちする事が出来なくなったミシェル達。そんなミシェル達は死を覚悟した。その時、
「Ra〜♪」
ミシェルが歌い始めたのだ。封印されてのはミューズの声のみ、ミシェルは歌う事ができる。ミシェルは必死に歌を歌う。
「Ra〜♪」
ミシェルの体にミューズが入っている状態なので希望の歌をなんとかミシェルも歌えるのだ。
「くそ!あの音の魂を先に刈っておくべきだったか!!」
死神は悔しがりながらミシェルを襲おうとする。それをアーロンが魔剣で止めた。
「お前の相手は僕だ!」
「Ra〜♪」
希望の歌は拡張器を通じて国中へと響き渡る。
「ミシェル様!頑張って!!」
「ミシェル様!!」
皆がミシェルと一緒に歌い始めた。
「ばかなっ!私の歌がかき消され……くそ!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!」
もう1人のミューズは苛立ちを露にした。その隙にローズが彼女の魂を人形へと移してしまった。
「ぐぁぁあ!!??」
ミューズは歌うことが出来なくなった。ミューズの体はその場に倒れる。
「くそっ!魂がねぇ!」
死神はミューズの体にひとつの魂も無いことを嘆いた。
「これじゃ、契約違反だ。せめて新しい方を頂いていく!」
そう言って人形の魂を回収して空へ消えていった。
ミシェルの中のミューズは本体へと戻ってゆく。
「Ra〜♪」
ミシェルが歌い終わると歓声が上がった。全国民からミシェルを称える言葉が送られたのだ。




