第6話「オンステージ!」
そして、遂にライブ当日を迎えてしまう。
ミューズは皆に来てくれてありがとうと、言って歌いだす。
「Ra〜♪」
しかし、急に暗転する。ミューズが倒れたのだ。辺りはざわつき、マネージャーがミューズの元へと走る。起き上がったミューズは歌を再び歌い始めた。
「Ra〜Ra〜♪」
その歌声は天使のように無垢で残酷な歌。人々は倒れ始める。ミシェルとアーロンは耳栓をしてミューズへと近づいた。
「あ?てめーらこの間の奴じゃん?んだよ?」
「ここで魂を入れ替える!」
アーロンとミシェルはローズからこの時の為に作ってもらった魔法陣を開く。
「?!」
あっという間に魂はミシェルへと移った。
「これで!」
ミシェルもアーロンも甘かったこれで終わると思ったのだ。だが、それは無意味な事だった。
「あ?なんか変わったか?あいつそっちにいるんだな。」
絶望の歌を歌う悪しきミューズはミューズの体に、良いミューズはミシェルの体へと移ってしまっていた。悪しきミューズは歌い続ける。
「このままじゃ……!」
私も歌います!
ミシェルの中のミューズがそう言った。
私も歌えば相殺できるはずです。
じゃあ、歌ってみて!
はい!
「Ra〜♪」
マネージャーはミシェルを舞台から下ろすように言うがアーロンが事情を説明した。マネージャーは顔を青くする。
ミューズの言う通り相殺され、死人はまだ出ていない。
「なんだなんだ?!ミシェル様が歌ってるぞ?」
「なんでだろ?」
「そう言う演出なのかな?」
不思議がる国民にアーロンが状況を説明した。すると人々は逃げてゆく。歌い続ける2人。悪のミューズの方が押してくる。
「ミシェル!ミューズ!がんばれ!!」
アーロンは2人を応援した。人が居なくなったステージで2人は歌い続ける。
「くっそ!オレッチの飯が……」
そこに死神も現れた。
「このままだと大損だ。おまけにオレッチの非常食のミューズの魂があんな女の中にっ!」
「これで、ミューズの魂はミシェルの体の魂となったわけだ。」
アーロンは死神へと剣を向ける。
「オレッチ今めっさ不機嫌なわけ!ここで死んどけよ!!」
アーロンと死神の戦いが始まってしまった。




