第14話 「祈り」
「なっ?!」
ラナへの攻撃をミシェルが剣で応戦した。
「ありがとう。」
「うん!」
2人のコンビでなんとかラファエルを倒そうとする。だが、なかなかトドメをさせない。ミシェルはトドメをさせなかった。
「とんだあまちゃんね。」
ラナが代わりに殺そうとするがそれをミシェルが止めた。
「大丈夫!祈れば……」
ザクッ。
「え?」
ミシェルの心臓に何かが刺さった。
「あ、……」
ミシェルはその場に倒れこむ。ミシェルのことを皆が心配して駆け寄る。ローズが魔法で治癒するだが、間に合わない。このままでは死んでしまう!その時!もんが付けていた封印の首飾りがミシェルの心臓へと落ちた。
なんと、それは強大な魔力を秘めていたのでそれを使ってローズはミシェルを回復する。その間ラナはラファエルと一騎打ちしていた。どんどんとラナも追い込まれていく。ラファエルがラナへとビームを撃ちまくる。防ぎ切れずラナはくらってしまった。
「ぐっ……」
「これで終わりだ!!」
がきんっと、音がなった。ミシェルがラナへの攻撃を剣で受け止めたのである。
「ラナ!一緒に!」
「!わかったわ!」
ラナとミシェルは2人で魔王と勇者の剣をラファエルへと振り下ろす。ラファエルは避けようとするが、アーロン、ロン、ローズの3人の氷魔法で凍らされて動けない。
「ぐあああああああああっ!!」
ラファエルは叫び声を上げてその場に崩れ落ちた。
ラナは役目を終えてガビーに戻る。崩れ落ちたラファエルへ駆け寄ったミシェルは祈った。
「どうか、どうかその憎しみを乗り越える事が出来ますように。」
祈る、祈る、祈る。そして、ラファエルの強大な力は消えた。ラファエルは捕まえられた。
翌日、国王はラファエルの罪への罰をくだした。そして、謝罪した。魔族への偏見を無くす為に、これから良き王として活動していくとラファエルへと誓った。
ラファエルは城の使用人達を殺した罰として、死刑とされた。この死もまた、新たな憎しみとなるのだろうか?ミシェルはそう思うとすこし悲しくなった。この憎しみが優しさに変わる事を祈る事しか出来なかった。




