第13話 聖女の復活
倒れたミシェルの首をラファエルが掴む。
「「ミシェル!!」」
アーロンとロンはミシェルを助けようと走る。だが、呆気なく2人は吹き飛ばされた。
「死ね!真の魔王は我1人!!」
首を掻っ切ろうとするラファエルだったが、憑依した魔王と勇者がミシェルを守った。
「ちっ、小賢しい!!老害共が!!」
ラファエルのまがまがしい魔法で2人は消滅してしまった。
「クックック、これで、邪魔者はいなくなったな。」
ミシェルの首を今度こそはねようとする。だが、どこからか魔法のビームが飛んできた。
「何?!」
「バカ!起きなさい!!ミシェル!!死ぬわよ!!」
そこにいたのはガビーだった。ガビーは城の異変を知って、ミシェルが心配で走ってきたのだ。ミシェルはその声で起きた。そしてラファエルを蹴り飛ばす。
「ガビー、ここは、危険よ。帰って!」
「バカ!ミシェルを放って帰れるわけないでしょ!!」
「ガビー様!今だけ限定で過去の記憶を呼び覚まします!お力をおかしください!!」
「へ?」
ローズの魔法でガビーは前世の記憶を取り戻してしまった。
「そうだ、……わたし、……」
ラファエルはそんな事お構いなしに攻撃をミシェルとガビーに浴びせる。城は大きく壊れる。しかし、ミシェルがなんとかバリアで伏せぐ。だが、1部防げなかったのがミシェルへと飛んできた。
「「ミシェル!」」「ミシェル様!!」
建物が崩れ、粉塵が舞う。
「あーあ、思い出しちゃった。仕方ないから力ぐらい貸してあげますわ。」
粉塵の中から出てきたのはミシェルを抱えたガビー、否ラナだった。
「「「ラナ?!」」」
ガビーは姿を変え、ラナとして立っていた。
ラナは元勇者パーティーの賢者である。魔王と戦う術を持っていた。ラナの魔法がラファエルを貫く。
「その程度っ!」
ミシェルも負けじと再び剣を振るう。3人は死闘を繰り広げた。どんどんと押されるラファエル、そんなラファエルは負けるものかとラナを殺そうとするがミシェルに止められる。
今度はミシェルをねらうとラナに止められるの繰り返しだった。ラナの魔法がラファエルへを貫きてゆく。
「な、なぜ……」
「賢者舐めないで貰えるかしら?」
しかし、いつの間にかラファエルはラナの後ろに回っていた。
「なっ?!」




