第10話「2人組との対決」
翌日、魔王との決戦の為に再び王城へと向かう。王城に着くといきなりあの2人組が襲ってきた。
「懲りない奴らだ。」
「これから殺すわね。」
2人はいきなり魔法で襲ってくる。しかし、ローズがそれを魔法で止める。ミシェルが黒魔術で2人を攻撃した。アーロンとロンはその隙に王城の奥へと走ってゆく。
「ちっ!」
「逃がしたか!」
2人組の魔族は苛立ちを覚え、ミシェルへとローズにビームを撃ちまくる。ローズがバリアでそれを止め、ミシェルが氷の魔法で相手の足を凍らせ、動きを止める。
「なっ!」「この程度っ!」
しかし、氷はなかなか外れない。そこにローズの光の魔法が飛んでくる。2人組は攻撃を受けて城壁へ飛んでいった。ミシェルとローズはその隙に攻撃をする。しかし、攻撃による砂埃が晴れるとそこには全くダメージを食らっていない2人がいた。
「どうする?メー?」
「殺すわ。リー。」
2人がフルスピードでミシェルとローズへと向かってくる。ローズが魔法弾を撃ちまくるが全て相手には避けられてしまった。ローズが魔法出2人組を捕まえる。そこにミシェルが黒魔術で攻撃した。今度は少しは効いたようで2人とも負傷していた。
「バカな……」
「何故」
「ミシェル様!あの二人には黒魔術に抗うすべがないようです!ミシェル様の攻撃なら通ります!!」
「分かったわ!」
そういってミシェルは2人組にビームを浴びせる。2人組はボロボロになった。
「そんな……」
「魔王の孫娘だと言う事を忘れて……いた。」
2人組は倒れた。ミシェルは歓喜するがローズは違った。
「ミシェル様!まだです!」
2人組の姿がみるみるうちに化け物に変わってゆく。角が生えた悪魔の様な怪物に変わっていく。2頭の悪魔は雄叫びを上げた。
「「があああああああっ!!」」
ミシェルとローズはビリビリと空気が震えるのを感じた。2頭は2人に襲いかかる。
☆☆☆☆☆
「はあはあはあ」
「はあはあはあ、息切れしてますね!帰ってもいいのですよ?」
「それはお前もだろ!ここで、引く訳には行かない!ミシェルのためにも!」
「それは自分がミシェルにカッコつけたいからでしょう。」
アーロンとロンはバチバチと火花を散らしながら王の間へと走る。走っている最中に使用人達の屍をみた。
「くっ!惨い!」
「人間は皆殺し、か。」
2人はその惨状に目を伏せながらも走る。ようやく王の間についた時には2人共精神的にも消耗していた。
「来たか、小童ども……」
☆☆☆☆☆
「ローズ!右の魔族の相手をして、私は左の魔族の相手をするわ!」
「はい!」
ミシェルは攻撃をよけながら相手に攻撃をする。相手は許さない許さない許さないと言って突進してくる。それをミシェルは殴った。
「がはっ?!」
ミシェルの怪力に殴られたメーは驚くのと同時に戦慄した。
「はぁ!!」
どかーんっ!と、大きな音と共にメーは飛ばされてゆく。
「こ、この程度……がはっ!?」
メーはどうやら骨が折れたらしい。もう立つ事も出来ないぐらいに痛めつけられてしまった。ローズはそれを見て思うのだった。ミシェル様を怒らせてはいけないと、心から思うのだった。
「メー!よくも!!」
リーの方がミシェルを狙う。しかし、ローズによって魔法で止められる。そこにミシェルが殴りこんだ。
「はぁ!!」
再びどかーんと、音がなって半壊した建物の下へとリーは落ちてゆく。
「ばか、な…………」
ミシェルのバカ力でなんとか2人を倒せた。
「さすがミシェル様。おぞま……げふんげふん!凄いパワーです。」
2人が戦闘不能かどうか、確認すると、ローズは、王の間へと転送魔法でミシェルと共に飛んだ。




