第5話「上位魔族襲来」
「もんー!野菜の収穫にいきますわよー!」
「がぁ!」
元気になったもんと共に畑に収穫にいく。収穫する前にもんが少し食べてしまった。
「こら、もん、まだだめよ!」
「がぁ……があ?!」
「え?」
もんがいきなり緊張状態となる。ミシェルはどうしたのかしら?と、当たりを見回した。すると、なにが一直線にこちらに向かってくるではないか。
「もん!あれって!?」
そういった瞬間にレンガの小屋前でそれは止まった。
「おかしいな、この辺りだと思ったのだが、…………」
「ええ、おかしいわね。」
「貴方達は、一体?!」
小屋の前には謎の2人組がいた。
「人間か?」
「ちがうわ。この感じ……魔族の血が混じってる。」
2人でぶつぶつと言い合っていた。
「そのモンスターをこちらに渡して貰おうか?」
「へ?もんを?」
そうだといいながらじわじわと近づいてくる。
この2人、魔族だわ!それも上位の!?
「大人しく渡すなら命は取らないわ?」
もんはその2人組を見ながら怯えたいた。
「嫌がってるじゃない!貴方達誰?!」
「お前には関係ない。」
「あるわ!私は魔王の孫娘!その私に逆らうつもりなの?!」
女性の方がそうなのねと納得して男性の方へとどうするかとう。
「仕方ない、いくら魔族の元長の孫娘と言えど我々の邪魔をするなら消すのみ。」
そう言うと、畑に向かって男の魔族はビームを打った。畑はぐちゃぐちゃとなる。
「何するのよ!」
「次はその命だ。早く渡せ。」
「嫌よ!」
そう言うとミシェルは黒魔術を使って2人を眠らそうとした。
「甘いっ!」
だが、逆に跳ね返されてしまった。ミシェルへ意識が薄れゆく中、もんのピギャーと言う声を聞いて暗闇の中に落ちた。
☆☆☆☆☆☆
「ミシェル!ミシェル!」
「ミシェル!」
気がつくとベッドの上で寝ていて、アーロンとロンが心配そうに顔を見ていた。
「大丈夫かい?なにがあったんだ?」
「ミシェル、申し訳ない。駆けつけた時にはすでに貴方は眠っていた。遅れて申し訳ない。何があったのですか?」
「もん!もんは?!」
「もんは居なくなっていました。」
どうやらもんはさっきの2人組に連れて行かれたらしい。でも、何故上位魔族が下位魔族のモンスターなんて連れて行くのだろう?ミシェルは疑問に思いながらもすぐに追わないとと言う。
「ミシェル、まだ安静に……」
「そうですよ。」
「大丈夫です。アーロン様、ロン様、ありがとうございます。でも、あの子怯えてたんです。あの子を放っておけませんわ!」
3人は話しあい、その謎の2人組を追う事にした。急いで魔法で出した馬車を走らせる。だが、近場を探してもどこにもその魔族はいなかった。
ミシェルが、もっと遠くを探さないと、と言うが日が暮れる前に戻るべきだと2人に言われてレンガの小屋まで戻ってしまった。ミシェルはもんが心配で堪らなかった。
夜の闇が全てを覆ってゆく中、月の光が窓辺のミシェルを照らした。
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