表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢の国外追放から始まるほのぼのライフ(連載版)  作者: ユキア
聖女の救済編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/46

第13話「ローズの正体」

「私、ローズは、実は転生者なのです。」


「?!ローズが転生者?」


「はい、実は今から遡る事100年前、この地を治めていた魔王を倒した勇者パーティーのヒーラー、それが私なのです。」


「そ、そんな?!」


「私は魔王との戦いの後、いずれ現れるであろう厄災、聖女ラナを止めるために転生しました。」


「ラナを止める為?」


「ええ、ラナは元々勇者の恋人の賢者だったのです。」


「ええええっ?!」


「しかし、勇者は彼女を捨てました。そして、勇者と対立し、呪いの言葉を遺して倒されたのです。その言葉こそ、”いずれこの地に再び現れてお前達の国を呪い滅ぼすだろう”と、言うものです。私は勇者にラナの事を託され、ここに転生しました。」


「そ、そんな事が……。でもどうして勇者はラナを捨てたの?」


「それは、魔王の娘と結婚する為でした。」


「そんな……。」


「魔王の娘と勇者が結婚することでこの国は始まったのです。そして、呪われた。捨てられたラナによってこの国は滅ぼされる運命にあるのです。」


「でも、どうして私の使用人などに……」


「それはあなたが魔王の孫娘だからです。貴方なら聖女ラナを倒せます。」


「わ、私?!そ、そんな、あんな怪物相手に無理よ!」


「魔王の孫娘と、勇者の子孫が手を合わせなければ倒せないのです!」


「勇者の、しそん……。」


「このまま放っておけばアーロン様はラナに殺されるでしょう。彼女にとってアーロン様はもう用済みです。王城を乗っ取ると言う目的を果たした今、彼を生かして置く理由がないのです。」


「そんなっ?!」


「さあ、どういたしますか?」


「私は……。」


☆☆☆☆☆


アーロンはたくさんの兵を連れて、ラナ討伐へと向かう事になった。しかし、どんなに辿りつこうとしても道に迷ってしまう呪いがかけられ、王城に迎えない。アーロンの側近達が呪いを解こうと必死になった。


そして王城へとようやくたどり着いた時、アーロンは眼を疑った。そこにあったのは屍の山。あまりの惨状に、それを見て嘔吐するものまででた。


「ひ、ひどい、こんな事っ!」


しかし、アーロンは少し胸を撫で下ろした。ここにミシェルがいなくてよかったと、何故そう思うのかはわからない。でも、ミシェルが酷い目に合わなくて良かったと安堵したのだ。


「進め!」


アーロンは兵を連れてラナのいる王の間へと急ぐ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ