おまけ3『貯金ができない理由解説』
ここでは、お金を仕分ける時に書いた、『貯金ができない理由』を解説していこうと思う。
『貯金ができない理由』は、下記になる。
①1月に、どのくらいのお金が出ていくのか把握できていない。
1.どんなに嫌がっても、毎月、絶対出ていくお金。
2.自分で使うのを、止めたり、減らしたり、増やしたりできるお金。
②身の程(借金の総額、1月で自由に使えるお金)が解ってない。
③クレジット払い=リボ払い。もしくは、2回以上の複数回払いをするものだと、思っている。
④見栄を張りたがる。自慢したがり。
⑤お得情報、キャンペーン、割引に飛びつく。
⑥『こうしないといけない!』と決めつけている事が多い。
⑦色んな節約術を試して『頑張っている』。
⑧1週間とか、1ヶ月とかの短期間で、結果が出ると思っている。
⑨残ったら、貯金に回そう……
⑩根性や決意表明をすれば、貯金ができると思い込んでいる。
①と②は、既に貯金をするための準備段階で、説明しているので、③〜⑩の解説をしていく。
では、早速始めよう。
③クレジット払い=リボ払い。もしくは、2回以上の複数回の分割払いをするものだと、思っている。
そもそも、『クレジット払い=借金』だという事を、きちんと認識していない事が原因の1つだろう。
このせいで、ショッピング枠にしろ、キャッシングわくにしろ、『枠上限=自分のお金』と勘違いした上に、『お金がある』と思い込んでしまう。
故に、使い過ぎるのだ。
何度も書くが、『クレジット払い=借金』だという事を、忘れてはいけない。
更に、クレジット払いは、『使った金額が把握しづらい』という事も原因の1つである。
特に、リボ払いや分割払いは、尚更、『使った金額が把握しづらい』。
なので、より一層使い過ぎてしまう。
毎回、リボ払いや分割払いをし続ければ、当然だが借金も減らない。
返しても、返しても、返しても、借金の総額は、ほとんど変わらないか、下手したら増え続ける。
所謂、『無限ループって怖くね?』という状態に陥るのだ。
当たり前の事だが、どれだけ返済しても、借金が減らないのであれば、貯金なんかできるわけがないのだ。
クレジットカードを持つなとは言わないが、付き合い方は見直すべきだろう。
④見栄を張りたがる。自慢したがり。
これは、解説するまでもないな。
『全身ハイブランド品じゃないと、気が済まない』『新作が出たらすぐ買いたい』『映えるから欲しい』
こういった考え方は、本人の自覚の有無に関わらず『見栄っ張りで、自慢したがり』な、自己顕示欲の現れである。
ハイブランド品は、当然高価だ。
新作が出るたび買い替えれば、お金が掛かる。
『映えるもの』は、単品なら大した金額ではないが、『映える』ためには、色んな物を買う必要がある。素敵な飲食店にも、旅行にも行かねばならない。
そうなると、『いくら有っても、お金が足りない』くらいだ。
見えを張るのも、自慢するのも、お金が掛かる。
そして、見栄や自慢のために買ったものは、実際は、使わないものや、要らないものの場合も多い。
不思議な事に、貯金ができない人ほど、見栄っ張りで、自慢したがりだ。
見栄や自慢も、『ほどほど』を覚えた方が、人もお金も離れていかない。
⑤お得情報、キャンペーン、割引に飛びつく。
世の中には、色んなお得情報や、キャンペーン、割引がある。
これは、上手に使えば、節約の味方になるものだ。
だがしかし、諸君は、これらの情報に、何でもかんでも飛びついていないだろうか?
もし、何でもかんでも飛びついていつなら、ちょっと待ってほしい。
飛びつく前に、深呼吸をしよう。
そのお得情報。そのキャンペーン。その割引。
本当に使うのか? 本当に要るのか?
どんなに安くても、使わないものや、要らないものにお金を出すのは、ゴミが増えるだけだ。
生活スペースと、お金には限りがある。
お得情報、キャンペーン、割引は、『本当に使うもの』『本当に要るもの』を厳選して、上手に使おう。
⑥『こうしないといけない!』と決めつけている事が多い。
『スマホや、電気代は、大手じゃないとダメだ!』『投資はギャンブルと一緒だ!』『クレジットは、借金なんだから、カードは持っちゃいけない!』
こういった、『こうしないといけない!』と決めつけている人は、『自分は、間違わないし、絶対正しい』と思い込んでいる。
残念ながら、こういう『自分ルール』が多い人は、他人の意見や、提案に耳を傾けない。
そのため、自ら、視野を狭め、選択肢を排除してしまうことになる。
実に勿体ない事だ。
確かに私も、何度も『クレジット払い=借金』だと、書いている。
だが、クレジットカードを持つ事は、否定していない。
例えば、高速道路をよく利用するなら、ETCが無いと不便だろう。
ETCは、クレジットカードと連携しないと使えないのだから、カードを持つなとは言えない。
私は、『クレジット払い=借金』だという事を忘れてはいけない。
しかし、使った金額をきちんと把握して、上手に付き合えれば、クレジットカードを持つ事は、問題ないと思っている。
決めつけ型の自分ルールが多いという事は、柔軟な発想ができなくなる。
柔軟な発想ができなくなるという事は、臨機応変に対応できない。
臨機応変に対応できないという事は、フットワークが重くなってしまう。
自分ルールに雁字搦めになると、『何もできなくなる』。
そのため、節約さえ、ままない。
だから、貯金する体力も、お金も残らないのだ。
それならいっそ、『人間なんだから、間違う事もあるさ。』『合わなかったら、止めれば良い。』くらいの気楽さで、色んな事に挑戦できる方がずっと良い。
⑦色んな節約術を試して『頑張っている』。
これに関しては、『続けられなければ、意味がない』この一言に集約される。
節約術というのは、長期間続ける事で結果が出るものだ。
だが、私のような頑張れない人間にとっては、『頑張らないといけない』時点で続かない。
何故なら、頑張れないから……
『頑張り続ける』なんて偉業は、私にはできない。
諸君にとっても、『頑張らないといけない』節約術は、残念ながら、合わない手段だっただけだ。
気にするな。
節約は、続けられなければ、意味がない。
ならば、『頑張れなくても、続けられる』、節約の手段や方法を見つけよう。
⑧1週間とか、1ヶ月とかの短期間で、結果が出ると思っている。
⑦でも書いたが、節約にしろ、貯金にしろ、長期間続ける事で結果が出るものだ。
それなのに、1週間とか、1ヶ月とかの短期間で、結果が出ると思っている人は、意外と多い。
何故そんな人が多いかと言えば、『頑張りたくないから、結果だけ欲しい』からだ。
私は、頑張れない人間だが、『頑張りたい気持ち』はある。
しかし、短期間で結果が出る思っている人は、『頑張りたい気持ち』自体を持ってない。
『結果だけ欲しい』のだから、当然と言えば当然なのだが……
だから、短期間で結果が出る思っている人は、一攫千金を狙って、ギャンブルに生活費を注ぎ込む羽目になる。
事前の勉強をせず、よく調べもせず、株やFX、仮想通貨に挑戦する。
ギャンブルは、『負ける前提』で楽しむ娯楽だ。
間違っても、生活費を生活費を注ぎ込むものではない。
はっきり言って、ギャンブルに生活費を注ぎ込むなんて、大馬鹿としか言いようがない。
節度を保って、楽しめないなら、きっぱり辞めるべきだ。
株やFX、仮想通貨に挑戦するのは構わないが、無知で儲けられるほど甘くない。
投資をするのであれば、きちんと勉強したり、調べたりして、リスクを含めて、納得できたら挑戦しよう。
1円も損をしたくないというなら、株やFX、仮想通貨は向いてない。
別の手堅い、比較的安全な投資を選ぶ方が健全だ。
短期間で結果が出る思っている人は、『ローリスクハイリターン』で、儲かるものがあると、勘違いしている場合が多過ぎる。
『ローリスクハイリターン』なんてものは無い!
そんなものは、幻想だ!
貯金を含めた投資は全て、『ローリスクローリターン』か、『ハイリスクハイリターン』の2択しか無いのだ。
貯金は、『ローリスクローリターン』に分類される。
今まで、投資をしたことがない初心者ならば、『ローリスクローリターン』から挑戦する事をお勧めしたい。
⑨残ったら、貯金に回そう……
結論、残らない。
びっくりするほど残らない。
人間とは不思議なもので、スペースにしろ、お金にしろ、『有れば、有るだけ、全部使いたい』と思う生き物だ。
これは、本能とか、習性と言っても良いのではないだろうか?
なので、どうにもならない。
給料が入った直後は、『こんなに使えるお金が有る』と勘違いする。
だから、食費・服・娯楽のために先に使ってしまう。
結果、貯金に回すお金どころか、【どんなに嫌がっても、毎月、絶対出ていくお金】すら足らなくなる。
本能や習性を、抑制するのは難しい。
ならば、どうすれば良いのか?
『有れば、有るだけ、全部使いたい』のなら、実際に使えるお金を先に把握すれば良いのだ。
そのための『なまけもの貯金』である。
⑩根性や決意表明をすれば、貯金ができると思い込んでいる。
これは、『頑張れる人』にしか適用されない。
根性や決意表明をすれば、貯金ができる人は、『頑張れる人』だ。
そもそも、私のような頑張れない人間は、根性や決意表明をしても『頑張る方法』が解らない。
もっと言えば、『頑張り方』や『やり方そのもの』が解らないのだ。
やり方が解らないのに、どうやって頑張れば良い?
貯金をするなら、それぞれに合った『頑張れる方法』を見つけよう。
『貯金ができない理由』の解説は、以上で終わりである。