基本2 個別株? 投資信託? 〜株式用語解説〜
個人向け国債で、投資に慣れてきたら、iDecoやNisaが気になってくるだろう。
iDecoやNisaを含めた株式投資を始める前に、株式用語を覚えておくと、実際に挑戦する時に多少なりとも役に立つ。
なので、ここでは、株式用語の解説をしていく。
①元本または、元金
・元手になるお金。
・株や投資信託、債権(国債も含む)を購入した時のお金。
・複利の場合は、元手になるお金に利息が付いたら、それが次の元本または、元金になる。
②リスク
・可能性のこと。
・元本が増える場合もあるし、減る場合もある。
・自由に引き出せる場合もあるし、一定期間引き出せない場合もある。
③個別株
・各企業・会社ごとのバラ売り。
・好きな会社、応援したい会社を選ぶ。
・オタク的に言えば、漫画を単行本で買ったり、単推しに貢ぐ感じ。
・何社か推しを見つけないと、分散投資はできない。
・単元株数(最低購入できる単位)は、100株。
・ミニ株は、1単元(100株)の1/10で購入できる。
④投資信託
・色々な企業の詰め合わせのセット売り。
・オタク的に言えば、サンデー・ジャンプ・マガジン・リボン・なかよし・
マーガレット等の漫画雑誌を買ったり、箱推しする感じ。
・1つの投資信託で、分散投資ができる。
・インデックスファンドとETF、アクティブファンドがある。
⑤インデックスファンドとETF(パッシブ型とも言う)
・日経平均株価(TOPIX等)や、ダウ工業平均(S&P500等)等の指標に連動している。
・指標に沿って機械的に買うので、手数料が安い。
・指標に沿ってるので、値段の上がり下がりがそこまで激しくない。
・インデックスファンドは、1日1回公表される『基準価額』にもとづいて取引される。
・インデックスファンドは、申込時点では、適用される『基準価額』が確定していないことも多い。
・ETFは、リアルタイムの自由取り引きができる。
・ETFのが、インデックスファンドより手数料が安い。
・目論見書の最初の方にある商品分類に、『インデックス型』と記載されている。
・目論見書に『連動する運用成果を目指します』という表現が有る。
⑥アクティブファンド
・⑤で記載した指標を上回るリターン(利益)を目指すスタイル。
・プロ(人)が、株や債権を選んで買う。
・手数料が高い。
・人が選ぶので、値段の上がり下がりが激しい。
・目論見書に『アクティブに決定します』や『トータルリターンの最大化を目指します』という表現が有る。
⑦目論見書
・運用方法や、手数料が書いてある説明書。
・最初の方に運用目的や運用方法が書いてある。
・中間くらいに『こういうリスクがあります』という説明。
・最後に手数料が書いてある。
・オタク的に言えば、キャラブックや設定集みたいなもの。
・株や投資信託、債権を買う前に、必ず確認しよう。
⑧信託報酬
・投資信託の運用管理費のこと。
・投資信託を持っている間払い続ける手数料。
⑨購入時手数料または、販売手数料
・株や投資信託、債権を買う時に払う手数料のこと。
・買い足しや、新しく買うごとに払う必要があるので、積立投資は毎回払う手数料。
⑩信託財産留保額
・投資信託を売った時または、解約した時に払う手数料のこと。
・お金を引き出す時の手数料。
重要なのは、これくらいだろうか?
iDecoやNisaに挑戦する場合は、必ず目論見書は読んでくれ。
最低限、手数料だけでも確認するべきだ。
できれば、運用方法も確認してほしい。
投資信託には、名前にインデックスと書いてあるくせに、実際の運用方法がアクティブの場合もあるのだ……
何事も初めて挑戦する場合は、説明書が有るなら、説明書は読んだ方が失敗しにくい。




