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突入。女子の部屋。

開いてくださりありがとうございます。

是非楽しんでいってください。


________________(びゅんっ)


________「うわぁぁー!」


(ドカッ!)


俺は盛大に尻もちをつく。


(スタッ!)


________「いてててて....あいからわずな雑さだな...」


「それは亜紀斗が下手なだけ。普通はそんなに無様に転移しない。」


そう真顔で言ってくるマユ。


「いや、これに上手い下手あるのかよ....」


(いったいどうやって調整するんだ気になるー!)


俺は密かに心の中で子供のように興奮してしまう。


________「はやく立って。いくよ。」


「え?行くってどこへ?」

俺はいきなり行くと言われてもどこへ行くのかわからないので、そうマユに質問する。





________________「わ、私の部屋....」




_______________「ま、マジ?」







________「マジ....」


そう顔を真っ赤にしながら言うマユ。





________(ガチャ〜)




________(き、きちゃった〜....ヤバイこういう時どんなふうに話しかければいいんだろう....)


.............

________(や、ヤバイ....男の子を初めて部屋に入れちゃった〜!....いやそもそも友達あんまりいなかったけど....)


二人ともがそんなことを考える。


________「.....あ、あの...いい部屋だね...綺麗に片付いてるし、置いてある物......________________ゑーーーー!!」


俺はそのベッドに置いてあるものにとても驚く。



________「あ、あぁあの....ぶ、ぶ、ぶぶぶ」


「ぶ?」

マユは気づいていない。


「ぶ、ブラが....ある...」


「え?あ、あぁ...あ゛ぁーーー!見るなこのヤリ○ン!」


「いやだからそれだけはちg()グァ゛ーーー!」


俺はやはりそこだけは真剣な顔で言いかけて自分のチ○コを思い切り蹴られる。


「お、お前....俺を殺そうとしてるのか...」


________「知らない!!」


マユは自分のブラを持って下の階へ駆け下りていった。


(ま、まったく...部屋に誰か入れるならちゃんと確認しておけよ....)

俺がそんなことを思っていると....




________(ガタンッ!)



(げっ!....)


「ちょっと!!」

マユは怒った顔でこっちを向いて言う。


________「は、はいーー!!」


俺はとっさに敬語で答えてしまう。


「亜紀斗、さっき私の部屋みていい部屋だね、とか...置いてあるものがどうとかいいかけてたけど....あなた私のぶ、ブラを見てそういったんじゃ...」


________「ちちち、ちげーよ!!確かにお前のブラはデカくて可愛かったけど、けしてそれを見ていったわけじゃn()


________「やっぱりそうじゃなーーい!!」


________「いやちが、グォワァ゛ーーー!」


俺はまたもチ○コを蹴られる。

________近いうちにほんとに潰れて死ぬんじゃないだろうか....


____________「ハァハァ...まったく...」


そして5分後


________ようやく落ち着きを取り戻したみたいで、(俺も違う意味で落ち着いて)いろいろ話が聞けそうだ。


________「こほん、いい?まずわ、あなたが転移した場所。あそこは、十五業大戦の会場。」


「えっと...その十五業大戦っていうのは?」


「それはね、二ヶ月に一回行われる殺し合いイベントだよ。」


「こ、殺し合い?それって本当に人が死んじまうのか?」


「いや、ほんとに死ぬわけないよ。そんなのだったら誰も参加してない。」


「まぁそりゃそうか。」


「それで、何故みんなが十五業大戦に参加しているのか。それは...みんな一位になったらもらえる挑戦状をほしがっているの。」


「挑戦状?」


「そう。その挑戦状とは、その職業の1位ランカーと戦うための挑戦状。そして、もしその挑戦で勝つことができれば、その職業の1位ランカーとしての称号を奪い取ることができる。」


「へぇ〜。なるほどな。なら、その選んだ職業とやらが被ったらどうするんだよ。」


「被っても、戦いの場はなんこもある。だけど、全員が参加できるという訳じゃない。もしその職業が二十人選んだとしたら、選ばれるのは上位十五人だけ。」


「それで人数を調整してるって訳か....」

だんだんと十五業大戦のことがわかってきた。

でも、一つ疑問があるとすれば...,


________「じゃあさ、その十五業大戦とやらにエントリーもしてない俺が参加したのはなんでだ?」


________「それは....正直わからない。あなたがエントリーできるほど強いとも思えないし....」


(やっぱりマユでもわからないかーー。)


「まぁ、いいや...で、俺はこれからどうすればいいんだ...。」


________「亜紀斗、あなたそもそもこの場所がどこかわかってる?」


「あ....そういえば...ここはどこなんだ?」


「ここはこの日本の中心、ビッグルーターズ都市だよ!!」

なぜか嬉しそうにそう言うマユ。


________「へ、へぇ〜...なるほど...」

(今マユは日本って言ったな...少なくともここにはちゃんと地球もあるし、他の国もあるってことになる。)

俺は密かにそう思う。


「もっと喜んでよ!!ここは本当にすごいんだから!!」


大きな胸を揺らしながらはしゃぐマユ。

十五業大戦の時とはまるで別人だ。


________「お前、なんでそんなにこんなどこの誰かもわからない俺と一緒にいて大はしゃぎできるんだよ。」



________「それは...私は、普通にこうやって人と会話ができるのが嬉しいからだよ!....それに、亜紀斗はたまに、いや結構頻繁的にエッチなことするけど、本当に悪い人じゃないってわかってるから!」


「なんだそれ(笑)。」


俺はそうやって答えたが、こいつとはもう少し一緒にいてやりたいと思った。







読んでいただきありがとうございました。

楽しんだもらえたでしょうか?

まだまだ続きますので、次回もお楽しみに。

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