優しいほのかな香りの君が、、、。
僕は、僕が10歳の時に病気で両方の目が全く見えなくなったんだ!
・・・それからというモノ。
僕は目が見えない分、耳や鼻、いろんな感覚が鋭くなったんだと思う。
目が見えなくても、感じ取る力が増す事で目で見えているよりもいろ
んなモノを感じ取る事ができるんだよ。
___僕は、目が見えなくなって...。
たくさんの事に感謝して、人と有難みを強く感じるようになったんだよ!
▽
___例えばね?
それは身近にいる家族だったり、昔からの友達や友人だよ!
___何より、僕が20歳になった誕生日の日に! 僕の両親が僕に
とっておきのプレゼントをくれたんだ!
・・・そう、“盲導犬” だよ!
彼女の名前は、【アリス】当時3歳。真っ白のゴールデン・レトリバーだ!
*
彼女は、厳しい盲導犬の訓練を受けて合格して僕の家にやってきたんだ!
___訓練所の方には、、、?
【___普段は、凄くヤンチャで甘えん坊なんですよ!】
と言われたのだけど、、、?
___僕といる時の、アリスは、、、?
凄く、忠実で僕の言う事を何でも聞くし、お利口さんでね。
どんなところに居ても、【ワン】と一回も吠える事もないんだ!
子供たちが、アリスを見つけて、アリスの尻尾や体中を触りまくっても。
声一つ上げない、アリスはお利口で、、、。
・・・そういう風に訓練されているとはいえ...。
僕は怒る事も、吠える事もしないアリスが可哀想になる時があるんだよ!
*
・・・もしも?
盲導犬にならずに、普通の家の家族の一員として!
アリスを迎える事ができていたなら、、、?
今みたいな、アリスでは絶対になかったんだと思うんだ!
ヤンチャで甘えん坊な、そのままのアリスでいれたんじゃないかと思うと...。
僕は、胸が締めつける想いなんだよ。
___アリスには、アリスの幸せがあったんじゃないかと思うからだ!
僕の為に、アリスの一生を! 捧げてくれる事になるんだよ!
・・・もっと自由に、好きなだけ公園で遊べたかもしれないのに...。
散歩だって、アリスの好きなところに連れててあげれたのかもしれない!
・・・ただただ、アリスは僕の言う事を聞いてくれるロボットみたいに
したくないと僕は思うようになったんだ!
___僕の目が、見えないからって!
アリスには、アリスの自由な時間を使ってほしいと、、、。
___だからね?
僕も25歳になった今、たまに僕の友達に無理を言って!
アリスを、自由にするために、、、。
大きなドックランがあるところで、アリスの背中に乗せてあるモノを
全て取って、自由に遊ばせる時間を作っているんだよ!
▼
___その時ばかりは、アリスも喜んで走り回っているよ!
いつも聞く事が出来ない! アリスの鳴き声。
___息遣い、そして、、、。
優しいほのかなアリスの香りを嗅ぐ事ができるんだよ。
無邪気に走り回って、遊んだ後のアリスの匂いを嗅ぐ事が僕の幸せでもあるんだ!
・・・僕にとって!
彼女は、最愛のパートナーなんだよ!
___僕は、アリスがいないと何も出来ないから。
これからも、ずっと僕はアリスと共に生きていきたいと思っているんだ!
『___これからも、よろしくなアリス!』
【ワン!】
最後までお読みいただきありがとうございます。