表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
美術少女と異世界に住まう魔王の旋律  作者: Spell
Episode 05 現世界が侵攻
55/69

第54話 〜侵攻される世界〜 異世界との破れ

あれからなんだかんだで夏休みが終わった。

なんかあっという間だったなあって思う。


でも、この時間が終わるまで約4年もかかってしまった。

なぜかそんな気がする。


「魔王...二学期になってから学校来てないな」


魔王は二学期が始まってから

学校に来ない日が増えた。

事情はよくわかんないけど...

たぶん水陽との戦いのことで忙しいんだろうな。


私は、未奈ちゃんと一緒に

わからないところをノートで見せあったりして

テスト対策をしているけど、やっぱりわかんないや。


⭐︎数学の場合⭐︎

「ねえ、この二次方程式ってなんだっけ...?」


「ええ...わからないなあ...なんで答えが>と≧の時でバラバラなんだろ」



⭐︎英語の場合⭐︎

「whoってさ、誰?って意味だったよね」


「そうだね」


「なんでwhoがこんな文書に使われてるんだろう...」



とこんな感じで

ややこしい部分はよくわからない。


whoって誰?って聞く意味じゃないの...?

関係なんちゃらって中学の時に聞いたことあるけど...

よくわかんないや。


別に大学に進学するつもりないし

勉強なんてしなくてもいっか。


「就職するんだし勉強なんかせずにネトゲやりたい」


「たしかにね」


私と未奈ちゃんが色々と話していると

周りからヒソヒソ声が聞こえてくる。


(ねえ、あの未奈ちゃんって子さ...

なんか知らないけど、ヤンデレっぽいよね)


(そうだよね、なんかわかんないけど

そんな気がするんだよね)


「っち、本当のことを知ってるのは私たちだけなんだよ、

だからわかったような気でいないで欲しいわ」


私はヒソヒソ声を囁き声で対抗する。

私の友人のことをろくに知らないような奴らに

なにも言われたくない。


「未奈ちゃん、気にしないでね」


「うん...橋川くんのことはもう誰もわかんないし

私もなんなら一緒に記憶を無くしたいぐらいだから」


「そうだよね、あんな男、可哀想だとは思うけど

今まで杉浦くんに手を出したりして

美音ちゃんを略奪するようなクズだし...」


「黒木くんはあれからどうしてるんだろう...」


「魔王ねえ...学校に来ないのはきっと訳があるんだろうけど

私にはわからない...今日さ、一緒に魔王の世界に行ってみない?」


「そうだね、行こっか」


流石に学校来ないの長すぎるし。

最後に二学期で会ったのはもう1週間も前だ。

しかも、なんの前兆も無く。





ーーーーーそして放課後。



「よし、魔法陣完成!」


私が作った魔法陣。

これを使えば異世界に行ける。


「異世界転移!!」


...あれ?


「どうしたの...?沙羅ちゃん?」


魔法が通じない。


「異世界転移!!」


今までこのやり方で行けていたはずなのに...

なぜか使えなくなっている。


「ゲートが...閉ざされているの?」


「どういうこと?」


「わからない...だけど、最近魔王が来ないのは

ゲートが閉ざされているから...なのかな...?」


「そんな...」


突如、空が朱色に染まった。


「...!?」


地面には陣が大量に貼られ。

赤く染まった。


「なんなの...!?」


私と未奈ちゃんは状況を掴めないまま

周りの変わりゆく背景を見つめるしかなかった。


やがて陣は、火の球となり

剣の形へと変幻していく。


「まさか...嘘でしょ...」


未奈ちゃんの視線には、決して侵されるはずのない

現世界が侵攻していく...

つまり、世界の理が外れ、現世界が魔王の世界になってしまっていることを察した。

そして、私も...


「現世界で破壊の魔法を...!?」


「このままじゃあこの世界にも怪我人がでちゃうよ...!」


なぜこんなことになってしまったのか...

魔王もいないし...どうやって戦えば...


「そうだ...何としても守らなきゃ!」


「あなた達!どうしてこの世界を襲うの!」


火の剣は炎を発しながら答える。


「水陽様の喜びのため...」


「水陽様はMKKの権限により、現世界を支配することを認められている」


「やっぱりあの女のせいなのね!」


未奈ちゃんは闇の剣を出し、炎の剣に刃先を向ける。

ダメ...こんなところで戦っちゃ...


「未奈ちゃん!ダメだよ...現世界で戦っちゃ...」


「何言ってるの...!?あっちが現世界で戦うんなら

こっちだって...戦わなきゃ...!」


そうか...そうだよね...

私も今は決まりを破ることにした。

私も筆を持ち、魔力を具現化させた。


氷の刃、アクアサーヴェルト。


「なるほど、火には氷ってことだね」


「うん、とにかく戦おうっ!

向こう側が魔法を使ってくるなら

こっちだって...!」


毒には毒を、そして魔力には魔力を。


「魔王...早く戻ってきて...!」


私と未奈ちゃんは

侵攻を防ぐために防衛を開始した。


氷の刃を対象へ向け、相殺させて消していく。

大量の魔法陣から湧き出る炎の剣を

一つ一つ、削っていく。


未奈ちゃんも闇の力を使い、魔力を解放させていく。



それにしても...キリがない...

もう30体は倒してるのに

どんどん湧き上がっていく。


「はあ...はあ...っ!!」


「街を滅ぼしてどうするつもりなのよ!」


「この世に生まれたマナを水陽様に渡すためだ...

お前達の街には魔力を含むマナが多い...だから掌握する

それだけのことだ」


「掌握ですって...?」


「黒木魔王と言ったか...?

奴は水陽様に破れ、今は監禁されている

そして、今は現世界のアクセス権を我々は得た」


「魔王...!」


「魔王を監禁してどうするつもりなのよ...!」


「貴様に答える必要はない」


「答えなさいっ!!!」


私は刃を向け、魔力を増幅させ、刻んだ。


「気になるなら行けばいい、貴様らには無力な現実を知るいい機会じゃないか、MKKの組織の大きさと魔王の姿をな」


「...ちょっと!なんなのよこの光はっ!!」


私は光の球に包まれ、姿を消し、

異世界へと移動した。


未奈ちゃんもその後すぐに異世界へ移動した。


「...異世界に来たの...?」


「魔王はっ!?」


するとナイトメアの姿は水陽の旗により支配されていた。


「なんで...こんなことにっ!」


「そうだ...!帝魔王様のところへ行こう!

あの人なら事情を知っているはず...!」


「...そうだね、行ってみよう」


私は帝魔王様のところへと向かった。

突然、自分からナイトメアへ行けなくなってしまったこと

共存というものが消えてしまい、自分の街を壊されそうになっていることを...


続く...


これいつになったら完結するんだろうなあ...

アップしてからもう7年経ってるし...

思えば自分も最初の頃は

小説家になりたいって思ってmf文庫とかに

小説を送ろうかなって思ってたけど

なんかいっつもネタが尽きて投げてたなあ...


なろうにユーザー登録してから10年近く経つけど

リゼロや無職転生みたいな

人気な作品になるどころか

有象無象に隠れた作品になって7年経って

もう誰も見る人はいないと思うけど

自分は好きなように作りたいなって思う



ちなみに当時推定してた完結に必要なエピソード数は

15ぐらいだったけど

まだ1/3しか終わってないや

一応、今回の話で大まかな起承転結の

起が終わって、承になりはじめたって感じかな

当時のプロットはこんな感じです


魔王と沙羅の物語

体育祭編 終わった

異世界と現世界の共存編 終わった

未奈ちゃんの恋愛 終わった

イラストレーター編 終わった

共存の崩壊編 これ


完結は15年後かな...?笑

アラフォーになっちゃう笑

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ