ジルの人生
こんな鬱なお話でなんですが、連載第六百話です。
俺は思わず声をあげかけた。ジルは俺に気付いていない。
だが、こんな名前の女が二人といるはずもない。トーキアのウォー家の生き残りは、もはやたった一人しかいないのだ。
「あの」
俺が歩み寄ろうとすると、列に並んでいた他の女達が険しい視線を向けた。見知らぬ女性にいきなり声をかける行為は、この土地ではご法度だ。神聖教国ほどではないにせよ、多くの人が古伝派のセリパス教徒なので、家族以外の異性に触れる行為は非常識と看做される。
「ジル、さんですか?」
名前を呼ばれて、彼女は一瞬、目を見開いた。
「覚えていますか。ノールです。あの、エキセー地方の」
知り合いらしいと察して、周囲の女達の視線も、やや穏やかなものになった。それでもまだ、何人かは油断なくこちらを監視している。
対照的に、ジルは慌て始めた。忙しく左右を見回し、俺が続けて何か言いだそうとするのに気付くと、そそくさと列を離れた。
「こちらに」
口数少なく、そう言った。それで俺も、大人しく後に続いた。
ブスタンの中心部は東側にある。剣の形をした湖の、柄と鍔の部分を取り囲むようにして、大きな家々が建ち並んでいるのだ。しかし、ジルが向かったのは反対側、細長い西の街区だった。
西側に向かうほど、建物の丈もだんだんと低くなる。それでもさすがに湖に面した道路沿いには隙間なく家々が並んでいる。右手を眺めると、たまに石の橋がかかっている。一人なら余裕をもって歩けるほどの幅だ。西の街区では湖の幅も狭くなってくるので、こうして向こう岸まで歩いて渡れるようにしてあるのだ。ただ、今回はそちら側に向かうことはないだろう。
街の北西部のデーツ畑で働いているのは、主として奴隷だ。だから、彼らの住居もそちらに集中している。その多くは南方大陸出身で、まだ大人になる前に売り飛ばされて、ここまでやってくる。戦争で得た捕虜とは違って、こうした農場の奴隷は立派な財産なので、そこまでひどい扱いは受けない。それでも、何かのきっかけがあれば脱走するだろうし、裏切りもするだろう。この街にとっての最大の弱点でもあるのだ。
先を進むジルは、俺と一定の距離を保ちながら歩き、無言で左の路地を指し示した。無口なのは相変わらずらしい。そのままスッと左に折れると、どんどん奥へと踏み込んでいってしまった。俺も後に続く。
一歩裏路地に入ると、大通りと違って、道が途端に不規則になる。歪な形の十字路を抜けると、そこはもう、すれ違う人同士の肩が触れ合うほどの狭い通路になっていた。見上げると、三階建ての家々の狭間に空が見えるばかり。奇妙な圧迫感がある。
その路地の奥のペンシルビルの下で、彼女は黙って手招きした。
古びた木の扉を開けると、途端に埃っぽい空気が鼻をついた。
目の前には狭くて急な階段がある。右手に別室があるが、一階の残りの空間すべてが物置になっているようだ。見れば小さな荷車が一台、置き去りにされている。本来は家畜のためのスペースなのかもしれない。サハリア人は馬や騾馬、それに駱駝など、様々な家畜を乗りこなすものだ。
壁に手をつきながら、薄暗い階段を登ると、二階に入った。窓は小さいが、それでも多少の日差しが入るので、視界はある。窓ガラスなんて上等なものはなく、二重の木の板がその代わりに据えられている。外側のにはちょっとした彫り物がされているのだが、隙間だらけだ。外からの視線を遮りつつ、光だけ取り入れたい場合には、内側の木窓を開けておけばいい。
ジルは身振りで俺に椅子を勧めた。そのまま奥に立ち入っていこうとする。俺が戸惑っていると、やっと声を発した。
「そこに座れ」
背凭れのない、簡素な椅子だ。ここでは何もかもが色褪せている。日干し煉瓦の壁、木彫りの窓、椅子、机……そしてジルが身に着けている被り物や衣服まで、すべてが砂漠の色だ。
少しして、彼女は戻ってきた。木のトレイの上には小さなコップが二つと、ポットが一つ。俺の向かいに座ると、ジルは慣れた手つきでポットを取り上げ、コップに湯を注いだ。既に色がついているが、薄い。注ぎ終えたお茶を、またポットに戻し、また注ぐ。それを幾度か繰り返すと、程よくお茶も冷め、味も色も溶かし込まれる。そうなってから、そっと俺に勧めた。
ティズが俺に飲ませたのとは少し違う。あれは美しい琥珀色で、バターも入っていたが、こちらはもっと濁った暗い色をしている。俺は静かにコップを取り上げ、一口飲んだ。じわりと口の中に温かな渋みが広がり、知らず知らずのうちに渇いていた体に染みこんでいくかのようだった。
「口に合わないか」
「そんなことは」
「こちらではよく飲む。フォレスティアより料理に油をよく使う。それにオアシスではあっても、水はそこまできれいじゃない」
沸かしたお湯を飲む必要性のある土地だ。水が清潔でないので、煮沸しなくては使えない。また、水が不足がちな地域の料理は油っぽくなる。すると、冷えた水を飲もうものなら、胃の中で油が固まってしまう。そういう場合の下痢は、非常に苦しいものだ。お茶の習慣は、自然に生まれた生活の知恵なのだろう。
「あまり名前を呼ばれたくなかった」
「こちらでは、どんな名前で暮らしてるんですか」
「知り合いはいないが、尋ねられたらノザーと名乗っていた」
俺は頷いた。では、この街の中で、人前で話すときには、その名前を使えばいい。
「知り合いがいないというのは? あと、どうしてこんなところに?」
「……ミルークが収容所を閉じた件は知っているか」
「もちろんです」
王都での内乱が起きる少し前に、収容所の老人、あの「先生」と呼ばれていた彼が亡くなった。それで収容所の運営が難しくなってきたのもあるが、決定的だったのは、やはりネッキャメル氏族の本家からの手紙だった。
「一族の責務を果たさず、外国で何をしているのかと。既に何度も詰問されていたが、このままではティズの立場も悪くなる。それでやむなく帰国した」
「じゃあ、二年前ですか」
「私はこの街で待たされた。ミルークは一人でアーズン城に顔を出して、最初はここブスタンの商会を取り仕切った。それが一段落すると、今度はジャリマコンでずっとニザーン相手の交渉役を引き受けていた」
うっすら透けて見える。つまり、あのネッキャメルの本家の連中の頭の中が。
ティズもミルークも、権力に固執してはいない。やるべきだからやる。頭領の仕事とは、そういうものだ。だが、傍系に落ちた他の頭領達にとっては、まったく見えてくる世界が違う。
要するに、弱腰で支持を集めきれないティズよりも、かつて成功を手にしたミルークを担ぎたい。けれども、逆にそれをうるさがるのもいる。ティズを支持しているというよりは、いろいろな理由でミルークを支持しない連中だ。一つには、切れ者のトップがいては自由に動けない。もう一つには、ミルークも既に過去の人だ。
このままでは無用な争いが起きるとわかって、ミルークは中央を離れた。ティズもそれは承知している。
「どれくらいの間」
「一年くらいは。ブスタンの景気はデーツにかかっている。最寄りのジャリマコンから輸出できるなら、それが一番いい」
ミルークは交渉に出向いたのだから、ニザーン側に条件を提示もしたはずだ。しかし、彼ですら相手を妥協させるのに難渋したとなれば、よほど付き合いにくい連中なのだろう。そういえば、一緒に逃げているときにも、ニザーンの族長については、いいことを言っていなかった気がする。
「その間、ジルは?」
「ここにいた」
すると、彼女は二十二歳になるまでミルークの横で収容所の運営に携わっていたことになる。一番若く美しい時期を、あの四角い牢獄の中で過ごしたのか。そして今も、この砂漠の街の片隅で……
「ミルークは、あなたのために何もしなかったんですか?」
「どこまで知っている」
鋭い口調で、彼女はそう問うた。
「ほとんどすべて、です」
「なに?」
「ウォー家の娘であることも。でもどうしてミルークと関係があったのかは」
初めて彼女の顔が苦悶に歪んだ。
「無理に聞き出すつもりはありません。ものすごく個人的なお話でしょうから」
「いや、構わない」
一呼吸置くと、彼女は端的に述べた。
「復讐だ」
ネッキャメル氏族による報復攻撃によって、ウォー家の人間は死に絶えた。後継者のいなくなった領土を、セニリタートは王家の直轄地とした。だが、実は一人だけ、ウォー家の生き残りが存在した。誰もそうとは認識していなかっただけで。
ミルークが生まれて初めての恋に溺れ、道を踏み外した結果、ベレーザ・ウォー・トックは妊娠してしまっていた。しかし、ミルークがそのことを知るのはずっと後だ。一方、二代目当主の急死後に事実を知った三代目は、赤の血盟への恨みもあり、この件もあって、急激に態度を硬化させた。
もはや傷物になったベレーザには、使い道などない。他所の貴族の家に嫁がせることもできない。一生、部屋住みにしておくしかない。生まれてきた娘には、一応、フォレス風の名前がつけられた。しかし、肌の色は明らかに浅黒く、一目で混血とわかってしまう。幼い頃のジルは、母と、僅かな召使に囲まれて、冷遇されて日々を過ごした。
それでも、母だけは自分の拠り所だった。愛着の絆があったのだ。しかし、それが断ち切られてしまった。とある晩に、部屋に忍び込んできた背の高い男によって。
「その時、ミルークの正体は知っていた?」
「いいや。サハリア人の男だとしか。ネッキャメル氏族の襲撃だと知ったのは、ずっと後だ」
ウォー家が滅んだ時、ジルの身元を保証するものは何もなかった。彼女は一族の一員として扱われていなかったし、その存在自体が秘匿されていたからだ。だから彼女は当てもなく彷徨い、すぐさま盗賊まがいの連中に捕まって、奴隷同然に売り飛ばされた。
女奴隷には、護衛としての需要がある。もともと素質に恵まれていた彼女は、戦闘訓練を受ける機会を得た。そこでめきめきと力をつけた。
だが、四年後に彼女がだんだんと育ってくると、まだ開かぬ蕾を堪能しようと、奴隷商人が手を出そうとした。それをうっかり殺してしまい、彼女は逃亡者になった。だが、そのことはまったく苦にならなかった。
「背の高いサハリア人、そしてネッキャメル氏族の頭領の一人となれば、年齢からしてもあれはミルークだろうと。そう見当はつけていた」
早熟だった彼女は年齢をごまかして、冒険者の仕事をしながら各地を彷徨い、仇敵の情報を探し続けた。その頃ミルークは、ベレーザを手にかけた絶望ゆえに、一切の責務を放擲して、一人放浪の旅に出かけてしまっていた。だから、たとえブスタンやハリジョンを訪ねても、彼を見つけられなかっただろう。
そうしてついに脱走から一年後の十三歳の時、ついにジルはミルークを発見した。それはまったくの偶然だった。
「完全に酔い潰れていた。一見して同じ男とは思えないくらいに」
当時のミルークは、廃人同然だった。五年間にも及ぶ旅も、彼の心の傷を癒すには至らなかった。それどころか、苦痛は日々増すばかり。彼はありきたりな方法でそれをごまかした。酒だ。酒を浴びるように飲み、気が向けば娼婦を買って、バカみたいに過ごして何もかもを忘れようとしていた。
ティンティナブリアの城下町、その場末の酒場で、彼は顔を真っ赤にして酒を呷っていた。背筋も立たず、だらしなく酒場の娼婦達に声をかけては手をはたかれ。なんと無様な姿だろうか。
ジルは、即座に怒りに燃え上がった。こんなくだらない男に母は殺されたのか。だが、辛うじて彼女は衝動を抑えた。ここで斬りかかっても、誰かに止められるかもしれない。運よく一撃で首を刎ねても、それでは痛みなどたかが知れている。本人は酔っぱらっているし、よくわからないうちに死なれたのでは、復讐にならない。
それで彼女は思いついた。密室に連れ込んで、眠っているうちに拘束し、それから苦痛の限りを味わわせて殺してやろうと。
ジルは未来のことなど考えていなかった。とにかく仇を討つ。そのためには何でも使うし、その後の人生などどうでもいい。そういう考えだったので、迷いはなかった。
それで彼女は、売れない新人娼婦の顔をしてミルークに近付き、彼の寝泊まりする個室に滑り込んだ。程なく、起きるべきことが起きて彼女の貞操は失われたが、本人にとっては些細なことだった。そうして後は、この不潔な男が油断して眠り込むのを待つだけだった。
だが、そいつは少し酔いが醒めると、ジルの顔を見つめて繰り言を始めたのだ。お前の顔には最愛の人の面影がある、不思議なことだ、と。
いくら落ちぶれたとはいえ、普段ならそんな話はしなかっただろう。ネッキャメル氏族によるトーキアへの報復攻撃は、秘密の事件だ。だが、酔っぱらってもいたし、若々しいジルの顔立ちには、どこか懐かしいものがあった。
話を聞き終えたとき、ジルは知ってしまった。たった今、自分が交わった相手は、実の父親だったのだと。
「や、やっぱり、それは衝撃でしたか」
「いいや。私はとことん腐っていたらしい」
ジルは、最初の衝撃が過ぎ去ると、内心から湧き上がる悪意にほくそ笑みさえした。こんなにも母、ベレーザのことを忘れられない男に、自分がその娘だと言ったら、どんな顔をするだろう? 殺すより面白いことになりはしないか?
そして、彼女はそのようにした。
「その時の顔は、本当に見物だった」
そう言って口元を歪めたが、その目はどこか寂しげだった。
「酔いが一発で醒めたらしい。よろめきながら自分の曲刀を拾い上げて、喉を突こうとしたので、止めた。誰が死んでいいと言った、と」
死に勝る苦痛を味わい続けろと、憎悪に燃える彼女は命じたのだ。彼女は怒りに任せて二、三度頬を打ったが、それ以上、手をあげる必要もないとすぐに悟った。打たれないことさえ、罰になる。
その後の数日間、ミルークは放心状態だったらしい。死を望む思いは常に付き纏ったが、もう逃げることは許されなかった。安宿の薄汚れた部屋で何日も悩みながら、ついに答えを出したのだ。
あとは本人から聞いた通りだ。ジルを伴って彼はトーキアに向かった。そこで孤児院を開き、困窮する子供達を引き取った。だが、村人達の浅ましさに、これではためにならないと悟って、数ヶ月でそこを去った。それから彼は、あの奴隷商人ミルークになったのだ。
俺達が巣立ってからしばらくして、ミルークは一族の突き上げを食らって、ついに収容所を閉じる。それから二年間、最初はブスタンで、その後のほとんどの時間をジャリマコンで過ごした。しかし、仕事を一段落させてアーズン城に戻ったところで、情勢の変化に気付いた。信望を得られないティズには情報が集まらず、赤の血盟の結束の緩みから、既にフィアン氏族は敵に内通していた。ギリギリになって行動を起こした彼は、命を賭してジャンヌゥボンを目指したが、赤竜の谷でその生涯を終えた。
ではこの二年間、ジルはどうしていたか?
「私か? 別に、特に何もしていない」
「何も、とは」
「ミルークは私に、ここブスタンに所有する広大なデーツ畑を譲ろうとしたが、断った。それならということで、その土地はティズに譲って、私はこの家と僅かばかりの年金を受け取ることになった」
「それは、冷遇が過ぎるのでは」
「ウォー家の娘に居場所などない。名前を知られるだけで、殺されても不思議はない。第一、もう私がやるべきことはない。ミルークは充分に辱められた。いや」
力なく俯くと、地の底から聞こえてくるような暗い声色で言った。
「私は、いつしか復讐を目的とはしなくなっていたのかもしれない」
「というと」
「復讐ではなくて、復讐することに頼り切ってしまっていた。恨んでいるはずのミルークに、何もかもを求めるようになってしまっていた。憎しみをぶつけることも、人としての仕事も、男としての愛情も、父親としての保護まで、全部ひっくるめて欲しがっていた」
「無理もないことです」
「ここに来て、一人になって。やっとそのことがわかった」
気が付いたときには、本当に何もかもが手遅れになっていた。
「あの、こういうことを言ってはなんですが」
「なんだ」
「せめて財産くらいは受け取っても良かったんじゃないですか?」
「何のために」
「何のためって」
ジルは首を振った。
「意味がない。私はもう二十四、しかも操をなくした女だ。身元も明らかにできない。どこにも属していない。夫を持つなどできないし、子供を産むこともない。復讐は果たした。それで私の人生は終わった」
だから、広大な土地を相続するつもりにもなれなかったのだ。この世の財貨は、もはや慰めにすらならない。
しかも、そんな彼女に、また一つ、つらい報告をしなければならないのだ。
「言いにくいのですが」
俺は気持ちを抑えて言った。
「ミルークさんは、亡くなりました」
軽い驚きはあったが、それほど動揺はしていなかった。
「どこで」
「赤竜の谷です。黒の鉄鎖との話し合いのために南に向かったところ、アラワーディーでフマルの兵士達に捕らえられました。偶然居合わせたので、僕が助け出しましたが、追われて逃げ込んだ先の谷で、赤竜に襲われて」
しばらくの沈黙の後、彼女は長く溜息をついた。
「そんなことだろうと思った。ヌクタットが襲撃されたと聞いた時点で、そうだろうとは」
「何か言い残していきましたか」
「ジャリマコンからアーズン城に行く前に、一度だけここに立ち寄った。万一のことがあり得るとも」
「そうですか」
今の彼女となら、ミルークと和解することもできたのかもしれない。
だがもう、叶わないことだ。
「それで、お前はどうしてここにいる」
「もともとは、ミルークさんから銀の指輪をいただいていました。自由になったらティズに会えと。それでアーズン城を目指す途中で偶然ミルークさんに会ったので」
「そうか。だが、ここはもう戦争になるぞ」
「そこで戦うために」
ジルは怪訝そうに俺の顔を覗き見た。
「奴隷が奴隷商人のために戦うのか」
「実質はそうでもなかったでしょう。それに、他にも理由が」
「なんだ」
「身内を奪われました」
俺は席を立った。
「今はネッキャメルの頭領の一人、ラーク様の隣で戦うことになっています。広場で落ち合うことになっているので、そろそろ戻らなければいけません。ジルさんも、ご無事で」
俺の目をじっと見つめ、しばらく何かを考えていたようだが、ややあって頷いた。
「ああ」
> 冷えた水を飲もうものなら、胃の中で油が固まってしまう。そういう場合の下痢は、非常に苦しいもの
実体験したい方は、春から夏にかけてのウズベキスタンで腹いっぱい食べてから、冷たいジュースを飲むといいです……
二重内陸国で真ん中に砂漠がある国です。
水源は東側のキルギス、タジキスタンにあるので、下流に位置するウズベキスタンは常に水不足。
かつ上流側のフェルガナ地方ではいまだに綿花を育てているらしく、余計に水不足。
国土の西側ではアラル海が萎んでしまいました。
あれは本当に苦しかったです。
路上にしゃがみこんで排便していてもおかしくなかったくらいでした。
記念すべき連載六百話目で排便の話をする私……orz




