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美鈴、効きすぎているようです

ヴァウロイとエリュードが互いに動き出した直後、美鈴は能力を放った。するとヴァウロイとエリュードは……。

 ヴァウロイとエリュードは牽制し合っていた。だが、このまま睨み合っていても埒が明かないと思い互いに動く。


 それをみた美鈴は、急がないとと思い両手をエリュードとヴァウロイの方に向け、


 《無気力!!》


 そう言い放った。


 するとヴァウロイとエリュードの周りに、どんよりとしたオーラが現れ覆い包んだ。と同時に表情が暗くなり体の力が抜けていった。


 そのままヴァウロイは、飛んでいることができなくなりストンと地面に落ちる。


「これは……ふにゃぁ〜……もう、どうでもいいニャァ。何もしたくないのニャ」


 片やエリュードは、完全に気力が失せ地面にバタンと横たわった。


「なんだこれは……あーいや、もうどうでもいいや」


 ヴァウロイとエリュードは、何もやる気が起きず横たわりボーッとしている。


 美鈴はこれで戦闘にならずに済むと、ホッと肩の荷を下ろした。だがその直後、美鈴の脳裏に不安がよぎる。


(ちょっと待って。成功したのはいいけど、これってどうみても効きすぎてるよね。それに、どのくらいで効き目がなくなるのかな?)


 そう思い美鈴は、エリュードとヴァウロイがずっとこのままなのかと思い悩んだ。



 __そして数分後__



 エリュードとヴァウロイの周りを覆っていた、どんよりとしたオーラが徐々に薄くなってきた。


「あっ! もしかして効き目が切れかかってるのかな? そうだっ! 術がとける前に、ちゃんと話をしないと」


 そう思い美鈴は、エリュードとヴァウロイの側までくると話し始める。


「ねぇ、ケンカしないで、ちゃんと話し合おうよ」


「ヒッ! わ、分かったのニャ!」


「はい! 了解です」


 美鈴にそう言われヴァウロイとエリュードは、慌てて起き上がり背筋を伸ばすとそう言った。


 そうヴァウロイとエリュードは美鈴の放った言霊のおかげで、気力をなくしたと同時にネガティブになっていた。


 そのため美鈴が普通に言ったにも関わらず、脅されているように聞こえたのだ。


「あーえっと。そこまで驚かなくても」


 その後、美鈴とヴァウロイとエリュードは術がとけたあとも話し合いを続けたのだった。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)


『これで、なんとかなりそうだね』…by,美鈴


『ふん! 納得したわけじゃないからな』…by,エリュード


『ボクも納得なんてしてないニャ!』…by,ヴァウロイ


『そうなんだね……。(;^_^A……』…by,美鈴


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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