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わがまま放題です

可愛いわがまま

さて、今日も元気にわがままを言おう。


「リリー!フレンチトーストがたべたーい!」


「あらあら。では今日の三時のおやつはフレンチトーストを出してもらいましょうか」


「プラム、僕もお姉様と同じがいい!」


「畏まりました」


うーん。それにしても暇。そうだ!


「ねえねえ、別館を借りてもいい?」


「別館、ですか?」


シャロン家の敷地内には別館がある。先先代が愛人を囲っていたらしく、今は誰も使っていないがもったいないのでちゃんと手入れはされている。古いけれど、なかなかに趣はあるしまだまだ安全に使えるはずだ。


「旦那様に要相談ですねぇ。しかし、別館でなにをなさりたいのです?」


「めちゃくちゃ可愛い飾り付けをして、お父様とお母様と、シリルと一緒に素敵なお茶会を開くの!いい考えだと思わない?」


「お姉様とお茶会?やりたーい!」


「あらあら。お二人はすっかりやる気ですね」


「ほっほっほっ。ならば全力で旦那様を説得致しましょう。飾り付けは私とリリーで行いましょう」


「ありがとう、プラム、リリー!」


「プラムもリリーも大好きー!お姉様はもっと好きー!」


ということで、プラムとリリーがお父様と話をつけてくれて別館を使えることになった。プラムとリリーとシリルと一緒に数日をかけて折り紙や風船、貼り紙などで別館の内装を大改造。めちゃくちゃ可愛いファンシーな別館の出来上がり。いやー、頑張った。


お父様とお母様に時間を作ってもらって、四人でお茶会を開く。ここ数日一生懸命に練習して習得した紅茶の優雅な淹れ方を両親とシリルに披露しつつ、私の手作りの不恰好なおやつを出す。両親もシリルもとても喜んでくれた。楽しい。


「せっかくセレストちゃんとシリルちゃんが頑張って飾り付けしたのだし、今日楽しむだけじゃもったいないわねぇ」


「セレストとシリルにもそろそろ友人が必要だろう。懇意にしている家の子供達を誘って、お茶会をここで開けばいいんじゃないか?」


「まあ、とっても素敵!いいかしら、セレストちゃん、シリルちゃん」


「私は構いません」


「いいよ!」


「それじゃあ決まりね。あなた、早速お手紙を出しましょう」


「セレストとシリルに、素敵なお友達が出来るといいんだが」


「セレストちゃんとシリルちゃんなら大丈夫よ。ね?」


「はい、大丈夫です」


「お友達楽しみ!」


ということで子供だけのお茶会が開かれることになりました。まさかこんなことになるとは…身内だけで楽しむつもりでやったから予想外だよ。大丈夫かなぁ。

家族もほっこり

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