お小遣いだけじゃなく鉱山での儲けもあるのでこの世の春をさらに謳歌します
エステ
はい。セレストです。お小遣いも貰えるのに、鉱山での儲けもあるのでウハウハです。ということでこの世の春をさらに謳歌しようと思います!
リシャール様、フェリベール様、パトリック、シリル、アンナ、イネス、グレイ、リリー、プラムとエステを受けることにしました!みんなをお誘いしましたが、誰が一番乗りでしょう?
「ご機嫌よう、素敵なお嬢さん」
「リシャール様!ご機嫌よう」
一番乗りはリシャール様でした。
「今日は君の奢りでエステを受けさせてくれるんだって?楽しみだな」
「はい、楽しみましょう!」
「兄上、置いていくなよ!…お、ご機嫌よう」
「フェリベール様、ご機嫌よう」
「今日はよろしくな」
「はい!」
「姉上、楽しみですね」
「そうだね、シリル」
「お嬢様ー!」
アンナが遠くから駆け寄ってきた。手を振ると振り返してくれる。可愛い。
「アンナ!いらっしゃい!」
「はい、お招きいただきありがとうございます!」
「エステ楽しみだね!」
「はい、とっても!」
「ご機嫌よう、セレスト」
「イネス、ご機嫌よう!」
「今日はありがとう。楽しみ」
「私もだよー」
「セレスト!遊びに来たよー!」
「パトリック!いらっしゃい!全員揃ったね!エステ早速お願いしよう!」
「あの、お嬢様。本当にリリーも一緒に受けてよろしいのですか?」
「もちろん!いつもお世話になってるんだから!」
「お嬢様…プラムは、プラムは嬉しゅうございます。お嬢様がこんなに御心の美しい方になられるとは…」
「お嬢様、本当にありがとうございます。俺、嬉しいです」
「喜んでもらえて、私も嬉しいよ」
ということでエステを始めてもらう。エステティシャンの方には充分なお金を渡してあるので、今日は彼女たちを貸し切り状態だ。
「ふぁ…気持ちいい…」
「早速眠たくなったのかな?セレスト」
「ん…まだまだ大丈夫です…」
「気持ちいいね、姉上」
「うん…」
「おいおい、寝るんならもうちょっとよく楽しんでから寝ろよ。起きたら終わってたとか悲しいだろ」
「んー…わかってる…」
「いやでも、これ本当に気持ちいいよね。寝ちゃいそう」
「私も寝そうです…」
「眠い」
「お嬢様?…もう寝ちゃったかな」
「お嬢様は昔から寝つきが良くていらっしゃるから」
「坊ちゃんもそうですなぁ」
「ちょっと!プラム!?」
「ほっほっほっ!」
ー…
「はい、施術終了になります」
「はっ!寝てた!?」
「爆睡だよ、爆睡」
「寝顔、とても可愛かったよ。セレスト」
「は、恥ずかしい…」
「気持ちよかったですね、お嬢様」
「だねー。あー、体が軽い!」
「本当に軽い」
「セレスト、今日は本当にありがとう!明日からまたがんばれるよー」
「姉上、ありがとう!」
「お嬢様、本当に今日はありがとうございました。明日からまた、俺も頑張ります」
「リリーもお嬢様のために粉骨砕身努力します!」
「プラムも坊ちゃんのため、頑張りますぞぅ」
いやぁ、有意義なお金の使い方を出来ました!
眠っちゃったセレスト




