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第四話・友達だからよ

今日から午前六時投稿にします。宜しくお願いします。

 恋愛というものについて特に真剣に考えて来なかった高校二年生までの私。その私に初めて、真剣に恋愛を考えさせてくれたのは花ちゃんだった。


 花ちゃんは勉強には熱心に取り組んだけれど外を眺めて何かに見蕩れている事がよくあった。それは野球部の練習風景で、当時ショートで三番のレギュラーだった高ノ宮君を見ている時だという事には暫くして気が付いた。


 「外が気になるのね」


 人の恋愛事情に立ち入るつもりはなかったけれど察してしまったものはしょうがない。私も年相応の女子らしく、恋愛に全く興味が無い訳ではないので時々そうやって話を振ってみた。あ、別に、と花ちゃんは下手なごまかし方をしていたけれどそれが面白くて、野球部の練習が無い時などは


 「今日は随分集中しているわね」

 なんて意地悪なことを言ってみたりもした。


 「高ノ宮君が好きなの」


 たまたま本間君がおらず、二人での勉強中にそう言われた時には、今更何を言っているのかしらこの子は、という気分になった。思い返せば一年生の頃から高ノ宮君と仲が良い本間君が話をしている時に自分も混じりたそうにしているところを何度も目撃していたし、そのくせに全然話す事が出来ずに落ち込んでいるのも知っていた。たまに野球部が休みの日に高ノ宮君が一緒に勉強をするようになって、その日ずっと何も話せずに俯いて、真剣に勉強をしている振りをしているのに全然手が動かなくなってしまっているのも近くで見ていた。体育祭でも、リレーや棒倒しで活躍する高ノ宮君の姿を眺めていた。私の主観を交えれば確かにその時の高ノ宮君は格好良かった。


 「脈はあると思うわよ」

 彼のような賑やかな人はえてして寂しがり屋だから、母性豊かな花ちゃんにはきっと望みがある筈。そんなことを言うと何で驚かないの、と聞かれた。


 「見ていて分かったもの」

 「見てたら分かるんだ」


 じゃあ私、回り中みんなにバレてるかな? と赤面した花ちゃん。女子の中では多分殆どの人が薄々気付いていたと思うけれど野球馬鹿の高ノ宮君やそれ以上に朴念仁な本間君は気が付いていないと思う。と伝えた。


 「何でそこまで分かるの?」

 「何で? って、それは……」

 何と言うべきなのか言葉を選んで、花ちゃんから表情を逸らした。


 「友達だからよ」


 色々、それらしい言葉はあったのだけれど、結局一番分かり易くて、一番しっくり来る言葉を選んだ。クールぶって高みに登り、そこから皆を斜に構えて見ているような性格が歪んだ私でも、たまにはちゃんと友達や気の許せる友達が欲しいと思う事があったのだ。

 ようは、私だってどこにでもいるありふれた高校二年生女子でしかなかった、という事が今になればとてもよくわかる。


 「えへへ」


 素直ではない私は、自分の言葉に照れている事、その言葉の中に確実に花ちゃんに対しての甘えが入っている事を認めたくなくて視線を逸らし続けていたのだけれど、不意に、嬉しそうに花ちゃんが笑った。


 「嬉しいな。初瀬倉さん、私の事本当に友達って思ってくれてるのかな、って思ってたから」

 「そんな」


 当たり前じゃない、と言いかけて花ちゃんを見る。表情は笑っていて、嬉しそうにしていて、でも、真剣に言っているのが分かった。


 「だって、誰とだって当たり前の話しかしないし、誰かに甘えたり、任せたりしないでしょ? 初瀬倉さんは」

 言い返せずに黙った私。その通りだったから。


 「そりゃあ、初瀬倉さんは頭が良いし、何でも出来ちゃうから私達じゃあ頼りがいがないかもしれないけど、仕方なく付き合ってくれてるのかな? って思う事があるよ」

 「そんなことは……」

 ない、とは言い切れなかったけれど、その代わりに花ちゃんが笑ってくれたので、私は下手な言い訳をせずに済んだ。


 「でも、友達って言ってくれたよね」

 えへへ、と、男の子だけではなく、誰でもが油断してしまうような、心の内側にとけ込んでくるような笑顔で顔を覗かれて、私は今度こそ顔を背ける事が出来ず、赤面した。


 「陽子ちゃんって呼んで良い?」

 「陽子ちゃん?」

 それが自分の名前だというのに、気が付くのに少し時間がかかった。


 「私、子供の頃から陽子ちゃんって呼ばれた事ないわ」

 「えー、お父さんとかお母さんは?」

 「陽子。ちゃんがついた事は無いわね。同級生も皆初瀬倉さんだったわ」

 「じゃあ私が最初?」


 嬉しそうに、期待するような瞳で見られて、私は頷いた。花ちゃんって呼んで、と言われてそう呼び始めて、陽子ちゃんって呼んで良い? と言われてそう呼ばれるのを許した。私はまだまだ受け身な人間で、自分から人との距離を詰める事をしていなかった。自分ではそれを煩わしいから、とか自分とレベルが違う人と合わせるのは面倒臭いから、とか生意気な事を考えていたのだ。けれど実際には、自分から好意を示して、それを受け入れてもらえない事が怖かっただけ。


 「そうね、貴女には、花ちゃんには陽子ちゃんと呼ばれたいわ」

 そんな事を言ったら花ちゃんはこれまでで一番嬉しそうな表情を作り、何度か頷いてから話を変えた。というよりも戻した。


 「高ノ宮君も知っててくれたら、少し楽だったけどなぁ」

 「そんな考え方は良くないわね」


 ピシャリと突き放すように言い切ると、今度は唇をきゅっと結び驚いたような表情を作った。本当に、表情が豊かな女の子だ。


 「自分の事を好きだと分かっている相手に対して男の子は優しくなるし、相手に気持ちがバレている片思いっていうものはこれ以上壊れる事も無いし、ある意味で安定はしているわ。それでも、しっかりと恋人同士という形を作りたいのなら、振られるかもしれないリスクは背負わなければならないのよ」

 そう言うと、うう、と不安そうな顔をして、俯いた花ちゃん。それから一言、厳しい、と呟かれた。

 「そりゃそうよ。友達の為だもの、しっかり考えて、厳しくてもそうするべきだと思う事を言うわ」


 そう言ってから、私達はヘラヘラと気が抜けて間も抜けた笑いを暫く続けた。




「お弁当を作って渡すのが一番良いのではないかしら?」


 その日は三人で勉強をしていた。二人は少し集中力が切れると話し始めてしまう為、二人の席は離し、私がその真ん中に座るのが決まりになっていた。


 「誰に? 誰が?」

 「え〜〜っと……」


 何の話をしているのか分かっていない本間君と、いきなりそんな事をして大丈夫なのかと尻込みしている花ちゃん。本間君に対しての説明は面倒臭かったので花ちゃんに話を続ける。


 「大丈夫よ、本間君に協力してもらって四人でお食事をしましょう。その時に作りすぎちゃった〜でへへ、とか言いながらお弁当を出して皆に食べてもらえば良いのよ」

 「私でへへ、なんて笑いかたしないし、お弁当を作りすぎちゃったって、持って来すぎちゃったりはしないでしょ?」

 「僕が何の協力するの?」

 「良いのよ。男の子は自分でお弁当を作ったりしないのだからそれが当然ある事って風を装えば。何なら私も一緒に作りすぎて来ても良いし、最初は皆で食べて、辺りから始めれば不自然でもないわ。不自然でもかまわないわ」


 この後、何の話なのかを全く理解出来ていない本間君に、花ちゃんが高ノ宮君の事を好きだという説明をした部分は省略。花ちゃんが顔を真っ赤にしながら自分で話をしている様子は可愛らしくて一見の価値アリだけれど、余りにも本間君の勘が鈍すぎて冗長になってしまうから。


 「協力するよ、花!」


 察しは悪かったけれど、理解してからの本間君の動きは速かった。とても失礼な言い方になるので言えないけれど、こういう時には味方に『行動力が無駄にある馬鹿』が一人いてくれると大いに助かる。この場合本当にとても抜群に良い意味で言っているのだけれど本人には言えない。


 予想通り本間君はそれから見事な働きっぷりを見せてくれた。花ちゃんだけが八組なので一組まで来させるのは大変だろうと場所を屋上に設定し、普段野球部のメンバーと昼食を摂っている高ノ宮君を簡単に釣り上げて来た。


 「女子が作ったお弁当を食べられるって言ったら食い気味に乗っかって来たよ」


 分かり易い。それに、そんな理由で群れを離れても冗談や愚痴で終わらせてくれる男の子のグループというのも流石だ。女子が似たような理由でグループを離れれば男好き、という噂を流される事必至。


 「嘘!? これ全部平出さんが作ったの!? スゲエ!」

 「べ、別にそんなに大した事は……」

 「いやいや、僕もビックリした。花料理作れるんだな、女子って皆こんなに上手なの?」

 「いいえ、少なくとも私はこんなに美味しそうで、量もたっぷりななお弁当を作ったりは出来ないわね。作りすぎた花ちゃんに感謝ね」


 屋上で、ベンチに腰掛けながら四人で一緒に頂きます。まるでピクニックに来たよう。一口食べて、本当に花ちゃんは料理が上手な子なのだなと確信した。


 「美味い!」

 「うん、うまいね」

 「美味しいわ、花ちゃん」

 「あ、ありがと……」


 私はサンドイッチを持って来ていたので、律儀にも三人分のおかずを作りすぎて持って来てくれた花ちゃんのお弁当は男子二人の胃袋にしっかりと収まった。高校生男子の、それも体育会系男子の食欲というものを私はその時初めて目の当たりにした。


 本間君のお弁当箱は男子が一般的に使うお弁当箱の大きさだったけれど、高ノ宮君のお弁当箱は一回り大きい上に二段になっていた。その中身はおかずが少なくご飯が多かった。お腹が減ってしょうがない時用にとコンビニのパンを二つ常備していて、尚かつ花ちゃんの作ったおかずを美味しそうに食べる高ノ宮君はまさしく体育会系男子と言えただろう。


 「もっと米持ってくれば良かったな」


 どうやらご飯と一緒じゃなければおかずも食べられないらしい高ノ宮君はあっという間にパンも含めて全て食べ終え、僅かに残ったおかずを見て残念そうな声を出した。学ランを椅子にかけ、大きく伸びをする。腕や肩が逞しい。この筋肉量を維持し、あの運動量をこなすにはこれだけ食べても太る暇がないようだ。羨ましくはあったけれど、太らなくていいわねと単純に評価するのは彼に失礼な気がした。


 「えっと……良かったら」

 それを見て、花ちゃんが自分のお弁当を手渡した。まだ手の付けられていないご飯があった。


 「あの……ご飯も炊きすぎちゃったから……高ノ宮君、ご飯好きだから……」


 たまたま作りすぎて来たおかずをあげているというのに、どうして高ノ宮君がご飯好きという情報を予め知っていて、個別にご飯を用意して来ているのかしら。その言い方には少し無理が無いかしら。花ちゃんは本当に尽くすタイプの女の子ね。と、色々な事を考えた私。この日の私達の目標はこの屋上での昼食を定期的なイベントに、出来る事なら毎日の事にする。というところで、私がこれからどうやってその話を切り出すかを考えていたところでのやり取り。


 「え、いいの?」

 「い……いいよ、余ったら勿体ないし」


 両方の掌に乗せた小箱を、真っ直ぐにはい、と渡す花ちゃん。花ちゃんは豊満な体付きをしているのでそうするとどうしても胸元が寄せられる形となる。正面から見ている高ノ宮君はかなりの眼福だったことでしょう。


 「平出さん、君、良い人だね」


 炊いたお米を渡されただけで、天使を見付けたかのような表情を作る高ノ宮君とその反応に又頬を赤く染める花ちゃん。花ちゃんが真剣なことを知っているから笑いはしなかったけれど、割とシュールな光景だった。


 「また花ちゃんの作ったお弁当が食べたいわね」

 言いながら、私の正面に座っていた本間君の足を軽く小突いた。


 「そうだね、花、また作ってよ」

 「そんとき俺も呼んでくれる?」


 高ノ宮君がそう言ってくれたので、後は花ちゃんが頷くだけ。残ったおかずを全てご飯の上に乗せ、美味しそうに食べている高ノ宮君に花ちゃんは聞いた。


 「ご飯、柔らかい?」

 「あー、うん。うちのやつよりは柔らかい」

 「……わかった……また持って来る」


 こうして私達は週に一度か二度は花ちゃんが作って来るお弁当を食べる事になり、高ノ宮君はその日だけ、自分のお弁当箱にご飯をいっぱい詰めて持って来るようになった。

 



 「ところで花ちゃん。すっかり聞きそびれてしまっていたのだけれど」

 その後、私は質問した。学校の帰り道、私と違って沢山友達がいる花ちゃんが私と一緒に帰る事が出来た日だったので、文化祭実行委員の仕事が本格的に始まる前の、勉強をした帰りだったと思う。


 「花ちゃんは高ノ宮君のどこを見て好きになったのかしら?」


 それまで普段通りニコニコと機嫌良く歩いていた花ちゃんの動きが止まった。何も無いところでつまずいたので、腕を掴んで倒れるのを回避。びっくりしてパチパチと眼を瞬かせる花ちゃんにもう一度同じ質問をぶつけた。


 「陽子ちゃんは分かってるような気がしてたけどなあ」


 「分からないわよ、私が分かったのは花ちゃんが高ノ宮君の事を好きだっていう気持ちまでで、私が初めて花ちゃんに会った時はもう花ちゃん高ノ宮君の事好きだったじゃない」

 「う……」

 「それに、それが分かっていたとしても直接教えてくれるのが友達というものじゃないの?」

 「う…………」


 問いつめて、追いつめた。まだまだ私達がさよならをするまでには距離があって、私はあえてゆっくり歩いていた。野次馬根性というだけではなくて、花ちゃんの恋愛事情というだけでちゃんと知っておきたい気持ちにさせられた。


 「か、カッコいいところとか……」

 「例えばどんな? 野球をしてるところ?」

 「そう……ヒットを打って嬉しそうにしてるのとか、ボールを落として悔しそうにしてたり、一生懸命走ってたりするところがカッコよくて、最初はそんな風に思ってなかったんだけど、ユーダイが仲良しだから、少し仲良くなって」


 ユーダイというのは本間君の事で、高ノ宮君達男子は殆ど皆そう呼んでいる。小学校の頃からの呼び名なのだそうだ。


 「それで、いつの間にか好きになってたの?」

 「いつの間にか、じゃないよ」


 ふるふると、花ちゃんが首を横に振った。それから、宝石箱を取り出すように丁寧に、言葉を紡いだ。


「中学三年生の時に、ユーダイとか、学校の皆と応援に行ったの。そこで、キャプテンの高ノ宮君が皆に色々言ってるのを見たの」


 野球部のキャプテンが何をするのか、運動部でもなくて集団に慣れていない私にはよくわからなかった。まとめ役、という意味ではクラス委員に近いのかもしれない。


 「試合で、高ノ宮君活躍してたんだけど、負けちゃって、チームの人達皆泣いてて、でも高ノ宮君は泣いてなくて、皆を整列させて、応援してた私達にお礼を言ってたの」

 「冷静ね、良いキャプテンだったのでしょうね」


 花ちゃんが首を横に振った。それから、良いキャプテンだったんだけど、と、ちょっと慌てた様子で捕捉。一々可愛らしい仕草だ。


 「解散して帰る時に、ユーダイとか、応援に来てた男の子達に囲まれて、ちょっと泣いてるの見ちゃったの、私」

 「それはそれは」


 中々見事な男ぶり。皆の前では冷静で、キャプテンという立場でなくなってから見せる弱さ。私だったら多分、その涙の効果も考えてギリギリで皆に見えるところで泣いたりするのだろうけれど、高ノ宮君の場合、そこで花ちゃんに見られたところがとても幸運だ。


 「それで、次の日に学校ですれ違ったんだけど、その時、私の顔見て思い出してくれたみたいで、昨日は応援してくれてありがとう。って、その時に」

 「恋しちゃったのね」


 はにかみながら頷いた花ちゃんは私が見て来た可愛い花ちゃんの中でも一番可愛かった。


 「成る程ね、良い話だったわ。人を好きになった経験が無いから何とも言えないけれど、真っ当に恋をしているって感じね」

 「えっ!? 陽子ちゃん恋した事無いの?」

 驚かれた。頷いたらもっと驚かれた。


 「人を好きになるってどんな感覚?」 

 「ふわふわした感じ」


 純粋な好奇心で訊いてみたらそう答えられた。ふわふわした感じ、というのが具体的にどういう感覚なのかは分からない。このすぐ『具体的に』とか考えてしまうところが『ふわふわした感じ』とほど遠いのだろう。


 「うちのお母さんはね、その人の事を考えたり、その人の事を見たり、話をしたりした時にキュンとなったら恋だって教えてくれたよ」

 「それを娘に教えてくれるところが間違いなく花ちゃんのお母さんよね」


 多分、花ちゃんにそのまま二十歳足したようなお母さんなのだろうなと予想はつく。料理が得意でよく笑うイメージ。そして説明が上手。とても具体的だった。


 「キュンとなるのが恋に落ちる音なんだって」

 「お洒落な言い回しね」


 少し羨ましい。きっと、素敵な気持ちになれるのだろう。私がまだ経験した事のない感覚、何でも頭で整理して考える癖がある小賢しい私は感覚に乏しいので、それを一生に一度でも味わえるのかどうか、まるでおとぎ話の話を聞いているような現実感の無さで聞いていた。


 「そのうち陽子ちゃんにも分かるよ」

 私の心を読んだかのように、花ちゃんが顔を覗き込んで来た。


 「そうかしら?」

 「絶対」


 陽子ちゃんは可愛いから。だそうだ。不思議と、そう言われるとそんな気分になれた。まだまだ現実感は無かったけれど。


 「素敵な人と出会えたら良いねぇ」


 人の事なのに、心底から嬉しそうな表情でそう言う花ちゃんに私はええ、と頷き返した。


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