ブレイク オア ノーズ
キャンピングカーを街に向かい走り出して2時間ぐらいたった。中では真介はベッドで昼寝を、ソファーに座りながら優子は耳にiPodのイヤホンをしてファッション雑誌を見ていた。『で、どこ行くんだっけ?』運転しながら響介は聞いた。『・・・・・』だーれも聞いてなかった。『ま、いいや、確かホテルに行けばいいんだったよな。』たまにはキャンピングカーじゃなくてホテルみたいな所に泊まりたいとの優子からの要望である。響介達もたまにはそう言う所で眠りたかったのでその要望には賛成だった。『おーい、着いたぞー。』誰も聞いて無いどころか、二人共、爆睡中だった。真介においてはよだれを垂らしていた。『すうぅぅっ。』響介は大きく深呼吸をするとぴたりと止めた。『起きろーっ!!』寝ている二人に向かって大声で叫んだ。『!?』』二人は体をびくりと動かしながら起きた。『あぁ、着いたか。』『着いたか、じゃあねよ、後よだれ垂らすな。』『何時ですか〜?』寝ぼけた感じで優子は聞いた。『今、5時なったところだ、ひとまず必要な荷物だけ持ってチェックインするぞ。』キャンピングカーをホテルの前に停めて三人は必要な荷物を持ってホテルに入りロビーでチェックインをしてそれぞれの部屋に行った。『7時から外に飯食いに行くからそれまで各自、休憩タイムってことで。』響介にとっては休憩タイムだが他の二人はここに来るまで散々寝ていたので特に休憩タイムってことでもなかった。『ん〜っと、やる事無いから銃の手入れでもするか。』真介はそう言うと脇ホルダーから銃を取り出し手入れを行った。その頃優子は、『ぐが〜ぁ。』ベッドで寝ていた。響介はと言うと、『はぁ〜、疲れた、7時まで1時間以上あるからなぁ、シャワーでも浴びるか。』運転の疲れ等をシャワーで取ろうとしていた。
時刻は午後6時57分、そろそろ出かける時間である。『おーい、早くしろよ。』『ちょっと待って下さーい。』響介と真介は支度が出来ていてすぐにも行けるが優子がまだだった。『そう言えばあの事件のニュースとかやってたか?』『ずっとその事件のニュースとかを探してたけどそれらしいのはなかったなぁ。』二人は事件の事を少し気にしていた、人間がやったには少しおかしいからである。臓器などを取るなら一人の人間から全て取ればいいのにいちいち人を変えて取る必要があるのかと言う事である。『どうしたもんかな。』そう言うと響介は壁ももたれ、真介は腕を組んだ。
「バタンっ」『もがっ!?』ドアをおもいっきり開けて優子は出てきた。『お待たせしましたッ!・・・あれ響介さんは?』『・・ドアの裏に居るよ。』優子がドアの裏を見ると響介がドアに鼻をぶつけて倒れていた。
あまりにもマヌケであった。




