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20 狂神との戦い

「あー、何もいい作戦浮かばねーなー。トリプルおっぱいサンドイッチがあれば思い浮かぶんだけどなー」


 大型の馬車に揺られ、俺が十七回目の控えめな要求をするも、ネムレス、ゴージン、サリン三名共無視してやがる。


「ゴージン、わかっているだろうが絶対に応じるなよ。この子は甘やかすと、とことんつけあがるからな」

「承知していルゾ」


 とうとうネムレスが口を開いたから、折れたかと思ったら――トリプルおっぱいサンドイッチする気になったかと思ったら……逆だった。ふぁーっく。


「この子、いつもこうなんですか?」

「ああ。いつもこうだ」


 サリンが苦笑しつつ尋ね、ドロカカが即答する。


「じゃ、じゃあせめて膝枕だけでもっ」


 最初に大きい要求して、次に小さな要求作戦してみる。


「甘やかすなと言いたい所だが、それくらいなら僕はいつでもしてやるぞ」


 ネムレスが小さく息を吐く。


「よしよし、我がしてやロう」


 ゴージンが強引に俺の頭をかかえ、太ももの上へと押し付ける。


「まあ、もう作戦は思い浮かんでいるんだけど、ちと不安がある。絵で俺達の偽者を出したとしても、ピレペワトは見抜いちゃうんだよな?」

「うむ。いかなる神も真実を見定める目をデフォで備えている。まやかしの類で誤魔化すのは不可能だ」


 俺の問いにネムレスが答えた。


「でも神聖騎士には効くだろうから、どうにかしてピレペワトと分断したいな」

「難しい話だ。奴は常にピレペワトの近くの亜空間に潜んでいる。亜空間の位置を特定できれば引きずり出すこともできるが、そんなものを探っている暇は無いし、分断しようとしても、ピレペワトが防ぐだろう」


 つまり偽者作戦は無理か。偽者に奇跡がかかったよう見せかけて、油断した所を――と思ったが。はいはい、作戦考え直し、と。


「敵に、記憶を失くして姿を見えなくする奇跡が、俺には通じないと知られてるのも痛いな。俺だけはどうしても警戒されそうだ」

「うむ。しかし君がこちらのジョーカーである事もまた事実。最初に狙われるのは太郎、君だ」


 その辺をどうにか利用できないものかねえ。神のわりと何でも見抜く目がとにかく厄介だ。騙まし討ちの類がしづらいからな。

 俺が向こうの立場でも、まず俺を狙う。当然だ。しかし……うーん……


「つーか、俺にだけ考えさせて、何でお前らは考えないの? ドロカカとかサリンとか賢者様で頭いーんだろ?」

「俺達の頭が良いというのは、お勉強が出来るという意味での頭の良さだからな。他人様をハメる、太郎のような悪知恵は持ち合わせていないのさ」


 にやにや笑いながらドロカカが言ってのけた。こんにゃろー……

 もし俺が向こうの立場なら、記憶消去と認識不可能の奇跡を開幕いきなり使う。そして全員呆けているうちに、速攻でそれが通じない俺を殺しにかかる。


「なあ、前世でリザレはどうやってその記憶を消す神聖騎士を仕留めたんだ?」


 ネムレスに向かって尋ねる。


「相討ちだ。記憶と姿を消す奇跡を発動させる際に、神聖騎士はどうしても近くに姿を現さなければならない。それを見越して、記憶が消えようとも消えまいともお構いなしの自爆道連れで仕留めた。だが太郎、その手段は許さないぞ」


 そこまでやらないと駄目だったのか……。許さんと言われても、俺もそんなことする気はねーよ。


「こっちも一人か二人隠す。んで、俺を狙ってきた所に、記憶消去されていない隠れた奴が飛び出て、カウンターだ。隠れるくらいなら、神の目で探知も無理だろ?」

「その者を見て、真実を見抜くことが神の目だからな。千里眼があるわけではない。いや、そういう奇跡を備えた神もいるかもしれないが、ピレペワトにはあるまい」


 俺の問いにネムレスが答えた。


「ディーグル、ドロカカ。この二人に隠れてもらおう。敵は記憶消去を速攻で使ってきて、呆けている隙をついて、俺を殺しにかかるだろう。それが一番効果的な手段だ。ディーグルとドロカカはその記憶消去を免れる位置から、記憶消去が起こった直後、俺を守り、神聖騎士を仕留めてくれ」

「一度見られていますし、露骨に不審がられますよ」


 ディーグルが速攻で異を唱えてきた。確かに言うとおりだ。いなければ警戒される。しかしここにいるメンツ、皆顔が割れちまっているしなあ……


「確実性の無い手段だけど、向こうも速攻で仕掛けてくるなら、こっちも賭けに出るしかないる。悪知恵の働く俺でも、今はこれが精一杯だよ。俺の絵で騙すことができない相手だからな……」


 正直、不安でたっぷりだが、向こうにとっても不安なのは同じだろう。向こうの必殺とも言える手が通じない俺がいるというだけで、それは脅威だからな。


***


 そんなわけで貧民窟とやらに到着したわけだが。


 初っ端からディーグルとドロカカには身を潜めてもらい、俺とネムレスとゴージンとサリンの四人で行動することにした。


 貧民窟の名は伊達じゃない。綺羅星町のあのごちゃごちゃとはまた違う感じで汚らしい。相変わらず石造りの街並みだが、ゴミが散乱してるわ、水溜りが多いわで、ある意味綺羅星町よりずっと汚らしい。

 そして、貧民窟に到着して一分そこそこで、突然俺達の前に、ピレペワトが現れた。


「お早い御登場だな」

「こっちからするとやっと来たかでございますうぅぅうぅぅぅっ!」

「お前に待たれていたなどと、ぞっとしない」

「ぞっとするとしないの違いがわかんねんだがあああ~~~っっ!」


 まずネムレスとピレペワトで、視殺戦と煽り合いが始まる。


「墨子と、お前の下僕らはどうした?」

「すぐにわかりマスでおじゃるのだべさああぁああぁ!」


 ピレペワトの足元の空間が裂ける。

 空間の裂け目から何か巨大なものが突き出て、ピレペワトがその物体に押し上げられていく。


「これはまさか……」


 目の前に現れた巨大なそれを見て、サリンが驚愕の面持ちで唸る。

 それは四つの巨大な顔がどろどろに融け合い、絡まりあった物体だった。そしてその中には見覚えのある顔もある。


「融合邪神ゾ」

「墨子……」


 ゴージンとサリンが同時に言う。そう、それは墨子が混ぜられた融合邪神だった。融けまくってはいるが、確かに墨子だとわかる。

 俺はモリノの話を思い出した。禁断の知識で複数の神を混ぜて正気を失わせるどうこうという話。あるいはここに来る前に俺達が戦った融合邪神も、ピレペワトの仕業か? ピレペワトは古代知識を手に入れ、利用しているわけか。


 何よりも……こうなった状態の墨子を助け出すことはできるのか?


「なるほど。どこかの遺跡で仕入れた、禁断の知識を用いたのか」


 呆れ顔でネムレスが融合邪神の巨体を見上げる。


「余裕かます余裕あるのかよてめえぇえっ! 余裕ふかせる余裕もぶっとばすぞおおおっ!」


 ピレペワトが叫ぶと、融合邪神はナメクジが這うような動きでゆっくりとこちらに向かってきた。


 ゴージンとサリンが構えたが、ネムレスは必要無いとばかりに片手を伸ばす。


「お前はどれだけ長い年月、僕と戦ってきたんだ?」


 ネムレスが溜息混じりに言った直後、融合邪神の動きが止まり、体のあちこちから臓物だの血管だの筋繊維だの神経だのが飛び出した。ネムレスの背中からも、内臓器官と剥きだしの筋繊維が混じりあった翼が生える。


 そういうことか……おそらくは、ネムレスの神蝕の応用。

 俺の想像は当たっていたようで、融合邪神の体が崩れていく。そして、三人の男女が全裸で飛び出てきた。その中にはすっぽんぽんの墨子もいる。おっぱいっ、おっぱいっ


「は、はあぁあぁぁぁぁ~?」


 御自慢の融合邪神をあっさりと撃破されたあげく、元の神の姿にまで戻されてしまい、ピレペワトはあんぐりと口を開いていた。


「僕とは相性最悪だとは思わなかったのか? それを考える頭も無いのか? 多少ペインは与えてしまうが、取り込まれた神の記憶をたどって元の肉体を再構築してやった。心を失ってはいないようだから、融合の術が解ければ正気にも戻るだろう。ただし、一人は心を失っていたようなので、殺しておく」


 やはりそうか。ネムレスの奇跡って、そんな応用もできるんだな。


「何でこうやることなすこと裏目えぇぇぇえっ! 俺の何が悪いか誰か教えてくださああいっ! 愛が足りないのかああぁぁっ!? じゃ、そういうことで。今日はお暇させていただきます」


 突然途中から普通の喋りになって、ぺこりと頭を下げると、ピレペワトは堂々と背を向けた。


 ていうか、俺の予測だと、最初に記憶消去と認識不可能の奇跡をかましてくると思ったのに、その気配が無い。まあ……ネムレスには効かない融合邪神を放っている事から見ても、こいつがまともな策を考えられるとも思えないが。いや、でもこいつがまともではなくても、神聖騎士の方はどうかわからんし。


「逃がすと思うか?」


 ネムレスが冷たい声と共に、ピレペワトを神蝕で攻撃する。


「いっでえぇぇぇええぇええぇいだああいぃあいぃぃぃやめれえええぇぇ!」


 体中から臓物や筋肉組織をあふれさせ、七転八倒するピレペワト。


 しかし……こんなんで簡単にケリがつくなら、伝承として各地で伝えられるほど、気が遠くなるくらいの年月、ネムレスとピレペワトは不倶戴天の仇同士として争いを続けてもいないだろう。

 ピレペワトだけなら、あるいは今みたいにあっさりと危機的状況に陥り、死んでいたかもしれない。そうさせなかったのはやはり、記憶消去プラス透明化という恐ろしい奇跡を持つ、こいつの神聖騎士の力があってのこと。


「海藤おおぉおおぉぉおぉ! オレサマ自ら囮してるんだし、さっさとやっちまえですうううぅぅうぅ!」


 ピレペワトが叫ぶ。海藤というのが神聖騎士の名か。

 囮をしている? 何でピレペワト自身がそんなことしなくちゃならないんだ?


「早くしろおおおぉ! 痛いだろおぉおぉおぉ! まだ駄目なのかよおぉぉおぉ!?」


 まだ駄目? 何かしらこいつらにも事情があるのか? 海藤って奴がすぐに助けに来られないような事情か? あるいは、奇跡の発動条件がある?


 そうか……わかったぞ。


「ネムレスっ!」


 俺が叫び、ネムレスに横から飛びついた。


「何だ?」


 身長差があるから苦労したが、どうにかして戸惑うネムレスの耳元へと俺の口を寄せる。


「記憶消去の発動条件は、追い詰められる事だ。神聖騎士本人か、主であるピレペワトが」


 ネムレスにだけ聞こえる小声で囁く。もしかしたらピレペワトが凄く耳もよくて、聞こえてしまうという可能性もあるが、そうなったらもう仕方がない。


 そして海藤自身が姿を現さないといけない。さらに加えて言えば、記憶消去直後にすぐに攻撃には移れない。強力無比な奇跡の代償として、こういった条件があるのだろう。

 あくまで防衛としてしか使えない力。記憶の消去も、限定された時間内の記憶を消すだけだ。これだけ特性を知れば、いくらでも対処はできる。


「あれ?」


 ピレペワトが怪訝な声を出す。神蝕による臓物の増殖は解けていないが、その表情から苦悶が消えていた。きっとネムレスがが、神蝕で与えるペインを解いたのだ。


「どうする? 今は動きを封じているだけだが、これ以上ペインを与えたら――記憶消去されるかもしれない。そして、君が襲われる。ディーグルとドロカカのいる方へ行くのが得策だと思うが」


 ネムレスの言葉に、俺はかぶりを振る。


「いや、元々あの二人は、俺を守るためだけではなく、ピレペワトの神聖騎士を仕留めるために隠れてもらったんだ。それに、今が仕留めるための絶好の機会だぜ。ピレペワトの神聖騎士が出てくるタイミングを狙って、俺が攻撃する。俺が仕留めきれなかったら、その時はディーグルとドロカカでダメ押ししてもらうさ」


 スケッチブックと鉛筆を呼び出し、描き始める俺。俺の奇跡を攻撃に用いると、俺にもペインが降り注ぐが、今はもうそれを覚悟でぶっこむしかねえ。それに俺のペインへの耐性は強いから、一人くらい殺した所で死にはしない。ただ、行動不能にはなるが……


 相手が出てくるタイミングが大体わかるのだし、その瞬間を狙って奇跡を発動させれば、うまくいけば記憶消去の奇跡と、その後に続くでろあう透明化の奇跡も、発動させないかもしれない。この二つは、セットで一つの奇跡になっていると思われる

 敵の奇跡を発動させても、そのまま押し切れる。俺達が敵の奇跡の条件を知り、なおかつそれを知られていない今この時が、これ以上無い好機なんだ。


「出来た。ネムレス、やっちまえ」

「わかった」

「ほんげえぇええぇぇえぇえぇえ!」


 ネムレスがペインを与えることを再開し、ピレペワトが再び絶叫した。


「ふー、またかよ……。一体いつになったら勝てるんだ」


 ダルそうな声と共に、丸顔の少年――ピレペワトの神聖騎士海藤が現れる。


 その直後、俺が奇跡を発動させた。

 スケッチブックのページが破れて浮かび上がり、光り輝く。このタイムラグはちょっと問題だぞ。しかしどうにもならない。


「む……」


 俺が奇跡を発動されているのを見て、警戒する海藤。しかし――遅い。こちらの攻撃の方が間に合う。

 海藤の空間の周囲に、焼き鏝、竹鋸、鞭、針、ドリル、ハンマー、頭骨粉砕機、三角木馬、ペンデュラムと、速攻で思いついた痛そうなものあれこれが、一斉に出現したかと思うと、海藤めがけてそれらが襲いかかった。


「うわあぁぁっあぁっ! 無し無し! これ全部無し! 皆記憶から消え、姿も見えなくなる!」


 悲痛な叫びと共に海藤が奇跡を発動させた。

 ネムレス、ゴージン、サリンの表情が激変する。呆けたような面持ち。そしてピレペワトを蝕んでいた神蝕の器官が全て消えた。


「ピレペワト! 早くそいつを殺せ!」


 憎々しげに俺を睨み、海藤が叫んだ。まあ流石に俺の仕業ってわかるよね。丁度絵の奇跡使っていたし、そのうえ記憶が消えていない俺の奇跡は、未だ継続中で海藤を苦しめている。


「ほえええ? 海藤が奇跡起こした後は、攻撃することもできない条件だったんじゃねえかよぉぉぉっ! お前は自分の奇跡の効果も忘れたのかあぁぁぁあ!」


 ピレペワトが言った。やっぱりそうだったか。でなければネムレスはこれまでの間に、記憶消去後にとっくに殺されている。


「アホかあぁっ! それは俺の奇跡の効果が及んだ奴だけだ! そいつはノーカンだ! そいつを生かしておくとまずい事になるから、そいつだけは絶対に殺すって段取りだったろうがあぁぁ!」

「あ、そうでしたそうでした。俺ってわすれんぼおぉおぉおおぉっ!」


 ピレペワトがへらへら笑いながら、俺に向かってくる。


 そのピレペワトが突然転倒した。


「うおぉおおぉぉ!? 何じゃこりゃあ! 立てねえぇええぇ!?」

「摩擦をゼロにしてみた。神とて立ち上がることはできまいよ」


 せせら笑うドロカカの声。いい所でやってきたな。


「黒髑髏の舞踏」


 さらにディーグルが和風魔法を炸裂させる。これはその中でも相当強い奴だったはずだ。

 そこら中に様々な衣装の黒い髑髏が溢れかえる。それらはピレペワトと、拷問継続中の海藤をも埋め尽くした。


「なんじゃこりゃあああぁぁあぁぁ!」

「もたもたしてないで……早く……何とか……」


 骸骨群によって骨でめった刺しにされる二人。海藤の方は最早風前の灯だ。


 ディーグルが俺の脇を抜けて疾走し、刀を抜く。その動作だけで、ピレペワトと海藤の体が縦に三枚下ろしにされる。

 海藤の体が薄くなり、消えていく。ペインの限界による消失だ。


 かつて散々ネムレスを悩まし、前世の俺を殺し、前世のリザレと相討ちでようやく仕留めた、ピレペワトの神聖騎士が、今回はわりとあっさりと屠られた――といったところか?


「ああああああ、嘘だろおおおぉお!? この状況で海藤が死んだら、俺はっ、俺はああぁぁぁっ!」


 骸骨にたかられたピレペワトが、絶望の面持ちとなる。


「ふむ……どうやら記憶消去されていたようだが、この状況を見る限り、うまくいったようだな」


 呆け状態から戻ったネムレスが、側にいるディーグルと、骸骨に覆われてあがくピレペワトを交互に見つつ、微笑んだ。


「トドメはお譲りしますよ」


 ディーグルがネムレスに言う。


「ありがとう。しかし譲られずともそうするつもりだった」


 ネムレスが再び異形の翼を生やし、神蝕を放った。ピレペワトの全身から内臓器官と露出した筋肉があふれ出る。


「うんぶぉぉゃおおぉおおぉーっ! 逝くうぅうぅぅぅぅぅぅぅーっ!」


 キモい断末魔の絶叫と共に、ピレペワトの体も薄れていく。そして俺の意識も……

 倒れかけた俺の体を、ネムレスが受け止めてくれる。俺に向かってネムレスが微笑みながら、何か声をかけてくれていたようであったが、最早俺の耳には届いていなかった。

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