表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神さま、うちに居候。  作者: 翡翠アマネ
1章 僕は神さまと出会う
4/5

4話 そらが居候することになった


 ばあちゃん家から帰ってきた。


 はい。


 なんやかんやでそらがうちに居候することになりました。


「勇さんの家、ちょっとわくわくします♪」


「そんなに喜ぶことかな?」


「喜ぶことですよ!俸燕ほうえん様と一緒に暮らせるなどわたしたち女神たちにとっては、一生の願いなんですよ!」


 女神たち……どんだけ俸燕が好きなんだよ……。


 ……いや、まてよ、僕が俸燕だったんだから、実質僕がモテているのでは?


 いや、そんなことないか!


 ……自分でいっときながらちょっと悲しいわ。


「そんなこといってる間についたな」


「おぉっ!ここが勇さんの……家……」


「え?」


 ふふんっ!


「じいちゃんが引っ越ししたから僕がもらった自慢の家!すごいだろう」


「え?勇さんの家なんかの財閥かなんかなんですか?」


 最近そらよくつっこんできてない?


 そんなことはさておき、


「僕ん家は母さんがちょっと仕事で成功しただけだから!」


「え?それ自慢じゃないですか?」


「もういいじゃん!」


ーーーーー


「おぉ~~!なかも広いですね!」


 そら、大はしゃぎだな。


「あっ、ところでわたしはどこで寝ればいいのですか?」


「あぁ、それはなんか知らんけど布団がエグいくらいにあるからそれで寝て」


「やっぱ勇さん家大丈夫ですか?」


「大丈夫だから!」


「……よかったら……一緒に寝ます……?」


「いや、僕はベッドあるから」


 うわ~~……。


 びっくりした~……!


「あ、そういえば今度友人と遊ぶんでした。どうしましょう、きていく服がありません……!」


「……それなら、明日服を買いに行こう」


「わぁ~~!ありがとうございます!」


 女の子なら、おしゃれはしたい年頃だからな。


 いや、神さまだから実際にはすごいおばあちゃんなのでは?


 これ言ったらそら怒りそうだな……。






 

いいと思ったら、評価とブックマークをお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ