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神さま、うちに居候。  作者: 翡翠アマネ
1章 僕は神さまと出会う
3/5

3話 僕の正体、そしてそらとの関係


俸燕ほうえん様は勇さん、ようするにあなたなのです」


 マジですか!?


 そしてわからん。


「いや、僕はその、俸燕?とかいうのじゃなくて、ただの田舎のばあちゃん家に泊まりにきた高三だから」


「なんかいろいろ情報量が多くて読み取れません」


「まぁ、一から説明しますね」


「よろしくお願いします」


「まずは、俸燕様について説明します。俸燕様とは、神の中で一番えらい、つまり帝王神様と、創造神様の間に生まれた、生命神なのです。俸燕様は、3歳ですべての力を極めた天才なのです」


「で、その天才が何で僕なの?そしてそらは何で僕の配下なの?」


「わたしはそんな俸燕様のお世話係として、創造神様、まぁ、今ではお母様のようなものです。お母様に生み出されたのです。ですが、ある日、何者かの手によって、俸燕様の神の力が失われてしまったのです。そして……」


「今ここに人間として生きている俸燕がいると」


「そういうことです」


「なるほどねぇ。で、今何でそらはここにいるの?」


「わたし、俸燕様に会いたくて、ずっと探していたのです」


 それはなんか申し訳ないな。


「で、そらはいくあてはあるの?」


「えっ?スゥーー……言われてみればありません」


 おばか。


「じゃあとりあえず、うちに来る?」


「えっ?いいのですか!?」


「いいよ、いいよ、僕、一人暮らしだし」


「やったー!念願の俸燕様と一緒に暮らせます!」


 そんなに喜ぶことかな?


 まぁ、騒がしい日常になりそうだな。



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