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神さま、うちに居候。  作者: 翡翠アマネ
1章 僕は神さまと出会う
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1話 神さまと出会った


 あなたは、神さまを信じますか?


 あなたは、幸せとはなんだと思いますか?


 あなたは、神さまがうちに居候したらどんな生活をしたいですか?


 そして、そんな日常がいつまでも、続けばいいと思いますか?


 これは、ある夏の日、ただの高三の僕に起こった、不思議な物語。


ーーーーー


 きっかけは、そう。


 夏休みで、僕がばあちゃん家に泊まりにいった時だった。


「散歩いってくる。いってきまーす!」


 高三の僕、成神なるかみ ゆうは田舎のばあちゃん家にいって、散歩にいくところだ。


「いってらっしゃい。どこにいくんだい?」


「さっき散歩いくっていったよね?」


 ばあちゃんボケてきてるな。


 ここは、だいぶ田舎。


 田んぼが広がって、僕のお気に入りだ。


「やっと見つけました!」


 そのとき、上から声がきこえ、


 ドサッ!


「あわわっ!ご、ごめんなさい……!」


「あはは……、だ、大丈夫だから……」


 僕の上に落ちてきました。


「うん……?」


 この子、少し変わった服装をしているな。


 白いワンピースに黒と灰色のローブを羽織っていた。


「ほぅ……」


「ど、どうしたの?」


 なんだか、やたらとみてくるな。


「やはり!」


 突然、その子は僕に片ヒザをついてこういった。


「わが主、俸燕ほうえんさま。ずっとあなたのお帰りをお待ちしておりました」


 ど、どういうこと……ですか……!?

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