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とあるおっさんのやり直しコンビニ再建記  作者: 真城 しろ
2号店 入社とアリガKの危機
8/10

商品企画部のお仕事

確認はしておりますが、文章に一部不自然な箇所などがあるかもしれません…

「今日からアリガKでお世話になる佐藤亮五と申します。よろしくお願いします!」

入社式の翌日。いよいよ今日からアリガKでの仕事がスタートする。

俺はインターンシップでの高い評価から、商品企画部と呼ばれる部署に配属されることとなった。インターンシップの時に知り合った高見さん、番田さんも同じ部署だ。


「うん、よろしくね。僕はここの部長の村雨修一(むらさめ しゅういち)。よろしくね3人とも」

コーヒーの入ったマグカップを片手にそう話すのはその説明の通りここ商品企画部の部長。40歳半ばで、スリム寄りの体系。しわひとつないワイシャツに真っ直ぐのネクタイを身に着けている。


「OK。そんじゃ次、ここでの仕事なんだけど、、、ここで全部説明してもわかんないことも多いだろうし、基本的なことだけ話しとくね」

そう言うと彼は、コーヒーの入ったマグカップに口をつけ、それから再び会話を続ける。


「ここは商品企画部。その名の通り、新しい商品を考えるのが仕事。その他にも、既存商品を今のニーズに合わせて改良したりもする。後はまあ、その時その時になったら教えるよ」


「「分かりました」」

俺たちはそう返事をした。


「ちなみに、うちには商品開発部ってのもあるんだけど、、、この違いは分かるかな?」


「えっと、、、すいません私はちょっと、、、創輝君はどう?」

「僕にもわかりません、、、佐藤さんはどうですか?」


「えっと、、、ものを考えるか物を作るかですかね?」

俺はそう答える。


「まあ、大体そうかな。うちの会社では僕たちは世間のトレンドやユーザーの評価から新しい商品を考えたり、商品を改良する案を出して、商品開発部が形にしてくれる。売価とか販売コストとかの調整のための話し合いとかあるから、結構うちともかかわりがある部署だから覚えておいてね」


「そうなんですね!わかりました」

解説を2人ともすっきりした表情になった。


「さて、そんじゃあ早速で悪いんだけど、この後すぐ夏に向けた商品開発の会議をしようと思うんだけど、そこに参加してほしい。前から開発してたものだから方向はだいぶ決まってるんだけど、君たちにも開発のアイデアや意見をもらいたい。急だし、今回は何も準備してなくていいよ。俺たちと一緒にアイデアを出していってくれればいい」

村雨部長はそう続ける。


「会議は30分後。そんじゃ、よろしくね。あ、それと一応ほかの商品企画部の人たちを会議室に呼んでるから、それまでには挨拶だけしといて。あとは開始5分前までに場所に着いといてもらえれば、それまではゆっくりしてて良いから」


「「はい!」」


★★★★


「それでは、今から商品企画部の企画会議を始めます。よろしくお願いします」


俺たちは挨拶を済ませた後、少し休憩を取り、会議室へ向かった。そして今から、俺たちにとって初めての会議が始った。

「さて、7月発売予定のスイカタルトについてですが、商品開発部に前回出た改善点などを報告し、試作2号を提出してもらいました。その他については企画開発部が試作品を開発中とのことです。早速試食、、、と行きたいところですが、皆さんご存じの通り、今日から新しい仲間が入りました。なので初めに、改めておさらいをしたいと思います。さっき紹介してくれたと思うけど、一応もう一度お願いできる?」


「はい。佐藤亮五と申します。今後とも宜しくお願い致します」


「番田創輝です。よろしくお願いします」


「高見勇気です!これからよろしくお願いします!」


「うん、3人ともよろしくね。じゃあ、今までのおさらいにはなるんだけど、まず、今は7月からの季節限定商品としてスイカを使ったタルトの開発を進めています。最近うちはスイーツに力入れてるんだよねー。2年くらい前にパンケーキとかが流行ってた時に、他社が結構なヒット商品出してて。うちは今までスイーツそんなに強くなかったからちょっと若いお客様を取られちゃって。それもあって今回は10代20代くらいの人に食べてもらえるような感じにしたいと思ってます。と、まあ、チョー簡単に説明するとこんな感じ。OK?」


「分かりました」

俺たちは現在企画中の商品について、簡単な説明をうけ、いよいよ俺たちの初めての会議が始まろうとしていた。


もしよければ、評価ポイントやブックマーク、お気に入り登録などをしていただけますと幸いです!!

また、作中に誤字や文章として破綻している箇所などございましたら、優しく教えてくださるとありがたいです。

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