表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

幸せなバビロン

作者: An






バビロンは死神でした








兄の死神タナトスと一緒に









人の命の時間があと5秒になると









その人に会いにいき









魂を奪います









それをお父さんのハデスに









持っていくのが仕事でした










バビロンは兄のタナトスと正反対










魂を奪う自分の仕事が嫌いで










やりたくありませんでした










だから兄の目を盗み小さな子どもの











命の時間が終わりそうになったら











悪いことをしてる人の命の時間を












小さな子どもにあげたりしていました













でも死神は命の時間を取るのが仕事で












命の時間をあげるのはルール違反です











バビロンはルールを破ったことを











父のハデスに見つかってしまい













罰としてバビロンは人間にされました












バビロンは人の魂を奪わなくてすむと











心の中は嬉しい気持ちでした











バビロンは人間になり














たくさんの命を救って












たくさんの人に慕われるようになりました













バビロンは国をつくり王になりました














その国はバビロンといわれるようになり













人と人が助け合い手をつなぐ国でした












バビロンにはレビという子供も産まれ













人々はバビロンを神様といいました













バビロンは神ではなくなりましたが












神のときより幸せでした













しかしバビロンの人間としての命の時間は












終わってしまいます













タナトスがやってきました















「バビロン、お前の命の時間は終わりだ」













タナトスはバビロンの魂を奪い













ハデスのもとに持っていきました














魂となってしまったバビロンをみて
















父のハデス、母のペルセポネーは












悲しみます














一度魂になると次は地獄か天国に













いくしかありません












父ハデスはルールを破り















自らの命と引き換えに













バビロンをもう一度生まれ変わらせます














ハデスは魂となり














ハデスの代わりはタナトスが継ぎます














タナトスは母のペルセポネーの魂も













奪ってしまい自分の好きなような















死神の国をつくりました














バビロンは地球に羊として生まれました













バビロンは昔の記憶がありました












バビロンは自分の国へ向かいます














自分の国に着くとバビロンは人間に













捕まってしまい丸焼きにされ














バビロンの跡を継いだ子どもの














レビの夕食に捧げられ














食べられてしまいました














バビロンの魂は天国で















父ハデス母ペルセポネーと














仲良く暮らしました














父と母と暮らせてバビロンは幸せでした
















おわり




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ