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潜入 【八】

 これで潜入は終わりです。次回は本編ではなく外伝編のほうを更新しますのでお楽しみ下さい。^^

――アルマン班――



「どうやら間に合ったようだな」


ユーファングとの戦闘後、司令からの通信を受け取ったアルマンたちはレイナたちより先に合流ポイントにたどり着いた。たどり着くまでの道のりの間、彼らは何人かの兵士を倒したが、その数は自分たち侵入者がいると分かっておきながらということを考えると幾分、少なすぎる気がした。


「みなさん、急いで乗ってください〜! !? 副隊長たちはどうしたんですか?」


ケンたちの姿が目視できる前から暴れる気持ちを抑えることができなかった彼女は一足先に彼らの到着を乗艦口で待っていた。ケンの顔を見た彼女は歓喜の心で胸がはちきれんばかりになったが、すぐにレイナたちの姿がないことに不安を募らせた。

そんな彼女をアルマンはいたって落ち着いた声色で落ち着かせた。そして彼女に詳細は艦橋で話すことを約束すると急いで三人は艦橋まで続く直通エレベーターに乗り込み、司令の下へと向かった。

エレベーターが艦橋にたどり着くと、彼らは扉が完全に開く前に半ば強引に飛び出した。そして焦る気持ちを抑えながらアルマンは自分たちの身に起きたことと、レイナたちの現状を伝え、離陸を遅らせるようオルフィスの艦長に願った。


「良いだろう。やつらを置いていくわけにもいかんからな。とにかく無事でなによりだ。とにかく後のことはワシに任せておけ」


アルマンたちの報告を聞き終えてまもなく、甲高い音を響かせながらオルフィスのレーダーは敵部隊が接近していることを艦員に警告した。


「どうやら敵も気づいたようだな…。よし、ステルス・フィールドの展開を解除! 戦闘準備急げ! バリア・フィールドの展開! 同時に砲撃準備に取り掛かれ!」


レーダーが示す敵の数、位置を下にヒッターは各員に素早く、そして的確に指示を出し始めた。その姿は正に彼がどのような修羅場をくぐってきたのかを鮮明に示すかのごとく、威風堂々としたものであった。

敵はまだ目視で捉えるほど接近はしていなかったものの、やはりこちらは動かない巨大な的のようなもの。敵機動戦車の中には長距離射撃砲を装備しているものがいるようで何度か、オルフィスのバリアに直撃した。

 オルフィスはアルフォードの最新技術を詰め込んだ戦艦であったが乗組員のほとんどが戦闘を経験していないものばかりであった。敵の砲撃はバリアには直撃し、その衝撃は艦全体に走るものの砲弾はバリアを貫いていないため、オルフィスは無傷である。しかし、これが初戦闘になる者はその衝撃に恐怖し、冷静さを失っていた。その中には弱々しく悲鳴を上げる者さえいた。


「うろたえるな! フィールドの出力が低下しようとも気合で何とかしろ! 砲撃の手を緩めるな! 撃って撃って撃ちまくるのだ!」


怯えるクルーにノリスは心の内まで響くような大声で指示を出した。その声色は確かに迫力のあるものであったが怒りは込められておらず、先ほどまで脅えていた者たちも冷静さを取り戻していた。


「九時の方向に新たな反応を確認! これは…、副隊長たちです! !? 更に後方より複数の敵反応確認! 内、三機は機動戦車です。このままでは敵に追いつかれてしまいます!!」


『任しとき、リリスちゃん♪ ここはわいに任して格納庫のハッチ開いてくれや〜♪』


レイナたちの生存に心から安堵したリリスではあったが彼女らを追跡している敵部隊を見て再び不安で胸が一杯になってしまった。

そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、意外にもケネスであった。しかし彼の姿はどこにも見当たらない。それもそのはず、彼の声は通信機を通して聞こえているのだ。モニターに移る映像を見るかぎり、それは機動戦車の中であった。

オルフィスの格納庫には特戦の幅広い任務内容を想定して三機の機動戦車が配備されている。配備された機動戦車はアルフォード軍の次世代機として開発中の最新機動戦車で名を《ウォーリス》という。試作機ではあるものの、既に量産化が決定しておりそのスペックは旧世代機とは比べものにならないほど向上している。


「えっ? いったい何をするつもりなんですか?」


『な〜に、ちょいと姐さんたちを向かえに行ってくるだけや。あ、ちなみに拒否権はないで〜♪』


リリスはケネスが何を考えているのかさっぱり分からなかった。現状から考えて、彼が向かったところで何かができるわけではないと思ったからだ。しかし、リリスはモニター越しに映る彼の表情がいつもより少し違うような気がした。確かにその表情はいつものようにヘラヘラと笑っているのだがその眼は笑っておらず、迫力があったのだ。

彼女はどうしてよいか分からず、すかさず司令に助けを求めた。するとこれまた意外に司令は彼のこの身勝手な行動を承認する意志を示したのであった。


『ほな、ケネス行きまっせ〜!』


格納庫のハッチが開くとケネスは待ちわびていたかのように搭載されたブースターの出力を全開で流星の如く滑走した。  




――レイナ班――



「くそ、もうオルフィスは見えているってんのに…、このままじゃやつらに追いつかれちまう!」


敵部隊の追跡から逃亡すること数十分。限界を当に過ぎている脚部は既に痛みすら感じなくなり、もはや彼らは自分たちが走っているのかさえ分からないほど衰弱しきっていた。それでもここまで敵の追跡を逃れたのも彼らの精神力の賜物といえるだろう。

しかし、オルフィスまであとわずかというところで当等彼らの気力でもどうしようもないくらい体が動かなくなった。特にマックは巨体でありその上、五十キロもするガトリング砲―バルスト―抱えながらレオンを背負っているため、その疲労は深刻なものであった。


「!? マック、見て! オルフィスから何かが向かってくるわ」


彼女らが半ばあきらめかけていた時、レイナはソレが忽然とやってくるのをその眼に捉えた。

最初はうっすらとしか見てとることができなかったが徐々に近づいてくるにつれてその蒼く輝く輪郭をはっきりと捉えた。


「くく、どうやら限界のようだな。ここまでがんばった褒美だ。楽に逝かせてやる。各員、俺の合図と共にいっせい――っ!!」


敵機動戦車ベリルの搭乗者がレイナたちに標準を合わせようとした時、突如視界が真っ白になってしまった。彼は自分の身に何が起きたのか分からず次の瞬間、彼のベリルは大爆発を起こし黒煙を上げた。

目の前で爆発した機動戦車に他の敵兵は唖然としてしまう。そして黒煙の向こう側から蒼き機動戦車がさながら蒼天を華麗に飛び交う鷹の如き風格で滑走してくることに気づく。


「姐さ〜ん、レオン〜、あんまり遅いんで向かいにきましたがな〜♪」


「ケネス! ありがとう、助かったわ」


「おいこらケネス! 俺様を忘れるんじゃねぇ〜?!」


どんなに緊迫した状況であれ、この男はシャレを忘れることはない。だからこそ頼もしくもある。いつものようにマックをイジるケネスを見てレイナは彼の底知れぬ精神力に感服していた。吐きゼリフは余裕がなくても述べることはできるがシャレは余裕がなければ不可能だ。それなのに彼は単身機動戦車一機で敵部隊に突っ込んでくるという無謀なことをしているのに、その声色はいつものように軽く、そしてシャレまで平然と放った。いくらいつもこのような調子だからといってこのような命の危険性の高い場所で言えるのは命の危険性も察知できない馬鹿か、それほどまでに余裕をもてるほどの自信があるということだ。レイナはこれまで彼と接してきた経験から間違いなく彼は後者であると断言し、感服しているのだ。


「文句は後で聞いてやるさかい、はよ乗りなはれ〜」


そのように思われているなどケネスは知る由もなく、機動戦車の左マニュピレーターを開き、地面につけると彼女らをその上に乗せた。最もいつもの調子でマックだけを置いていこうとしたわけだが……。


「敵機動戦車が逃げるぞ! 撃て、撃て〜!!」


突然、現れたケネスが扱う機動戦車に敵兵は驚愕しながらも必死に破壊しようと砲撃し続けたが放たれた無数の砲弾のうち、一つとしてウォーリスに当てることはできなかった。


「甘い、甘い〜♪ そげな腕でよう機動戦車乗りが勤まるな〜」


皮肉を述べるケネスの機体はまるで決められた道を進むかのように動きに無駄がなく、あっという間にオルフィスにたどり着いてしまった。


「三名の収容を確認しました。離陸スタンバイ、ケネスも早く帰還を」


「いや、どうもそうはいかんようや…」


レイナたち三人を直接艦橋に下ろしたケネスはリリスの指示に従うことなく、機体を反転させると背部にマウントされていたガトリング砲を正面に向け、肩部に固定した。


「このままやったらオルフィスは狙い撃ちされてしまう。わいがここでやつらを食い止めるき、はよ離陸しなはれ!」


ケネスから放たれた言葉に一同は騒然とした。


「そんな! それじゃケネスを置き去りにすることになります!!」


「バカなことしてないで早く戻りなさい、ケネス!」


「姐さんの言うとおりだぜ! 文句を言わずさっさと戻りやがれこの馬鹿野郎!!」


彼の言葉にリリス、レイナ、マック三人が三人とも同じく彼の言葉に反論を返した。しかし、そのような返答ははなから分かっていたかのようにケネスはそのまま機体を前進させた。


「わいのことは気にせんでええ。な〜に、別に今生の別れというわけやないんや。ほんじゃ運がよければまた会いましょ〜♪」


そしてケネスはそのまま振り返ることもなく一直線に、追跡してくる敵部隊目掛けて滑走した。


「メインエンジン点火……。総員、離陸時の衝撃に備えよ。オルフィス発進!!」


その言葉は唐突に放たれた。ヒッターは、いつもと変わらぬ堂々とした態度で艦員に離陸命令を出した。まるでケネスという隊員がはなから存在しなかったかのように、その声色に迷いはなかった。


「そんな! 本当にケネスを見捨てるんですか!? 彼は自分たちの仲間ですよ!? そんな彼を平気で置き去りにするなんてどうかしていますよ!? 司令は所詮自分たちを単なるコマとしか――っ!!!」


その一言にケンは当等押し殺していた内なる思いをヒッターにぶつけた。何故、助けようと思わないのか? 何故、そうも簡単に仲間を見捨てられるのか? 何故、仲間を見捨ててもそのように平然としていられるのか? 彼には到底理解できなかった。

だがそんな理性の爆発したケンに司令は軽くため息をつくとそのままの状態で彼の顔面に思いっきり裏拳を放った。その硬い拳は完全にケンの不意をつき、見事にクリーンヒットした。突然、自分の顔面に襲った衝撃にケンは何が起きたか分からず無残にもその場に崩れ落ちた。


「目が覚めたか、ケン。お前は何か大切なことを忘れているぞ」


「司令の言うとおりだ、ケン。ケネスはおれ達のことを考えて自ら残ることを決めたんだ。このままお前の言うとおりおれ達が戻れば、それはケネスの意思を無駄にすることになる」


司令の言葉に続き、アルマンがケンに問いかけるように司令の考えを代弁した。その内容はケンも分かっていることであった。だがケンは理屈で動く人間ではない。彼はいつも己が信じる義の下に動いてきた。その中に仲間を見捨てるというものは存在しない。だからこそケンはどうしても食い下がることができないでいた。


「…それは、それは分かっています! でもオレは、オレはもう、誰も失いたくないんです!!」


「ケン、あなたの言うことはよく分かるわ。その想いはワタシたちも一緒よ。でも時としてワタシたちは苦渋の選択をしなければならない。例えそれが仲間を見捨てることになっても、ワタシたちは任務遂行を優先させなければならないわ。それが国に忠誠を誓ったワタシたち軍人というものよ」


レイナから放たれた言葉は非常に柔らかい声色していたがその内容はケンにとって一番言って欲しくないものであった。自分はケンという一人の“人間”である前に、アルフォードの“軍人”である。そして軍人が何よりも優先させなければならないのが任務。それは軍人になると決意した時に重々理解していたつもりであった。だが所詮、“つもりだった”ということを紅髪の剣士は彼女の言葉が耳に入ってきたときに痛感した。

何も反論することができない自分に悔しいのか、ケンは唇を血が出るまで噛み続けている。そんな様子の彼を見てマックが頭を掻きながらそっと近づくとケンの両肩をぐっとつかみ、彼の眼を見つめながら“軍人”としてではなく、“男”としての意見を述べ始めた。


「おめえの気持ちはよく分かるぜ。俺だってあいつを置き去りなんかにしたくねぇ。だがな、ケン。男だったらここはあいつの気持ちを受け止めるべきだぜ! へっ、それにしても何一人でかっこつけてやがるんだかケネスの野郎め。ま、あの野郎のこった、案外すんなり俺たちの目の前に現れたり……」


突如、バベル基地の方角から衝撃波と共に激しい爆発音が響き渡った。唖然とするケンたちが見たものは、先ほどまでバベル基地があった場所から巨大な黒煙がもくもくと昇っている光景であった。


「ウォーリスの反応…ロストしました……」


リリスは自分でも言っていることがよく理解できなかった。だが目の前のモニターに映るケネスの登場するウォーリスの反応が忽然と消えたのだ。

彼女の発言に誰しもが言葉を失った。頭で理解できても心がその事実を拒絶する。時が止まるとは正にこのことだと艦橋にいた全ての人間が思った。

司令のヒッターでさえ、一瞬自分の目と耳を疑った。

事実を次第に受け止めだした彼らはその場に立ち尽くし、下を向くしかなかった。沈黙が艦橋を多い尽くしていた。

ケンは目を見開いて必死で目の前に映し出される光景と先ほどリリスの述べた事実を拒絶しようとした。だが何度拒絶しようとしてもそれらの情報が何度も自分の心に入り込もうとする。そしてようやく事実を受け止めた時、彼の内側から表現しようのない感情がこみ上げてきた。そしてそれはあっさりとケンの理性を貫くと一気に外側へと溢れ出した。


「あ、あ、っ!! うあああああああああああああああああああああああああ!!!!」


ケンの悲痛の叫びは一気に艦橋の沈黙を吹き飛ばした。その勢いは治まることをしらず、どこまでも、どこまでも響き渡るのであった…………。





第一部主な登場人物の紹介


〜アルフォード王国〜


―特殊戦略部隊―


ケン・シュナイダー:第一部の主人公:16歳:男性:紅色の短髪:黒色の瞳:アルフォード王国の機動歩兵として前線でその自慢の剣術を巧みに使って活躍していた。その腕が買われアルフォード国王直属の部隊で特殊戦略部隊、通称『特戦』に配属される。彼が軍に入隊したのには悲しい過去が関わっている。彼が使用する剣術は天魔無双流と呼ばれるものでそのあまりに巨大な力のために神にも魔にもなれると言われている。またその所持する剣もこの世界で流通している両刃の剣ではなく、片刃の剣、刀である。情に熱い男でこの情こそが彼の長所でもあり短所でもある。新たな刀、《グラディス》を手に入れる。



アルマン・ギルガネス:隊長:26歳:男性:黒色の中髪:茶色の瞳:人柄がよく誰にでも好かれる人物。任務のために冷酷になろうと努力しているがいざとなると人命を優先してしまう。ギルガネス家の人間で超人的な運動能力を持つ。その運動能力は発射された弾丸を簡単に避けられるほど…。刃物から銃までありとあらゆる武器を使いこなすエキスパートでもある。【アルフォードの戦神】(もしくは戦神)という二つ名でディーベルクの兵士から恐れられている。以前、リースというレギオスの妹と恋人関係にあったが任務中誤って彼女を殺害。これによってレギオスの恨みを買い、親友から敵へと変わってしまう。レイナに特別な感情を抱き始めている。



レイナ・フランク:副隊長:25歳:女性:紫色の長髪:緑色の瞳:隊の中では頼れるお姐さん的存在。狙撃の名手でその集中力は三日間、同じ射撃体勢でいられるらしい。アルマンに特別な感情を抱き始めている。



マック・エイガー:ムードメーカー:20歳:男性:茶色の短髪:青色の瞳。大柄で長身。細かいことは気にしない豪快な性格。基本的にバルカン砲などの重火器を使用して戦うが他にも白兵戦用に大薙刀を使用する。ケネスによく振り回される悲しい人。今回、倒れたレオンを背負うという優しい一面を見せた。



レオン・マッケイン:天才:17歳:男性:水色の中髪:銀色の瞳:IQ200を越える超天才。言葉数が少なく、無愛想。その頭と魔法で数々の戦いを勝利へと導いてきた。また、ハッキングを得意とし、セキュリティー解除や、情報の奪取なども行う。いつも読んでいる古文書は唯一自分の記憶を辿る手がかり。今回、初の上級魔法を披露した。しかし、発動後、疲労により気絶してしまう。



ケネス・フロイド:曲者:20歳:男性:黄土色の中髪:黒色の瞳:妙な言葉遣いをするお調子者だが任務の時には隠れた冷酷さを見せることがある。爆弾に関しては確かな腕を持つ。特戦の曲者的存在。新兵器の開発に成功。マックをからかうのが得意。今回、新兵器、《グラディス》により大活躍をみせた。しかし、その後一人、機動戦車で基地に残り、生死不明となる。



リリス・クラフト:オペレーター:16歳:女性:朱色の中髪:水色の瞳:性格は非常に明るく、特戦のマスコット的存在。彼女の存在が隊員の戦場で受けた心の傷を癒しているのは疑いようがないだろう。オペレーターとしての腕も確かなものを持っている。ケンに対して特別な感情を抱き始めている。



ノリス・ヒッター:司令官:56歳:男性:灰色の短髪:茶色の瞳:若かりし頃は【戦場の稲妻】という二つ名で恐れられていた。今でもそのたくましい体つきは衰えておらず、また歳を取ったことでより一層その風格は増している。人としても戦士としても隊員達に影響を与える人物。ちなみに【戦場の稲妻】という二つ名は彼が使用するガントレットが電撃を流すことが由来。国王とはフィルスをやるほど親しい仲。今回、司令としての本領を発揮した。




〜ディーベルク王国〜


???:黒騎士:??歳:男性:??:??:今回チラッと登場したディーベルク最強の戦士。とにかく謎! とにかく黒い!





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